【Paul Stuart 2023 SPRING&SUMMER COLLECTION】 ─鴨志田康人ディレクターが語る春夏シーズンカタログ─ 明るく輝く空の下での“アメリカングラマー”な豊かな生活を描く

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2023年の春夏シーズンがスタートしました。ポール・スチュアートメンズの今シーズンのテーマは「A Place in the Sun」。ディレクター鴨志田康人は、「ポール・スチュアートのアングロアメリカンスタイルは、ブリティッシュと比較すると、アメリカ的な色使いがキーポイントになるので、春夏は明るめのアメリカンカラーを意識しています」と語ります。

 

Photo. Shimpei Suzuki(Portrait) / Text. Makoto Kajii
Edit. FUTURE INN

 

アメリカンクラシックのベースにある“過剰な趣味性”

華美なものとモダンなものを融合させて、装飾性を高めたハリウッド的な“アメリカングラマー”は、ポール・スチュアートのルーツの一つ。アメリカが最も輝かしかった時代、ハリウッド全盛期を彩ったクラシックは、美しく楽しく着飾ることが、豊かな生活の象徴でした。

 

 

 

鴨志田は、「そんな生活を楽しんでいたセレブリティたちのリゾートスタイルを写し取った写真集が、Slim Aaronsの『A Place in the Sun』です。登場するのは、60年代の裕福なジェットセッターたちで、切り取られたのは太陽のある場所。ビーチ、プールサイドからスキーリゾート、エレガントな邸宅まで、どのページを見ても、明るく輝く空の下での特別な特権が匂ってきて、どれもノスタルジックですが、悪趣味とも言えるほど過剰に着飾っています」と言います。

 

 

そんな写真集に触発されて、2023年春夏カタログシューティングのロケーションに選んだのが、伊勢志摩のリゾートホテル「都リゾート 志摩 ベイサイドテラス」。

「今シーズンの撮影で求めたのは、色の鮮やかな強さや、自然の中できらめく官能性。いくつか候補地があった中で、スペイン様式で、いい意味でのレトロ感もあった、都リゾート 志摩 ベイサイドテラスに決めました」と鴨志田。

 

 

 

ブライトカラーを差し色にした、大人のリゾートスタイルを提案

「初めて行きましたが、建物の塗り壁やレンガをはじめ、什器までスペインから取り寄せた本格的なもので、質感がしっかりしていてとても良かった」という感触の中でのモデルシューティングを敢行。

 

 

 

新シーズンは、ピンク、イエロー、ターコイズブルーなどのブライトカラーをスタイリングにちりばめて、ブルーグラデーションなどトーンオントーンの着こなしも提案。鴨志田は、「テーマに合ったロケーションでの撮影で、ポール・スチュアートらしく奇をてらわず、王道の表現にこだわりました」と撮影を振り返ります。

 

 

 

鴨志田ディレクションの「コレクションライン」では、春夏シーズンもスーツやジャケットを遊びとして着こなすスタイリングが新鮮。「ビジネスでは正統に、その他のシーンでは、スーツを堅苦しくなく愉しんでください」と、ディレクターからのメッセージです。

 

 

 

どこを歩いても絵になる、フォトジェニックな世界へようこそ

伊勢西ICからクルマで約40分、電車なら近鉄賢島駅から無料シャトルバスが運行している「都リゾート 志摩 ベイサイドテラス」。季節や朝・昼・夜で変化する英虞湾を背景に、フォトジェニックな本物のリゾートを楽しめます。
ポール・スチュアートメンズ2023年春夏カタログのページをめくって、最新のスタイリングとロケーションのマッチングをお楽しみください。

 

都リゾート 志摩 ベイサイドテラス
三重県志摩市阿児町鵜方3618-33
TEL.0599-43-7211
https://www.miyakohotels.ne.jp/bayside-terrace/