今すぐ着たい、トレンド春コートを6つご紹介。
上品かつ紳士的なトレンチコートや、
さまざまな機能性を兼備するステンカラーコートなど
今期イチオシのコートをピックアップしました。
ぜひ春のワードローブにお迎えください。

シグネーチャーモデル
“クリフォードコート”

アメリカのポール・スチュアートで50年以上の長きにわたってCEOを務めたクリフォード・グロッド氏の名を冠した、シグネーチャーモデル「タイロッケンコート〈クリフォードコート〉」。ライトウェイトながら適度なハリ感と光沢感のある高密度コットン生地を使用しております。ラグランスリーブでゆとりをもったシルエットとチンストラップなどの特徴はそのままに、ビジネスシーンからちょっとしたお出かけまで気兼ねなく羽織っていただけるようミドル丈に仕上げました。トレンチコートの原型とも言われているタイロッケンコートはベルトを結んでシルエットをすっきりさせた上品な着こなしがお勧めです。

圧倒的機能性を誇る
トラッドなスプリングコート

英国らしいクラシックなデザインを継承したステンカラーにフードをあしらった、「DOVER HOOD（ドーヴァーフード）」。軽量感とストレッチ性を併せ持つ合繊ツイル素材を使用することで、ストレスフリーな着心地を実現するとともに、シワになりづらく持ち運びも便利な機能性抜群のコートに仕上げました。フードは取り外し可能なため、フーデッドコートとステンカラーコートの2WAYで着用いただけます。ヒップがやや隠れるぐらいの着丈はコートでありながら軽快に着ることができ、ビジネスシーンから休日のお出かけまで幅広いシーンで活躍します。涼し気なアイスグレーとベーシックに着回しができるネイビーの2色展開。

ミニマルなステンカラーは
クリーンに着こなして

国内屈指の合繊素材の産地である北陸地方の素材を使用し、その生地を強圧縮することでコートに最適なハリ感を実現させたステンカラーコート。シックな色味と程よい光沢感が生み出すクリーンで紳士的な雰囲気を活かすために、あえてミニマルなデザインで仕上げ、汎用性の高い仕上がりに。袖なしの中わた入りライナーが付いており、長いシーズン着用できるのも嬉しいポイントです。装飾が少なく見た目がシンプルなステンカラーコートだからこそ、カチッとしたスーツスタイルからデニムやサマーニットを合わせたカジュアルスタイルまで幅広いスタイリングをお楽しみいただけます。

清涼感溢れる新色
“ケンブリッジブルー”が
新登場

2020年春夏シーズンにデビューし、好評を博した「FEATHER-TECH PAC/フェザーテックパック」シリーズ。その名のとおり羽のような軽さが大きな特徴で、春の軽快な気分をいっそう盛り上げてくれる着心地です。付属のポーチに収納できるパッカブル仕様やはっ水などの機能も兼備しているため、梅雨時や旅行先でも活躍します。オーセンティックなAラインシルエットや衿の開いたパターンが程よい抜け感ときちんと感を演出し、どんな装いにもマッチすること間違いなし。今期は春夏シーズンにふさわしい、清涼感溢れる新色「ケンブリッジブルー」が登場。春のアウターコーデをアップデートしたい方にイチオシの一着です。

モダンなカラーブロック
デザインに注目

クラシカルなトレンチコートのディテールを採用しながらも配色デザインにすることでモダンにアップデートしたカラーブロックトレンチ。繊維内部がストロー状の空洞になっている中空糸を使用したポリエステル素材は程度な肉感と反発感があるため綺麗なシルエットを演出します。加えて、内側の生地端には配色のパイピングを施して、脱いだ時にもさりげなくオシャレを感じられるデザインに仕上げました。トップスにはカットソーやスウェットと合わせて、ボトムスにはワイドパンツを合わせた全体的にゆったりとした雰囲気のカジュアルなスタイリングがお勧めです。

時代を越えて蘇る
極上のシルクレインコート

1946年、当時はまだ地味とされていたレインコートをおしゃれ着へと昇華させ、飛躍を遂げたサンヨーコート。会社設立80周年を迎えた2023年、アーカイブ展にて披露された当時のコートは話題を呼び、現代におけるトップクラスの素材と職人技によって装いを新たにブラッシュアップし、“極上のシルクレインコート”として復刻を果たしました。細い糸を高密度で織り上げたシルク生地は美しいドレープ感と程よい張り感を併せ持ち、はっ水機能も兼備しているため雨の日でも気兼ねなく着用いただけます。ラグランスリーブで肩から袖にかけては立体的に丸みを描くクラシックなフォルムに仕上げ、ベルトのバックルはコートと同じシルク生地でくるんで手作業でつくったクラフツマンシップ溢れるディテールです。リュクスなムードが薫る、極上のレインコートを是非ご覧ください。