【Paul Stuart 2023 SUMMER MEN’S COLLECTION】 Paul Stuart STUART'S TRAVELER SET-UP――高温多湿な日本の夏にも快適に装える「フロータブルスーツ」を着る



「250g」と聞いて何を想像しますか。リンゴ1個が約350g、ペットボトル500mlは500g+容器、大人のジャケットは750g~1kgほどありますが、ポール・スチュアートが新たに開発した「フロータブルジャケット」は48サイズで251gと、驚異的な軽さを実現しました。
251gより軽い46サイズがピッタリ似合うのは、三井物産の流通事業本部 戦略企画室に勤める服部 巧さん、31歳。NYでの2年間のPaul Stuart, Inc.(以下、ポール・スチュアートNY)勤務を終えて、4月に新しい部署に着任されたばかり。「このセットアップは初めて触るレベルの軽さですね。日本の盛夏にも着られそうなサラッとした生地で、ドレスTシャツと合わせて欲しくなりました」と着用感を語ります。

 

Photo. Yoshimi Seida / Text. Makoto Kajii
Edit. FUTURE INN

 


コロナ禍の中での2年間のポール・スチュアートNY勤務。ダイナミックに動く会社とマーケットを見ることができました

ファッションや消費者ビジネスに関わりたくて2014年に入社して、アパレル・繊維事業に約9年間携わってきました。4年前に東京本社から米国三井物産NY本店に移り、2020年11月からポール・スチュアートNYに出向。この連載コンテンツにメンズディレクターの鴨志田康人さんと何度も出ている、NYのクリエイティブディレクター、ラルフ・オリエンマさんたちと一緒に仕事をしていました。

 

コロナ禍の真っただ中にNYにいて感じたのは、リモートワークの影響で一気にカジュアル化が進み、「もう仕事着はスーツに戻らないんじゃないか」という危惧でした。ところが、コロナの収束とともに一気に引き戻すというか、カジュアル化の反動で、「スーツを着たい、良いジャケットを着たい」というお客様が多くなりました。最近では様々なイベントも増えていて、NYのエグゼクティブたちはそれぞれ好きなスーツやジャケットをより楽しむ形で着ているように感じます。

 

ポール・スチュアートNYでの仕事を終えて帰国するときに、NYで展開されているオーダーサービス「customLAB(カスタムラボ)」で、記念の意味も込めてスーツをオーダーしましたが、とてもいい感じで仕上がりました。

 

アメリカは銀行破綻などのニュースもありますが、消費者マインドは引き続き底堅いという印象です。さすがアメリカだなぁと思いますね。

 

 

 

 

【フロータブルツイルライトジャケット】
ウールライクなポリエステル素材を使用し、251g(48サイズ)という非常に軽量なライトジャケットを実現。サラッとしたタッチが特徴で、盛夏でも快適な着心地が楽しめます。
ジャケットを保型する毛芯、パット、裄綿など内側の附属を一切使わずに構築的なジャケットを作るために開発された素材が立体的なフォルムを作り出し、自宅洗いが可能なのもうれしいポイント。スニーカーやTシャツともコーディネートしやすく、オンオフ問わず活躍します。

 

【フロータブルイージースラックス】
ウエスト部分にゴムとドローコードを兼ね備えたイージーテーパードスラックス。ジャケットと同素材で、軽量な上に、ストレッチ性と肌離れのいい盛夏向き。ウエスト部分のドローコードは外側でも内側でも結べます。

 

 


会社での着こなしは、その日の仕事内容や会う相手に合わせて、以前より多彩になっています

入社した9年前の仕事着は、スーツが当たり前で、ノーネクタイでギリギリという雰囲気でしたが、それから大阪やNY勤務などを経て、この春に本社に戻ったら、周りの人はカジュアルからスーツまで、思い思いの格好をしていて、浦島太郎状態(笑)でした。自分も内勤の日は、カジュアルシャツとデニムにローファーのような服装で働いています。

 

もちろん、取引先に行くときや、大きなミーティングがあるときなどはジャケットを着るようにしているので、「ネクタイをするほどでもないけど、セットアップのキレイめな感じ」のときに、このフロータブルスーツや、カジュアルなTシャツとは違って新鮮なフィット感があって、すっきり見える着丈のTシャツは「使えるな」という印象です。

 

 


ポール・スチュアートの日米のコラボレーション企画を盛り上げていきたい

ポール・スチュアートはとても歴史のあるブランドで、トラディショナルな印象が強かったですが、クリエイティブディレクターのラルフさんやSNSを担当している女性ディレクターなどと仕事をしてみて、常に新しいものを取り入れようという意欲が強く、ブランドの印象は良い意味ですごく変わりました。

 

自分の仕事着に対する意識も、「着なきゃいけないから着ている」から、「着たいから着る」に変わってきていて、積極的に服を選んだり、楽しむために着るに変化しています。これから夏に向かいますが、カジュアルになりすぎないこういう機能性のあるセットアップを中心に着こなしを整えていきたいですね。

 

ポール・スチュアートNYのスタッフたちは、「日本のものづくり」に対してすごく興味を持ち、意識していました。こういうハイスペックな機能性を持つ日本企画なども常にリスペクトしている印象がありましたね。

 

日本でも今秋から、NYのオーダーシステム「customLAB(カスタムラボ)」を導入するなど、日米のコラボレーションが始まります。ブランドが新しいことにチャレンジし続けるのは進化に繋がるし、自分も盛り上げていくお手伝いをしたいと思います。

 

 

 

ポール・スチュアート青山本店の5月の金曜日は特別な「Paul Stuart Aoyama Premium Friday」

 

ポール・スチュアート青山本店では、5月の金曜日が特別になる「Paul Stuart Aoyama Premium Friday」を開催中。
併設のバー「The Copper Room(ザ コッパー ルーム)」での特別な期間限定メニューやジャズの生演奏イベントを開催します。金曜日はスペシャルなパートナーやお友達とぜひ青山本店へどうぞ。

ポール・スチュアート 青山本店
TEL 03-6384-5763
東京都港区北青山二丁目14-4 ジ アーガイル アオヤマ 1F
営業時間 11:00~20:00
併設するバー「THE COPPER ROOM(ザ コッパー ルーム)」
18:00~24:00 ※同一テーブルでの会食は4人以内
※酒類の提供を再開しております
これまで同様、感染防止対策を徹底し営業いたします。
ご不明な点がございましたら、ショップまでお問合せください。