【Paul Stuart SUMMER TREND 2024】 夏服へチェンジ! 人気スタイリスト武内雅英さんが提案する「実は半袖アイテムってこんなにいろいろ使えて重宝するアイテムなんです」


 

 

今シーズンは“FRENCH RIVIERA”をテーマに、リラックスとエレガンスを両立したシャツや、清涼感のあるポロシャツやカットソー、ライトウェイトでリゾート感あるパンツなど、快適な着心地が楽しめるアイテムを多数展開しています。
薄着になって重ね着ができない分、トップスとボトムスの分量感やカラーチョイス、小物使いなど、意外と難しい夏コーデ。今回は、雑誌『Men's Club(メンズクラブ)』などで活躍する実力派スタイリスト、武内雅英さんがスタイリングを担当。
ポール・スチュアートのワードローブを着用する夏の3つのシーンを設定して、武内さんが“半袖アイテム”の上手な着こなし術を伝授します!

 

Styling. Masahide Takeuchi
Photo. Shimpei Suzuki
Text. Makoto Kajii
Edit. FUTURE INN

 

 

着こなし方が自由になっている半袖アイテムをもっと楽しんでください!

 

―今回は、ポロシャツや半袖シャツを夏のシーンに合わせてスタイリングしていますが、スタイリストの視点で半袖アイテムはどう捉えていますか。

 

武内雅英(以下、武内) スタイリストとしてコンサバからモードまで様々な仕事がありますが、ポロシャツは着こなしを上品にしてくれるアイテムです。たとえば、若い男性が第1ボタンを留めて着れば、ロンドンやNYのストリートのような匂いが出るし、大人の男性がボタン2つ開けて着ると艶っぽくなり、ストールを巻けば上品さが香ります。

 

―最近は、ポロシャツの中に白のTシャツを着るコーディネートもよく見かけます。

 

武内 そうですね。チノパンツと合わせたり、タックインして着たり、ジャストサイズやオーバーサイズを着分けたりと、着こなし方はとても自由になっていますが、実は半袖シャツも含めて意外と難しいアイテムでもあります。サイズ感を含めて計算して着てほしいですね。

 

―特にポロシャツは父の日(6月16日)のギフトの定番でもありますが、贈る・選ぶときの注意点を教えてください。

 

武内 選ぶポイントは着丈です。着丈が長いとどうしてもだらしなく見えがちなので、「サイズ+着丈」で選ばれると間違いないと思います。あとは、クローゼットを見て、手持ちにない素材感や色を選ばれると喜ばれるはず。 洗っても色褪せない素材や、逆に洗ってエイジングを楽しむ素材など、表情が良い上質なポロシャツをお選びください。

 

 

【SUMMER SCENE:星付きレストランでランチ&ディナー】
ポロシャツもスタイリング次第で、高級レストランでも通用する着こなしが叶います

 

武内 ジャケットに合わせてすっきり着こなせる「Dress Polo Shirts」をコーディネート。ジャケットの襟回りに直接地肌が触れないように設計されたポロシャツは、襟元にニュアンスが生まれます。 オフィスでも通用するビジネスカジュアルスタイルですが、ポロシャツの素材が微妙な光沢感とドレープ感があり、大人の上品さをアピールできます。 一枚で着てもシンプルでクリーンな雰囲気を持つポロシャツに、お気に入りのスカーフときれいなウールパンツと合わせて、アフターファイブも楽しめます。

 

 

 

 

 

ポール・スチュアートならではのシグネチャー柄である「パケ柄」を使用したジャケット。ドレスシーンはもちろんカジュアルにも控え目な柄が一格上の上品さを演出します。3種類の素材が織りなす特有の風合いと高級感が手放せなくあります。

 

 

ジャケットと同じくパケ柄を使用したジャガードポロ。程よい光沢感があり、ドレスシーンでの着用もできる襟のデザインが特徴です。

 

 

ストレッチ性を高めるためにポリウレタンをミックスしたオリジナルウール生地を使用したトラウザーズ。シンプルなデザインながら、程よいハリ感としなやかさを兼ね備え、上品に決まるボトムスです。

※スカーフ、靴・参考商品

 

 

【SUMMER SCENE:旅情の主役アイテム】
サマーリゾート気分に欠かせない個性的な半袖シャツ。小物使いでもリゾート感アップ!

