【おしえてカモシタさん】Vol.2 ポール・スチュアートのキーワード“ナチュラルショルダー”を語る


 

 

メンズディレクターの鴨志田康人が、「ポール・スチュアートの原点・代名詞であり、一番ポール・スチュアートらしさを感じる」と語るのが、ジャケットの肩の作り“ナチュラルショルダー”です。

ポール・スチュアートは、美しいフォルムと着心地の良さを同時に実現する日本人の体型にフィットした立体設計により、着る人の魅力を引き出すスーツやジャケット、ブレザーを展開していますが、いずれも丸く立体的な背中の設計と、首に沿った襟づくり、厚みのある胸のドレープ、そして、誇張せず自然に見せる肩の作り=ナチュラルショルダーにこだわりがあります。

好評連載【おしえてカモシタさん】第2回は、アメリカ生まれの“ナチュラルショルダー”についてディレクターが語ります。

 

Movie&Photo. Yoshimi Seida / Text. Makoto Kajii Edit. FUTURE INN

 

 

クラシカルな表情に、適度なリラックス感を漂わせる、自然な肩のライン

 

アメリカントラディショナルの上衣の肩の作りといえば“ナチュラルショルダー”が基本です。テーラーによるハンドメイドが主流だった20世紀前半までは、英国流の肩パッドがしっかり入った威厳のある構築的な肩周りが主流でしたが、大量消費国であるアメリカで縫製用のミシンによる開発が進み、既製服の大量生産が可能になると、「誰にでも似合う肩線」であるナチュラルショルダーが世の中に浸透していきます。

 

 

「スーツは肩で着る」というのは肩のフィット感を指しますが、自然な肩ラインを演出するナチュラルショルダーは、肩パッドをあまり使わず、見た目にソフトな印象を与えながら、軽い着心地も実現します。

 

 

 

動画で鴨志田ディレクターがナチュラルショルダーの説明に使っているスーツの組上は、ワイドピークドラペルのダブル6ボタン。品格ある立体的な襟返りがエレガントで、クラシックな印象を与えながら、インナーライニングを軽くしたエフォートレスな着心地が味わえます。
組下は2インプリーツテーパードで、ストレートポケット。ピスポケットは両玉縁の左右釦付で、ウォッチポケット付きのディテールが特徴。どちらも生地はウール×モヘヤで、太い糸番手の平織物がクラシカルでいてモダンな雰囲気を醸し出します。

 

 

ディレクター鴨志田康人がスタイリングした、春のTPO=Vゾーン

 

【ビジネスシーン】

 

 

 

【セレモニーシーン】

 

 

 

【デート&ディナー】

 

 

 

春のセレモニーには、ネイビーの無地スーツを上手に着回そう

 

春3月4月は、ご自身の昇進・異動・転勤の季節であると同時に、お子さまの卒業式や入学式なども行われるセレモニーシーズン。いずれのシーンにも、控えめながらも洗練された印象を与える、安心感のあるネイビースーツが活躍します。
通勤などとは違うセレモニーらしいVゾーンは、洒落心と品格をアピールするネイビー無地スーツに、白シャツの清潔感を活かしつつ、ちょっと遊び心のあるネクタイで、大人の着こなしを実現。ポケットチーフを添えると、エレガントなエッセンスが光ります。
ネイビースーツの他に、チャコールグレーなどもセレモニーに使えますが、ポイントは上質なファブリックであること。しっかりしたクオリティでハイパフォーマンスなスーツは、お洒落見え感もグッとアップします。

 

 

HOW TO FIND THE BEST SUITS for FRESHERS CAMPAIGN

ポール・スチュアート青山本店と全国百貨店店舗では、2月18日(火)まで、ネイビー無地素材のスーツを限定価格 88,000円(税込)でお仕立ていただけます。

 

 

このスーツはSUPER 100'sを使用し、ウール特有のしなやかなドレープ性と柔らかく膨らみのある風合いは高級感を漂わせます。
ご注文いただいた方には、様々なシーンでご使用いただけるリネンチーフ(白)をプレゼントいたします。
フレッシャーズの方はもちろん、どなたでもご利用いただけますので、この機会にぜひご利用ください。

詳細はこちら

ポール・スチュアート 青山本店
TEL 03-6384-5763
東京都港区北青山二丁目14-4 ジ アーガイル アオヤマ 1F
営業時間 11:00~20:00
併設するバー「THE COPPER ROOM(ザ コッパー ルーム)」
18:00~24:00