【インスタグラム「IGTV」コラボ企画】 この冬の巻き方は、鴨志田流。マフラーは大人が楽しむアクセサリー
マフラーでググると、トップに「巻き方」が出てくるほどよく検索される季節になりました。基本的な巻き方やアレンジなど、いろんな流儀がありますが、ポール・スチアートファンならぜひマスターして欲しいのが、鴨志田康人ディレクターが実践する“鴨志田流”。
今回の撮影には、ポール・スチュアート公式インスタグラムで配信中の“皆様ご機嫌よう。”でおなじみのIGTV動画撮影スタッフも同席。鴨志田ディレクターの「マフラーの巻き方」を動画で特別にお見せいたします。動画は後日公式インスタグラムにて公開予定ですので、ぜひお楽しみに!
Photo. Yoshimi Seida / Text. Makoto Kajii
Edit.FUTUREINN
【ポール・スチュアート公式インスタグラム(@paulstuartjapan)】
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最新作「第一弾【マフラー×鴨志田流①】軽いのに暖かいヤク100%のマフラー
ツィーディーなスーツに、大判マフラーを巻いた佇まいが大好き」
ツィーディーなスーツに、大判マフラーを巻いた佇まいが大好き
まず、最初の「マフラー指南」は、ご自身のスーツに合わせるマフラーの巻き方から。
「こういうツィーディーなスーツは暖かいですが、スーツだけだとやはり首元が寂しいもの。マフラーを巻けば、冬の日中なら充分外出できます。マフラーを巻くと一気に季節感が出て、色のコントラストをつけたり、ボリューム感で雰囲気を作ったり、マフラーの楽しみ方は、まさにアクセサリーそのものですね。自分は、スーツやコートにマフラーを巻くという佇まいが大好きです」と、鴨志田ディレクター。
スーツに巻くのに選んだのは、上質な肌触りで、保温性と耐久性にも優れているヤク100%の大判マフラー。「軽くて柔らかいので、大判でもコンパクトに巻けるのがヤクの魅力。独特なハリもあって、着こなしの格をさりげなく上げてくれます」
この巻き方は、世間では“ミラノ巻き”とも呼び、首元にボリューム感を持たせた華やかな巻き方ですが、ミラノの男性はもっと普通に巻いている人が多いという鴨志田ディレクターは、“パリジャン巻き”と命名。実際の巻き方はIGTVでお楽しみください。
ただ首元に巻くのではなく、「緻密な計算の上に無造作にやる」のがコツ
「冬の装いの楽しみは、なんといってもコート。コートの相棒というべき、マフラーの色合わせと巻き方が楽しい季節になりました」と、今シーズンのコレクションでお気に入りのタイロッケンコート〈クリフォードコート〉を羽織ります。
「タイロッケンやチェスターフィールド、トレンチのような全体にボリュームがあるコートの重みに、マフラーの重さがぶつかるとうるさい着こなしになるので、ファーストチョイスは薄手のマフラーやストールです」と選んだのは、イタリア製シルク100%のペイズリー柄のマフラー。
巻き方のポイントは、「首元にコンパクトにアスコットタイのようにシンプルに巻きますが、ちょっと合わせをずらして、Vゾーンがチラ見えするぐらい“抜けを作る”のがコツ。コートがクラシックですから、正統派の巻き方がいちばんエレガントです」
巻き方のネーミングは、ずばり“コモ巻き”。イタリアの毛織物の産地・コモで生まれたマフラーに敬意を表して。
ポイントは、コートの襟を立てて、襟を巻き込むようにくるりと
「コートの上にマフラーを巻くのは、一見、それで防寒になるの? と思われがちですが、巻き方のコツは、襟立て巻き。巻き方自体は、簡単に前と後ろに流す巻き方のシンプルクロスですが、襟を立てて、襟周りに巻くので、首元をしっかりガードします」と、鴨志田ディレクター。
選んだコートは、アルスターカラーが特徴のダブルブレストコートで、シックで落ち着いた深い色味のネイビーは、まさに大人の色。「スーツの上にもカジュアルにも、オールマイティに使える上品なコートです。今日は、全身ネイビーのトーンオントーンなので、1色、ボルドーをマフラーで効かせるのは、シンプルですが効果的」
ネーミングを訊くと、「高校生のようにシンプルに巻くので、“シブヤ巻き”、あるいは青山本店がある“ガイエン巻き”かなぁ」と、ヤク100%のマフラーを優雅になびかせます。
ポール・スチュアート 青山本店
TEL 03-6384-5763
東京都港区北青山二丁目14-4 ジ アーガイル アオヤマ 1F
営業時間 11:00~20:00
併設するバー「THE COPPER ROOM(ザ コッパー ルーム)」
営業時間
18:00~24:00(1グループ4名以下)
※酒類の提供を再開しております