【Paul Stuart 2023 SPRING&SUMMER COLLECTION】 ─鴨志田康人ディレクターが着る、最新コレクションライン─ おしゃれの達人のスタイリングの発想とコツ


 

先月1月に3年ぶりとなるイタリア出張を終えて撮影に臨んだ、ポール・スチュアート メンズディレクターの鴨志田康人。「3年ぶりのイタリアはすべてが新鮮で、すべてが美味しかったです(笑)。ミラノで開催された生地の展示会やコモ地方にあるネクタイ工場で、2024年春夏シーズンに向けたミーティングをしてきましたが、フェイストゥフェイスでの打ち合わせは、会話の中でイマジネーションが広がって、とても実りのある出張になりました」とコメント。
今回は、店頭展開が始まったばかりの2023年春夏「COLLECTION LINE(コレクションライン)」の代表的なアイテムを、ディレクター自らが私物も交えてスタイリング。世界のメンズウェアメディアが注目するMr.KAMOSHITAの着こなしは要チェックです!

 

Photo. Yoshimi Seida / Text. Makoto Kajii
Edit. FUTURE INN

 


【ミニチェック柄 D6Bスーツ】
コレクションライン専用のダブルブレストスーツを、今の気分で着こなす

春夏シーズンに適したシャリ感があって、独特なミニチェックと明るめのブルーが気に入って鴨志田がピックアップしたイギリス製インポート素材を使用したスーツ。「番手の高い糸をしっかり撚(よ)っている平織りなので、清涼感があり、シワができにくい生地で気に入っています」と推奨。「タイドアップで着るのも楽しいスーツですが、ポロシャツのピンクの合わせが今の気分。ジャケットを羽織る感じで着こなします」

 

 


デザインは、コレクションライン専用のワイドラペルD6B(ダブル6ボタン)ジャケットと、ボトムスは2インプリーツのテーパードシルエット。毎シーズン、ミリ単位の調整を加えながら、常に進化を遂げているスーツで、今シーズンはカタログの表紙にも採用しています。

 


【リネンコットンバックサテン A-2 Typeフライトジャケット】
今シーズンの新デザインのブルゾンは、大人の色気漂うジェントルなアウター

米陸軍航空隊のシンボルであるA-2フライトジャケット型ブルゾンをコレクションラインがアレンジ。「完成されたデザインのミリタリーブルゾンを上質な素材と色で大人向けにアレンジ。ウールのスラックスを合わせてもカッコイイ着こなしが楽しめます」

 

 


麻60%・綿40%のオリジナル素材を使用し、バックサテンならではの独特の光沢感が魅力的。A-2タイプのシルエットや一部ディテールを現代風にアップデートさせたブルゾンが主役のスタイリングをお楽しみください。

 

 

 

【リネンコットン ボーダー柄キャンプカラーシャツ】
「このシャツを着てどこへ行きたいですか?」と訊ねたら、「気分はコートダジュール!」と即答!

2023年春夏コレクションのテーマ「A Place in the Sun」を象徴するようなピンク×グレーの開放感あるシャツで登場。「生地は麻62%・綿38%のイタリア製インポートで、縦ストライプの生地を横に使って贅沢に仕立てています」と鴨志田。

 

 


襟のデザインはリラックス感のあるワンピースのオープンカラーで、スーツのインナーでもOK。2023年春夏カタログの表紙でもスーツのインナーとして着用しています。

 

 

 

【コットンウールツイル S2Bスーツ】
春夏らしいノーブルな青(AZZURRO)と、マットな茶(MARRONE)のコンビネーション

「コーディネートに際して最初に考えたのは、“茶色のスーツに黒のスエード靴を合わせたい”。茶色のスーツには普通、茶の靴を合わせますが、クラシック過ぎるので、黒のスエード靴で全体を締めるために、シャツとネクタイのVゾーンは寒色系のトーンオントーンにしています」

 

 

 

ダークブラウンスーツにライトブルーの、いわゆるアズーロ・エ・マローネ(azzurro e marrone)の着こなしですが、鴨志田曰く「夏に茶色を着るときに、いかに涼しげに見せるか」がポイント。ウール54%・コットン46%のイタリア製インポート生地を使ったスーツは、コットンウール独特のドライタッチとドレープ感が映えるエレガントな一着。コレクションライン専用のワイドラペルS2B(シングル2ボタン)ジャケットと、ボトムスは2インプリーツのテーパードシルエットです。

 

 

 

ポール・スチュアート青山本店「VIOLIN RECITAL」を開催中

毎週日曜日にポール・スチュアート青山本店でヴァイオリン リサイタルを開催しています。プロのヴァイオリニストをお招きして、14:00~14:30と15:00~15:30の2回の演奏を予定しています。
2月19日(日)はヴァイオリニストの山川 絢子(やまかわ あやこ)さん、2月26日(日)はヴァイオリニストの熊谷 真紀(くまがい まき)さんが登場します。
ドリンクの無料サービスもございますので、ぜひご来店ください。

ポール・スチュアート 青山本店
TEL 03-6384-5763
東京都港区北青山二丁目14-4 ジ アーガイル アオヤマ 1F
営業時間 11:00~20:00
併設するバー「THE COPPER ROOM(ザ コッパー ルーム)」
18:00~24:00 ※同一テーブルでの会食は4人以内
※酒類の提供を再開しております
これまで同様、感染防止対策を徹底し営業いたします。
ご不明な点がございましたら、ショップまでお問合せください。