【Paul Stuart Staff Coordination 2021AW】 スタッフが愛用するアイテムと今季モノを合わせた新鮮スタイリング


 

今回は、大好きな「愛着服」と今シーズンの「新着服」のミックスコーデ特集――クローゼットを開くと、「そんなに着ていないけど、どうしてもそばに置いておきたい服」や「毎シーズン同じ時期になると着たくなる服」あるいは「痩せたらまたこれを着よう」と思っていたり、「思い入れがあって処分できない」というものも絶対にあるはずです。


そんな相思相愛の相棒とも呼べる愛着服を活かすのが、新しい服との出合いやコーディネート。洋服のプロであるポール・スチュアートのスタッフは、愛着がある服を、今シーズン届いた新しい服と上手に組み合わせて、自分らしく着こなしています。ぜひ、秋冬のおしゃれの参考にしてください。

 

Photo. Natsuko Okada / Text. Makoto Kajii
Edit. FUTURE INN

 

しっかりしたクラシックの軸があるので、新しい着方や色にもチャレンジできます

【田名部龍太郎の愛着服】茶色のジャケットを着て“自分新発見”しました。

 

ジャケットは4年ほど前に購入したものです。紺系と茶系の2色展開で、自分は紺色が好みなので紺を買ったら、スタッフから「田名部さんもたまには茶系を着てみればいいのに」と薦められて買いました。茶系は持っていなかったのですが、着ているうちに茶系も好きなことに気がついて、それから好んで着るようになりました。

 

トラウザーズも3年ほど前のもので、ポール・スチュアートが1930年代に展開していた「コーヒーグレー」という色のボトムスです。

 

 

【田名部龍太郎の新着服】冬が近づくと暗くなりがちな着こなしをニットの新鮮色で打破

 

ジャケットスタイルのインナーはタイドアップか、シャツ+ニットが多いのですが、今シーズンのライムイエローのニットにスカーフを合わせました。普段は明るい色は着ないのですが、このニットの色はひと目見て気に入って、茶系とのコントラストも効いてお互いのアイテムが引き立ちます。ニットの首元にスカーフを巻くのはポール・スチュアートのカタログでも最近増えてきている合わせ方なので、意識して着るようにしていますね。

 

手持ちのジャケットに着こなし方の変化をつけたり、新色カラーを加えてモダンに見えるのは、ポール・スチュアートがしっかりしたクラシックスタイルの軸があるから。男性はコンサバになりがちですが、秋冬にも新鮮なチャレンジが楽しめます。

 

 

伊勢丹浦和店 店長 田名部龍太郎(埼玉・西東京エリアマネージャー)

 

 

 

手放せないブラウスに、今季のジャケット+パンツで、マニッシュな黒の装い

【馬場由香里の愛着服】手洗いできてノンアイロンで着られるのも気に入っています。

 

このブラウスは5~6年前に購入したもので、シャツカラーとリボンタイが特に気に入っています。袖のカフスにくるみボタンが3個付いていて、手首回りがキリッと締まるのもカッコイイです。リボンタイの結び方一つで、気持ちがシャキッとしたり、カジュアルで遊びっぽく着こなせたり、バリエーションがつけられるのが楽しくて、とても大切に着ています。素材もしっかりしていて、手洗いOKでノンアイロンなので、朝、「今日着ていきたい」と思ったらすぐ着られるのもお気に入りのポイントですね。

 

 

【馬場由香里の新着服】自分をクラスアップしてくれる服は素直に着こなせます。

 

そのブラウスに、今季のジャケットとパンツを合わせました。ジャケットは軽くてとても合わせやすく、オンタイムからオフまで汎用性の効くテーラードです。パンツもワイドでゆったりと穿けて、大人らしいバランス感に整えてくれますね。もっとエレガントな雰囲気にしたいなら、ロングのプリーツスカートを選びます。

 

ポール・スチュアートの服は、上質な素材にこだわっていて仕立てもきれいなので、上品に見えるのが気に入っています。自分をクラスアップしてくれる服は着ていて気持ちいいですね。お客様もきちんとした洋服を探されていることが多いので、今シーズンも素敵なジャケットやワンピースをお薦めしています。