 

武内 テーマに合わせて、こなれた印象で大人の雰囲気が漂うハイビスカス柄の開襟シャツをセレクト。個性的な柄ですが、柄の中の1色を拾ってパンツをコーディネートすることで、すっきりした印象が生まれます。 大人のリゾートというと、ショートパンツにローファーやグルカサンダル、頭にはハットというイメージがありますが、キャップとスニーカーにして、スポティーさとリゾート感をプラス。人気のクルーズ旅行などにもぴったりです。

 

 

 

 

 

夏の暑い日々にサラッと羽織って似合う、半袖のオープンカラーのリゾート感あふれる半袖シャツ。トーナル(中間色)な色味がきれいなボタニカル柄がポイントです。

 

 

ガーメントウォッシュ(製品洗い)が特徴の、スキニーテーパードパンツのトラウザーズモデル。夏のおしゃれを楽しめるカラーバリエーションが豊富に揃っているパンツです。

 

 

ちょっとしたお出かけやショッピングに最適なサイズ感の巾着型ハンドバッグ。中身を簡単に確認できてアクセスできます。

 

 

夏のおしゃれのアクセントとして取り入れたいガーメントウォッシュのキャップ。無地に見えないフェード感(色褪せ感)が新鮮です。

※ベルト、靴・参考商品

 

 

【SUMMER SCENE:オフタイムをリラックス】
父の日のプレゼントに推奨したいロゴ入りポロシャツ。杢調の素材感は寛ぎの時間に最適

 

武内 ここで選んだポロシャツは、4色の糸をミックスして表現した絶妙なニュアンスのある5色展開です。着ていてリラックスできるコットン100%のカットソー鹿の子生地で、表情が明るくなるオレンジをチョイス。 カジュアルなコットンパンツに白いローファーを合わせて、上品な夏の着こなしを楽しんでください。

 

 

 

 

 

一枚できれいにおしゃれを演出できるメランジポロシャツ。胸元のボタンを開けてもすっきりした立体感を演出します。

 

 

こなれた風合いとカラーが人気のカジュアルパンツ。ストレッチ生地に合わせた身体に沿うシルエットとポール・スチュアートらしい大人の男性に似合う股上デザインです。

 

 

肩掛けしたニットは、パケ柄をジャガード編みで表現。シンプルに見えますが、こだわりも感じられる綿素材ニットです。

※ベルト、靴・参考商品

 

 

 

Profile
武内雅英(Masahide Takeuchi)


1977年生まれ。編集者、スタイリストアシスタント経て2005年に独立。『メンズクラブ』などのファッション雑誌をメインに、広告、TVなどで活動中。

グリーン系の開襟シャツが一番僕らしいと思って選びました

武内雅英さんが着用しているのは、綿麻フェーデット半袖シャツ(品番:J1M41-325-76)。通気性の良い綿のポプリンに麻を織り交ぜたしっかりした生地で、麻特有のシャリッとした素材感が清涼感抜群。襟のボタンを外したときにも、首回りがきれいに収まるシャツは、7月1日(月)からオンラインストアで展開の予定です。

 

 

ポール・スチュアート青山本店「VIOLIN RECITAL」開催中

毎週日曜日にポール・スチュアート青山本店でヴァイオリン リサイタルを開催しています。プロのヴァイオリニストをお招きして、14:00~14:30と15:00~15:30の2回の演奏を行います。
6月16日(日)はヴァイオリニストの橋本 彩子さん(はしもと あやか)さん、6月23日(日)はヴァイオリニストの熊谷 真紀さん(くまがい まき)さんが登場します。
開催中は、ドリンクの無料サービスもございますので、ぜひご来店ください。
詳細はこちら

ポール・スチュアート 青山本店
TEL 03-6384-5763
東京都港区北青山二丁目14-4 ジ アーガイル アオヤマ 1F
営業時間 11:00~20:00
併設するバー「THE COPPER ROOM(ザ コッパー ルーム)」
18:00~24:00 ※同一テーブルでの会食は4人以内