【Paul Stuart 2022 Fall & Winter】 ポール・スチュアート 青山本店のディスプレイが秋色にチェンジ! 秋の“VMD”を全身で感じると、旬のおしゃれがもっと楽しくなる

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二十四節気の第14番目、8月23日の「処暑(しょしょ)」が過ぎ、空を見上げれば「うろこ雲」が見られて、心なしか気分を涼やかにしてくれます。秋の気配は気温や光、風、空に表れるだけでなく、ファッションの世界にもきちんと訪れます。

 

ショッピングに来て、ショーウインドウやマネキンのディスプレイを見て感じる“素敵な気分”――それを演出しているのが、「VMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)」です。ポール・スチュアートのVMD担当者は、VMDの役割を「シーズンテーマをもとに商品化されたものを視覚的に分かりやすくお客様に提供していくこと」と答えます。

 

Photo. Tatsuya Ozawa / Text. Makoto Kajii
Edit. FUTURE INN

 

 

大規模なコレクションウィークが開催される都市は、ロンドン、パリ、ミラノ、東京、ニューヨークなどで、いずれも四季の移り変わりがあるところ。逆に言うと四季があるからこそ、ファッションが輝くわけで、そんな国に生まれた私たちは、4つの季節とおしゃれを目一杯楽しみたいものです。

 

 

ファッション界の大切なキーワードの一つ「VMD」は、ブランドが考えるシーズンディレクションをビジュアル化して分かりやすくお客様に提示すること。ショップ全体でシーズンカラーや素材、スタイリングを打ち出すことで、お客様が入りやすく、見やすく、選びやすく、買いやすい売り場を作り上げます。

 

 

ポール・スチュアート メンズの2022年秋冬シーズンは、1978年にアメリカで発刊されたメンズファッションの伝説的な指南書『Dressing Right』がテーマ。VMDでは、そこからインスピレーションを得て商品化されたものを、ポール・スチュアート流のスタイリングで表現。当時のアメリカの文化や流行、景色を感じていただけたら幸いです。

 

 

ポール・スチュアート メンズのVMDは、ブランドの歴史や伝統を守りながら表現しつつも、新しい時代の感覚も取り入れながら売り場を構築。

 

 

コレクションラインやインポート商品、スチュアーツトラベラーなど、いくつかあるカテゴリー毎に分類して売り場づくりを行いながらも一つの空間としてまとまり感を出しています。

 

 

また、シーズンのVMDとは直接関係はありませんが、お客さまに青山本店で見ていただきたいのが、テーラードルームのスリーブアウトの3段カセットの圧倒的な迫力です。

 

 

ポール・スチュアート ウィメンズの2022年秋冬シーズンは、シーズンを通してレイヤードスタイリングが盛りだくさん。異素材MIXや柄MIXなど、クラシカルな中にも今の空気感を持たせたスタイリングや陳列、カラーバランスでVMDを表現しています。

 

 

特に、ブランドオリジナルのこだわりのプリントなどを際立たせ、シーズンテーマの世界観が一目でお客様に伝わりやすいように注力しています。

 

 

青山本店での見どころは、直営店ならではの空間を使ったディスプレイ。ウィメンズらしい華やかさがお客様の目に留まるように、鮮やかなカラーやプリントのインポート商品を使ったスタイリングにご注目ください。

 

 

青山本店は、直営店として唯一世界各国のインポート商品のラインナップに加え、ナショナルブランド商品の売場内での融合や、「スタイリングの妙」が満載。セレクトショップのイメージがより強調できるよう、現場経験豊富なベテランスタッフと見上きよみディレクターの感性が随所に光ります。