【Paul Stuart Men’s 2023 FALL COLLECTION】 三陽商会80周年を記念して、服から始まるたくさんの物語を―― ポール・スチュアート メンズの新シーズンは、現代に生きる英国紳士をジェントリーに表現
gentry(ジェントリー)の意味は、優しく、柔らかく、穏やかに、上品に――ポール・スチュアート メンズの2023年秋冬シーズンの装いは、まさにジェントリーな世界。外で人と会う機会が増えて、ドレッシーなスーツやジャケットに大人の男の色気を醸すネクタイの色柄が美しく映えます。
モデルを務めた佐藤チーフデザイナーが個人的に好きなのは、【Style-2】のスーツスタイル。「いかにスーツを色っぽく着るかが昨今のメンズドレスの大きなテーマですが、今シーズンは、60~70年代によく着られていたブラウンやオリーブが注目色です。そこにVゾーンを華やかに飾って、エレガンスで色気があるスタイリングが新鮮。秋冬シーズンらしい生地感のスーツやジャケットを軽く柔らかく仕立てているので、ぜひお楽しみください」と語ります。
Photo. Yoshimi Seida / Text. Makoto Kajii
Edit. FUTURE INN
ポール・スチュアート メンズの2023年秋冬シーズンテーマは「So British」
「アングロ・アメリカンスタイル」の表現を追求してきたポール・スチュアートのスタイルの源流はブリティッシュです。アイテムではスーツやジャケット、秋冬の素材ではツイードやコーデュロイがブリティッシュの主役になりますが、今シーズンのポール・スチュアートは、その源流を深掘りして、男性的な印象の強いブリティッシュを、きれいな色、柔らかな生地、フェミニンな着こなしで、現代的にアップデートしています。
また、今シーズンは「三陽商会80周年」というアニバーサリーを記念して、ブランドのシグネチャーやアーカイブを表現したアイテムも登場するのでご注目ください。
【Style-1】
ポール・スチュアートを代表する“Parquet(パケ)”柄がジャケットの織り地で復刻
ブランドにとってオリジナルの柄やモノグラムは“家紋”のように特別なものです。ポール・スチュアートが大切にしている“Parquet(パケ)”柄は、ポール・スチュアートを大きく育てたクリフォード・グロッド氏が社長だった時代に、スポーツ・ジャケット(ブレザーなどのカジュアルジャケットの総称)の素材開発に取り組んでいたNYのデザインチームが、ベルサイユ宮殿のグラン・トリアノンに使われている四角形と長方形パターンの寄木細工による木の床に着目し、それを元に機織り職人がウール素材で再現したものです。
【Style-1】のジャケットは、今シーズンの注目色のオリーブカラーに、パケ柄を織りで表現。ジャケットのインナーはハイネックニットで、ストールをふわっと飾って、チーフもプラス。さらにもう1色、バーガンディのパンツを合わせて、色のハズシ、組み合わせの新鮮さとともに、シックでエレガンスなスタイリングで大人の色気を香らせます。
【Style-2】
クラシックな雰囲気で人気のモデル「BAKER(ベイカー)」に、オリジナルのバーズアイで、華やかなブラウンスーツスタイル
佐藤チーフデザイナーがイチ推しする、秋の注目色ブラウンのスーツ。「ビジネスマンに人気のバーズアイは、基本的に黒×ライトグレーの“チャコール見え”が多いのですが、この新作スーツは、オリジナルのブラウンのバーズアイです」と説明します。
【Style-2】の着こなしは、ブラウンと親和性の高いパープルのストライプシャツに、アールヌーボー調の大柄のネクタイを合わせてクラシック感をアップ。スーツのモデルは人気の「BAKER(ベイカー)」で、佐藤チーフデザイナーは、「バーズアイは見た目に重厚感のある生地なので、ジャケットの内蔵物を省いて軽く仕立てて、着心地の良さを追求しています。スーツらしいハリは残しながら、肩周りは軽いので、ぜひご試着ください」と推奨します。
【Style-3】
ライトに着こなせるツイーディーなジャケットが、新しい秋の幕開けを告げます
秋冬シーズンになると恋しくなるのがツイード素材。今季のポール・スチュアートは、ブランドが求めるエレガンスの表現のために、経(タテ)糸にウールを、緯(ヨコ)糸にアルパカ混のループヤーン(表面にループ(輪)をもたせた変形糸)を使用したオリジナルのツイーディータッチの生地を開発。ツイードのような膨らみ感があり、ランダムな糸の配列によるメランジ調で、軽くて柔らかくて暖かい着心地を実現しています。
【Style-3】の着こなしは、そのブラウンのジャケットに、「コレクションライン」のレギュラーカラーシャツと大柄なペイズリーネクタイをミックス。パンツはオフホワイトの中太コーデュロイを合わせて、ブラウンをホワイトで柔和に表現しています。
ポール・スチュアート青山本店「VIOLIN RECITAL」開催中
毎週日曜日にポール・スチュアート青山本店でヴァイオリン リサイタルを開催しています。プロのヴァイオリニストをお招きして、14:00~14:30と15:00~15:30の2回の演奏を予定しています。
8月13日(日)はヴァイオリニストの森岡 ゆりあ(もりおか ゆりあ)さん、8月20日(日)はヴァイオリニストの熊谷 真紀(くまがい まき)さん、8月27日(日)は橋本 彩子(はしもと あやこ)さんが登場します。
ドリンクの無料サービスもございますので、ぜひご来店ください。
ポール・スチュアート 青山本店
TEL 03-6384-5763
東京都港区北青山二丁目14-4 ジ アーガイル アオヤマ 1F
営業時間 11:00~20:00
併設するバー「THE COPPER ROOM(ザ コッパー ルーム)」
18:00~24:00 ※同一テーブルでの会食は4人以内
※酒類の提供を再開しております
これまで同様、感染防止対策を徹底し営業いたします。
ご不明な点がございましたら、ショップまでお問合せください。