
【VERY NaVY6月号掲載】
ベーシックカラーでも“ドラマチック”は叶います
お出かけ白&ネイビーに、新たな一手!
旬の空気感を楽しみながらも、軸は決してぶれない。
あくまでコンサバ、あくまでエレガント。
そんな女性にとっての永遠のベーシックカラー白とネイビーに、更新感と華やかさをプラスするなら?
理想の形を「エポカ」の初夏アイテムで探ります。
“表情豊か”な一枚でコーディネートに新風を!
優美なプリントに心躍る肌触り抜群のサテンパンツ
トレンドを品よく着地させてくれるのは
清潔感ある白&ネイビーの持ち味。
旬のディテールを気負いなく取り入れて高揚感ある装いをアップデート!

程よい光沢感のあるサテンパンツは、 エスニックなフラワープリントが着こなしをがらっとお出かけムードに変えてくれる。コードで調節できるウエストゴムだから着心地もラク。ネイビーのニットジレを効かせて、シ ンプルモダンに着こなすのが大人な選択。
一枚でサマになるラッフル使いが週末のエッセンスに
ハイゲージコットンジャージーのほんのり艶のあるカットソー。適度なハリ 感としなやかな風合いでまるでブラウスのように着られ、アシンメトリーに配されたフリルが個性を発揮。ブルーの発色が美しいコットン×リネンのデ ニム調パンツを合わせて、カジュアルな中にもエレガントさを忘れずに
フォルム美なセットアップでネイビーをモダンに昇華
和紙を使用した軽くて涼感のあるニット「La maglia estate」 は、エポカで不動の人気を誇る シリーズ。立体的に仕立てられ たトップスと美しいフレアスカ ートの組み合わせがいつもの〝コ ンサバなネイビー〟とは一線を画す、美しいシルエットを演出。通気性のよいニットはドライなタ ッチだから、夏に向かうこれからの季節にぴったり。
白トップスに求めるラクして映えるきちんと感
ニット×ジレの重ね使いで大人の余裕を表現
薄着の季節におしゃれを左右するのは 白トップスの存在感。 オフらしいリラックスさがありながら旬のエッセンスが漂う一枚が着こなしを品よく整えてくれる。

カーディガン感覚で軽やかに羽織れる「La maglia estate」シリーズのニットジレで、白トップスを更新。今季気分のベージ ュ合わせで、トレンドを意識した配色に。スカートは細番手の糸を使用した繊細な透け感と光沢に上質さが宿る麻100%。適 度なボリューム感のギャザーフレアシルエットで、シンプルながらも美しい印象を漂わせてく れる。
白T改め白ニット奥行きある素材で大人のワントーンに
可愛げある透かしニットをあえてクールにまとめるのが新鮮
潔いオールホワイトは今年気になる装い。 ひとさじのエレガンスを加えてくれる表情豊かなニットを合わせれば自分らしさも新鮮さも手に入る。

ぐっと印象深く導いてくれる、 レースのような透かし柄が特徴 のニット。やわらかくて穿き心地も抜群なリネンコットンのデニム風パンツ。素材選びにもこだわれば単調に見えないワントーンコーデが完成する。
白&紺が基盤の毎日に“リラクシーな赤”でアクセントを!
日常をドラマチックに導いてくれる赤はエンパワーメントなエッセンス。 気張らずに取り入れられる濃すぎず薄すぎずの絶妙なトーンが気分。
大胆フェミニンなプリントワンピで何気ない日にも特別感
ひと足早くバカンス感を満 喫できる、オリジナルサラ サプリントのワンピース。ウエストと衿元に入ったギャ ザーがリラックス感をあと押し。総裏仕立てだからアンダードレスなしで気軽に着られるのも嬉しい。

いつものベーシックをハッとする赤でときには気分転換
ツイードのような編み地を フレンチスリーブに採用した小粋なニット。コンパクトなシルエットがパンツと もスカートとも合わせやすく、コーディネートの幅を広げてくれる。脇の内側にはインナーが見えないようガードが付いている心遣いも。

ポジティブムード漂うスカートに高揚感を託したい
ベーシックなトップス合わせでもカーブのヨーク切り替えが小気味いいアクセントに。ウエストのフロントはすっきり見えながらも、背面にはゴムが入っているからストレスフリーな着心地。

印象的なブルゾンでベーシックな装いをスタイリッシュに刷新
気品漂うジャカードが休日の鮮度を高めてくれる
ワンツーフィニッシュの着こなしでも 存在感のある素材を選べばよりリッチで洗練された佇まいに。 ブラウス感覚で纏うブルゾン使いも新鮮!

シアー感ある素材で軽やかに着られるジャカードブルゾンは、主張しすぎない抽象的な柄がONにもOFFにも活躍。ラグランスリーブのフォルム感あるシルエットだから、一枚でブラウスの ように着てもサマになる。裾に入ったドローコードでシルエッ トを自由に調整可能。きゅっと 絞ればスマートな印象に。
撮影/長山一樹〈S-14 〉(人物)、坂根綾子(静物) スタイリング/斉藤美恵 ヘア/Kotaro メーク/島田真理子 〈UM 〉 モデル/申 真衣 取材・文/佐々木陽子 デザイン/蓬田久美子 編集/磯野文子