【Paul Stuart Culture CLUB ⑬】 ポール・スチュアート版「あなたの時計、見せてください!」―― 誰にも話さなかったあふれる時計愛、初めて明かします


いつもはジャケットの袖に隠れていますが、上着を脱いだときやシャツの袖をまくったとき、半袖を着ているときに、フッと感じる熱い視線……。「この人はどんな時計をしているのだろう?」というまなざしは、キャラクターや趣味、センスを知りたいという好奇心そのものです。
ポール・スチュアートのスタッフも個性的な腕時計をしている人が多いですが、特に時計好きの3人をピックアップ。時計のこだわりを知れば、それぞれの好みのスタイリングにも思わず「なるほど」と納得です。

 

Photo. Shimpei Suzuki / Text. Makoto Kajii
Edit. FUTURE INN

 

 

【日下デザイナー×ROLEX Datejust】時計好きですね。スタイリングの締めとして良い役割を果たしてくれます

今日身に着けているのは、数年前にアンティーク専門店で購入したROLEX(ロレックス)の「Datejust(デイトジャスト)」です。70年代のモデルだと思いますが、年代や細かい仕様というより、デザインや色が好きで、特に38ミリ径が気に入っています。

同じロレックスの「Air-King(エアキング)」よりやや大きくて、「Oyster(オイスター)」では物足りないときにちょうどいいケース径で、重さも質感も最近の格好にちょうどよく、普段使いしています。

 

 

このデイトジャストは、イエローゴールドとステンレスのコンビモデルで、ベルトをグレーのレザーベルトに替えています。黒やグレーの着こなしにゴールドとグレーの相性が良く、ゴールドのアクセサリーも身に着けるので、バランスが気に入っています。

時計は男にとってアクセサリーの一つですね。今の時期はカジュアルな格好もしますが、時計をちゃんと身に着けているとスタイリングとして成立するし、締めの役割をしてくれます。

 

 

 

【佐藤チーフデザイナー×TAG Heuer MONACO】眺める楽しさがある時計。2020年11月7日から約2年半ぶりに身に着けました

30歳を過ぎた頃に転職して、家やクルマと同じく、男の安定の象徴の一つである時計を購入しました。それが、TAG Heuer(タグホイヤー)の「MONACO(モナコ)」です。スティーブ・マックイーンが好きで、映画『栄光のル・マン』(1971年公開)の中で彼が腕にしていたことでも有名な時計で、モデル名はF1モナコグランプリが由来です。

 

世界初の防水機能を備えたスクエアフェイスの自動巻クロノグラフで、独特なデザインに加えて、色の配色がなんとも美しく、青のダイアルが夏に映えます。

 

 

1969年に発売されたオリジナルモデルを探していたのですが、状態の良いものがなくて、20年ほど前の1回目の復刻のときに正規の新品を購入しました。普段は、父や母から譲り受けた時計を気兼ねなく使っていますが、このモナコを身に着けたのは、ポール・スチュアート 青山本店がオープンした日以来です。

 

去年一昨年ぐらいから、「スーツをカジュアルに着よう」と思い、ポロシャツやバンドカラーシャツに、足元にはエスパドリーユやグルカサンダルなどを合わせる着こなしを楽しんでいますが、靴や時計などの小物でドレッシーなスタイルをハズすのが好きですね。

 

 

 

【森田 匠 青山本店副店長×GRAND SEIKO 2nd】人生の転機や区切りにきちんとした時計を。母方の祖父から受け継いだ時計

10年前にポール・スチュアート銀座店(当時)で働き始めたときに、良い時計をしたいと思い、探していたときに存在を知ったのが、母方の祖父の形見のGRAND SEIKO(グランドセイコー)セカンドモデルです。修理して使い始めて、ベルトは茶色に付け替えました。

当時のポール・スチュアートのスーツスタイルは、1958年から2010年まで、52年間に渡ってポール・スチュアートNYの社長兼最高経営責任者として辣腕を振るったクリフォード・グロッド氏が重視した「茶色」がブランドのキーカラーで、ドレス用の時計なので茶色のベルトにしました。

 

 

青山店での仕事のときは、スーツのときは必ずこのグランドセイコーを、ブレザーを着用したときはダイバーズウォッチと決めていて、お客様との話のきっかけも作ってくれます。10年の時間を共に過ごしてきて、ようやく自分に馴染んできたように感じますね。

 

 

【ポール・スチュアート青山本店】コリドーコラボ ポップアップ「CANNATUREL」「Hippopotamus」8月3日(木)まで!

ポール・スチュアート青山本店のエントランスから見渡せるストア中央コリドー(回廊)にて、日本各地の飲食店やシェフのお料理レシピを世界中に届けるサスティナブルブランド「CANNATUREL(カンナチュール)」と、オーガニックタオルブランド「Hippopotamus(ヒポポタマス)」のコラボポップアップを期間限定で同時開催しています。

ポール・スチュアート 青山本店
TEL 03-6384-5763
東京都港区北青山二丁目14-4 ジ アーガイル アオヤマ 1F
営業時間 11:00~20:00
併設するバー「THE COPPER ROOM(ザ コッパー ルーム)」
18:00~24:00 ※同一テーブルでの会食は4人以内
※酒類の提供を再開しております
これまで同様、感染防止対策を徹底し営業いたします。
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