 

 

 

高島屋日本橋店 店長 馬場由香里

 

 

 

スーツは全体が引き締まって品格が出るので、仕事もプライベートも一番の相棒です

【三田和幸の愛着服】7年前に仕立てたメイド トゥ メジャーのスーツが着られました。

 

自分は腕が長くて既製品では袖が足りないので、スーツやジャケットはオーダーになります。今日着ているのは7年前にメイド トゥ メジャーで作ったスーツで、久しぶりに着用しました。実は一時期太ってしまって着られなかったのですが、最近体重と体型が戻って、久しぶりにクローゼットから出してみたら着られてとてもうれしかったです。

 

気に入っているのは「VITALE BARBERIS CANONICO(ヴィターレ・バルベリス・カノニコ)」の生地ですね。程よい起毛感がクラシックな雰囲気で、今着ても生地が古さを感じさせません。スーツは大好きですね。ジャケットスタイルと比べると、スーツは全体が引き締まって自然と品格が出ます。

 

 

【三田和幸の新着服】タイドアップでは表現できない程よい抜け感をハイネックニットで

 

今回のテーマに合わせて選んだのは、今シーズンお薦めのハイネックニットと、大好きな「クリフォードコート」です。スーツ=タイドアップというお客様も、このニットをお薦めすると、ドレスアップ感が出るので、今っぽいスタイリングとしてとても好評です。

 

コートはお馴染みのクリフォードコートですが、今季は新しい色味が男性らしい格好良さを引き立てて、さらにラグランスリーブなので、カジュアルにも着こなせるのが魅力です。これからコートは手放せなくなりますが、オンオフに活躍するデザインは重宝しますね。

 

 

 

伊勢丹新宿店メンズ館5階 店長 三田和幸(新宿エリアマネージャー)

 

 

 

秋冬の主役はレザー。10年以上前のレザージャケットと今季のワンピースのミックスコーデ

 

【岡田有香子の愛着服】気持ちも引き締まる、先輩から譲り受けたレザージャケット

 

尊敬している先輩が新しいレザーアウターを手に入れたので、先輩が10年以上前に購入したレザージャケットが私の手元にやって来ました。素材はとても柔らかいラムレザーなので、着るというより羽織る感覚で着こなせて、とても気に入っています。レザーはファッションに欠かせない素材ですし、特に秋冬には取り入れたいので、先輩には感謝しています。

 

 

【岡田有香子の新着服】女性らしいシルエットのワンピースを着ると、お出かけしたくなります

 

レザージャケットがピリッと着こなしを締めてくれるので、インナーには今シーズンのボタニカル柄の易しい雰囲気のワンピースを合わせました。ポール・スチュアートのワンピースは、ジャケットに次いで人気のアイテムで、お客様からも「コーディネートを考えないで1枚で簡単にきちんと感が出せる」と好評です。ジャケットやカーディガンを羽織るだけで雰囲気を変えられるのもワンピースのマジックですね。

 

私はワンピースを着ると、友人とおしゃれなレストランでランチしたり、絵画や演劇を観に行ったり、友人と過ごすおしゃれなイベントに出かけたくなります。特にお気に入りのワンピースなら気分も上がるし、きっと誰かに見せたいのでしょうね。この冬のお出かけも楽しみです。

 

 

 

東武池袋店 店長 岡田有香子

 

 

 

 

衣料回収リサイクル活動「EARTH TO WEAR RECYCLE」
全国の百貨店では現在も開催している店舗もございます

 

三陽商会は全国の対象店舗で当社製品を対象とした衣料回収リサイクル活動「EARTH TO WEAR RECYCLE」を順次実施しています。

※今回は、三陽商会の製品以外も回収対象としております。

この活動に参加いただきましたお客様には、お持ちいただいたアイテム1点につき1,000円分のスペシャルクーポンをお渡しいたします。(お1人様9点まで)※店舗により実施内容が異なる場合がございます。ぜひこの機会にクローゼットをご確認いただき、衣料回収にご参加ください。

 

衣料回収リサイクル活動「EARTH TO WEAR RECYCLE」詳細
https://www.sanyo-shokai.co.jp/company/sustainability/etwr/shoplist.html