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【Fall & Winter 2025】
ウィメンズディレクター宮下厚子が語る秋冬シーズンカタログ

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2025年秋冬のポール・スチュアート ウィメンズコレクションは、「Gently Struttin'」がテーマ。日本語にするなら“たおやかに歩む”というニュアンスで、自分らしい芯をもちながら柔軟さも忘れない現代の女性像をイメージしています。

「ジャズがお好きなかたなら、ソニー・クラークの名盤『Cool Struttin'』が真っ先に思い浮かぶのでは。こちらはジャケットのアートワークに象徴されるとおり、ハイヒールを鳴らしながら堂々と街を闊歩するイメージ。ですがいまの時代、自信やポジティブさを宿しつつ、しなやかさや軽やかさも大切にしたいですよね。そんな思いを込めて“Gently”という言葉を選びました。ポール・スチュアートのアイデンティティであるクラシックとモダンの融合、そして移ろいゆく季節を感じながら日々を歩むという意味合いも含んだコレクションテーマです」

軽やかに歩けるアイテムがコレクションのキーに

軽やかに歩けるアイテムが
コレクションのキーに

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「シーズンビジュアルでは、久しぶりにロケ撮影を行いました。フランク・ロイド・ライトが設計した歴史的な建物は、トラディショナルな魅力にあふれつつ今見ても新鮮。そんな空間にポール・スチュアートの世界観を重ねています。シーズンテーマに沿って、歩くカットを多く採用しているのもポイントですね。」

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「今季のキーアイテムとしてまずご紹介したいのが、私がディレクターになってから初めて登場するパンツスカート。立ち姿はエレガントなAラインですが、歩くときには軽やかな脚さばきを叶えます。まさに“Gently Struttin'”なアイテムですね。シーズンカタログのファーストルックでは、ジャケットとパンツスカートのセットアップでクラシックのアップデートを表現しています」

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「プリント柄のアイテムも今季のポイントになっています。クラシカルなドットから、秋冬らしい色使いで表現した植物柄まで。歩みに合わせて軽やかに揺れ、スタイリングのアクセントになります。ワンピースやスカートのルックには、カラータイツで秋冬らしさを加えました」

トラディショナルなアイテムをさまざまにアップデート

トラディショナルなアイテムを
さまざまにアップデート

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「ポール・スチュアートらしいトラディショナルなアイテムも随所に取り入れています。ただ、歴史のあるアイテムこそ現代的にアレンジすることが大切。たとえばアランセーターなら、リラックスシルエットのジレに。実りの秋を思わせる深い赤を乗せて、モダン&シックなワントーンスタイルをご提案しています」

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「ワンピース、コート、スカートなど、伝統的なチェック柄をふんだんに使っているのも今季の特徴です。クラシックの流れが強まるいま、注目のアイテムといえますね。それからチェーンツイードのジャケットにも注目。こちらもトラディショナルな服ですが、クールなモノトーンで現代的なルックに仕上げています」

季節の変化を楽しみつつ、快適に過ごせるアイテムを多彩に

季節の変化を楽しみつつ、
快適に過ごせるアイテムを多彩に

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「私が以前から大切にしているのは、季節を感じながら装いを楽しむこと。急速な気候変動でシーズンの境目があいまいになっている昨今ですが、だからこそ色づく木々や高くなる空、北風が運ぶ冷気は豊かさや高揚感をもたらしてくれると思います。今季のコレクションでも、「air」「tints」「harvest」「chill」「wintry」という5つのサブテーマのもとで移り変わる季節を表現しました。

とはいえ、実際の気候に即して快適に過ごせるご提案も重要。そこで、素材選びに工夫を凝らしています。たとえば、秋の立ち上がりから展開するこちらのブラウス。薄く涼やかなシアー素材と、ペイズリー柄のカットジャカード素材を組み合わせています。見た目は秋らしく、それでいて暑さが残る時季から使える一枚ですね。そして秋が深まり、冬が訪れたら、ここにニットやアウターをレイヤード。シーズンを通してお召しいただくことで、ひとつの世界観が完成していく様子をお楽しみになれます。

ちなみにブラウスやニット、ボトムスはご家庭で手洗いができるものも多く、イージーケアという面でも現代のライフスタイルに即したコレクションになっています」

「細かいところでいうと、ベルトも今季のキーアイテムになっていますね。ルックを見ていただくと、至るところで登場しているのがわかるはず。バックルはブランドのイニシャルである“P”を4つ重ね合わせた意匠で、ブランドのシグネチャーとなっています」

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「いつもシーズンビジュアルのルックは自分でスタイリングしていて、時には悩みに悩むこともあるのですが、今季は意外なほどすんなりと各ルックをコーディネートすることができました。ですので、みなさまのワードローブにも馴染みやすいのかなと思います。ポール・スチュアートらしい伝統と品格に、時代性を掛け合わせた新作をぜひお試しください」