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- 申 真衣・白澤 貴子の初夏コーデ&対談 表の顔、裏の顔 ── 裏の顔編
EPOCAは今年で30周年。記念企画として、ブランドが掲げる「世界を舞台に活躍する働く女性」という女性像を、
それぞれの視点で体現する申 真衣さんと白澤 貴子さんの対談が実現しました。
仕事で見せる“表”と、プライベートに宿る“裏”。
お二人がそれぞれコーディネートしたEPOCAの初夏スタイルとともにお届けします。
後編は「裏の顔」。5月から夏までを彩るバカンススタイルで、旅服の選び方やストレス解消法、
今後の目標など、プライベートについて語っていただきました。
“このブラウスはカットワークがとても可愛くて一目惚れ。たっぷりと分量のある袖も優雅に感じて惹かれます。リゾートなら、プールサイドで水着の上にさらっと着るのも素敵ですね”
今回はバカンススタイルがテーマですが、お二人は旅にはどんな服の選び方をしていますか?
まずは快適さが大切。子どもがまだ大きくはないので、さりげないリンクコーデや色合わせといった今だからできる楽しみも加えています。とはいえ、こういったときも黒が大活躍。たくさんの色が混在するようなバカンス先こそ、意外と写真映えするので重宝するんです。
私の場合は、エディターとして服と撮影場所のバランスを考えることを長くしてきたせいか、写真を撮るか否かに関わらず、自分の服と場の雰囲気が一致していることが旅の快適さを大きく左右するんです。泊まるホテルや訪れる場所の写真を事前に調べ、綿密に想像しながら持っていく服の色やシルエットを決めています。
“タンクにプリントスカート、は夏気分が高揚する私の定番スタイル。こんな薄手ジャケットをカーディガン代わりに羽織れば、旅先のちょっとしたディナーコーデとしても活躍してくれます”
バカンスは息抜きになると思いますが、日頃のストレス解消にはどんなことをしていますか?
実はアイスクリーム!家には「私しか食べちゃいけないアイス」をストックしていて、食べると気持ちがオフになる“儀式”みたいな感覚です。あとは週末に家族と過ごすこと。子どもたちが2人で仲良く遊んでいるのを見るのは極上の幸せですね。
申さんはオフするのがとっても上手だと耳にしていたのでどんなことをしているんだろう!と思っていたけれど、なんて可愛いストレス解消法なんでしょう♪自信をなくしたときはどうしていますか?
大抵のことは寝て体調を整えれば治る、と思っています。日記を長く付けていてたまに読み返すのですが、当時は大ごとに感じていたのに、結局は忘れていることも多い。それなら今もきっと大丈夫だな、って思えるんです。身体の調子が悪くなると心も引っ張られるので、最近は運動もよくするようになりました。
私も、嫌なことがあったらまず早く寝る。そして運動をして整えることで解決できることは多いと感じています。あとは時間の速度を、いったん強制的に落とすこと。乗馬もそうなのですが、もっと短く、5分でもいいんです。例えば話すテンポをわざとゆっくりとするとか、紅茶の時間を作るとか。そう、理由はわからないけれど、お水をふんだんに注ぐことに何よりも贅沢と幸福を感じるので、植物に水をあげることも気分転換になっています。
“私にとってワンピースは日常というより、ゆったり過ごしたいバカンスのときにラクに着るアイテムという感覚。こんな風に薄手で軽やかな素材の黒のワンピは、暑い場所でも意外と涼やかで重宝します”
申さんはやらないことを明確に決めていると聞きました。お二人とも時間管理が大変だと思うのですが、工夫していることはありますか?
申さんがお子さんに同じ靴をハーフサイズ刻みで先買いしたり、保育園用に同じ服を複数枚用意したり……という話は有名ですよね。私はどうしても過程を大切にしてしまいがちですが、迷う時間を減らすことは活躍されている経営者の方々が多く意識されているので、さすがだなと思います。ただ、私自身も時短や効率を考えるのは好きです。また、元々ショートスリーパーなので人より起きている時間が長く、得しているなあと思うことは多々あるのですが、年を重ねて一層、寝室のしつらえなど、良質な睡眠を心がけるようになりました。あとは基本的にはテレビや動画を観ないことかな。
そうですね、睡眠は私にとって最優先したいことのひとつなので、7〜8時間は確保します。その代わり、削れる時間は削る。私も動画は冗長と感じるのであまり観ず、情報収集は文字中心です。そして、外注できることは頼む。先回りできる予定はカレンダーに入れておく。そういった積み重ねで、動きを軽くしています。
- DRESS¥91,300
“大人のバカンススタイルといえば、麻のカフタンシャツ。夏の日差しと相性の良いサフランカラーで季節を思い切り楽しみたい!印象的な色でも垢抜けやすい七分袖がポイントです”
最後に将来の夢について教えてください
以前は目標を立ててそれに一歩ずつ近づいていく、ということが好きでしたが、達成することを追い続けるのはあまりサステナブルじゃないなと思うようになってきました。今は「どこに辿り着くか」より「どういう状態を保つか」にフォーカスが移っています。好奇心を持ち続ける、学び続ける、若い人とも会い続ける。そういう状態を維持したい。社会で何を成し遂げるかへの関心は段々薄れて、今は子どもたちの記憶に残りたいという気持ちの方が強くもなっています。例えば、誕生日のケーキをなるべく同じものにしたら記憶が強く残るんじゃないか、なんて考えてみたり。
私は、なりたい自分の姿がビジュアルとして頭の中に明確にあるので、そこに少しでも近づくことが目標ですね。大人になるほど、重ねてきた思考や経験が顔や佇まいに表れて、表面的な調整では誤魔化しがきかない。だからこそ、どんな経験や選択が、素敵だと思える雰囲気に近づけるのか、はいつも考えています。そのために、これからもたくさんの新たな挑戦と成長を繰り返したいです。