【HAPPY HOLIDAYS 2024!】秋元 剛さんが選ぶ、ポール・スチュアートのホリデーギフト
にこやかな笑顔で、ポール・スチュアートおすすめのニットを抱えるのは、第58代横綱千代の富士で13代九重親方のご子息、秋元 剛さん。日本の国技の頂点を極め、国民栄誉賞に輝いた父について、「海外出張時にはお土産のリクエストを聞いてくれるなど家族思いでした。ファッションにも理解がありましたね」と語る剛さんは、マルチファッションクリエーターとしてアパレル業界で活躍中で、今回は特別に“秋元家”のクリスマスにまつわるエピソードを語っていただきました。
ポール・スチュアートでは、12月25日(水)まで「HAPPY HOLIDAYS」を開催中。ギフトラッピングをご希望のお客様には、スペシャルパッケージでのラッピングを無料にて承ります。ぜひ店舗でお気に入りのギフトを見つけてください。
Photo. Shimpei Suzuki / Text. Makoto Kajii
Edit. FUTURE INN
おしゃれな同級生と姉に影響を受けて、ファッションに興味を持ちました
秋元 剛さんがファッションに関わるきっかけを訊くと、「自分は生い立ちが普通じゃないので……」と、笑顔で話し始めました。 秋元さんは、現在、父親の故・千代の富士にまつわる肖像権の管理や、企画・運営を行う株式会社秋元を家族で営み、さらに、墨田区石原の旧九重部屋を改装したちゃんこ屋を母親が切り盛りしているそうで、さらに個人としては、フリーランスでファッションブランドのPRを中心にマルチに活動を行っています。
「小学生の頃にとてもオシャレだなと感じる同級生がいたのと、3つ年上の姉の影響を受け、ファッションに興味を持ちました。自分は手先が器用な方だったので、物づくりの道に進みたいと思い、服飾専門学校に入学し、服づくりにまつわる様々なことを学んだのが、今の仕事に生きています」と語ります。
専門学校を卒業して、ファッション誌の編集・営業や、セレクトショップのディレクターなどを経験し、「モードからストリートまで、あらゆるジャンルのファッションに影響を受けました」と言います。
美意識が高かった父に、知らないうちに影響を受けていると思います
父親の千代の富士は、「体格が体格なので、既製品の洋服はサイズが合わないことが多かったのですが、時計やバッグなど身につけるものにはこだわっていました。自宅のインテリアにも凝っていて、和のイメージが強いと思うのですが、西洋的な家具を揃えていましたし、骨董品や美術品も好きで、収集していました。美しいものが好きだったんです」と振り返ります。
「父がいた頃のクリスマスは、家族みんなで毎年決まったレストランへと食事に出かけました。職業柄、地方場所や巡業などで年の半分ほどは不在にしていたので、父はクリスマスや家族の誕生日などのイベントは大事にしていました。クリスマスプレゼントは子供たちのリクエストを聞いてくれました。自分はゲーム機などのおもちゃからファッション雑貨などに欲しいものが変わっていきました」
「父には、自分が働くようになってからは、ストールやネクタイ、大きいサイズのスニーカーを探したりしてプレゼントを贈っていましたが、喜んでくれていたと思います。母には、ピアスやネックレス、手袋をなくさないように手袋ホルダーなど、アクセサリーをプレゼントすることが多かったです。“長く愛用できるいいものを贈りたい”という気持ちが強かったので、姉弟で一緒にプレゼントしたり、ごく普通の家庭と変わらないクリスマスだったと思います」
【HAPPY HOLIDAYS 2024 Women's】
ラグジュアリー感のある「ファーカシミヤ プルオーバー」は、非常に繊維が細く軽い高品質なカシミヤを使用。思わず触れたくなるふわっとした質感がからだを柔らかく包み込みます。
上質な照りと艶のあるラウンド型の7.5~8㎜の淡水パールを、珠と珠の間に一つずつ結び目を作るオールノットでつないだ「ショートネックレス」。軽やかで華やかなネックラインを演出します。
【HAPPY HOLIDAYS 2024 Men’s】
中国内蒙古産カシミヤを原料とする「カシミヤ100%クルーネックセーター」は、ベーシックなデザインの天竺ニット。
アメリカンな雰囲気の「ブラッシュドギンガムチェック柄シャツ」は、明るい色展開と、襟先にかけて絶妙なシェイプの利いた襟のラインの設計が魅力です。
ファッションは第三者の視点があって成立するものだから「TPO」が大事
秋元さんにポール・スチュアートの印象を訊くと、「歴史あるクラシックなアメリカントラッドブランド。信頼と実績があって、安定感もあり、長く大事に着たい服が揃っていると思います。ファッション業界で働いていると、ちょっと変わったデザインの服や、新進気鋭のデザイナーのものを着がちですが、そんなアイテムにも寄り添ってくれるポール・スチュアートのような服は、男性のクローゼットを豊かにしてくれます」と語ります。
「スーツは好きですね。父が生きていた頃から、九重部屋関係のイベントやセレモニーには必ずスーツで出席していました。最近もイベントや老舗企業の案件などにはスーツを着ていきます。スーツに限らずですが、着こなしで大事にしているのは“TPO”です。ファッションは第三者の視点があって成立するものだと思っているので、その場に溶け込みつつ、自分らしさをどう出すかがポイントで、大人のコミュニケーションツールの一つだと思います。自分は、誰が見てもカッコよくて美しいと思ってくれるような服が好み。かといってシンプル過ぎず、さりげなくデザインが効いていると手が伸びてしまいます」
来年、2025年は“昭和100年”。今年後半は父についての取材をよく受けました
「来年は30代最後の年になるので、今の仕事のベースをさらに固めつつ、新しいことにもチャレンジしていきたいと思っています。来年がちょうど昭和100年ということで、父の活躍がフィーチャーされる機会が多くなる年にもなるかなと思っています。
また、『ちゃんこ千代の富士』にもぜひ足を運んでいただけるとうれしいです。かつて実際に稽古で使われていた本物の土俵を見ながら食事を楽しむことができます」
【HAPPY HOLIDAYS 2024 Women's】
目を惹くカラーリングの「カシミヤマフラー」は、程良く薄手でコンパクトなサイズ感で、襟元に巻きやすく、収まりの良いデザイン。カシミヤならではの毛流れと柔らかさ、発色の良さで人気です。
エレガントな印象を高める「異素材コンビグローブ」。上質なラムレザーとウールリブニットを組み合わせ、ラグジュアリー感のある見え感に仕上げています。
【HAPPY HOLIDAYS 2024 Men’s】
ウールカシミヤの生地感がきれいな「ウールカシミヤ カルゼマフラー」。ギフトアイテムの本命です。
「レザーグローブ」は、スマホ画面タッチスクリーン対応で新登場。手のひらと甲部分で異なる色合いのレザーを用いたことで、コーディネートのアクセントになります。
ポール・スチュアート 青山本店
TEL 03-6384-5763
東京都港区北青山二丁目14-4 ジ アーガイル アオヤマ 1F
営業時間 11:00~20:00
併設するバー「THE COPPER ROOM(ザ コッパー ルーム)」
18:00~24:00