【Paul Stuart Womens Masterpiece 2023】 「ファーストバッグ」が初のアップデートで「ファーストバッグ アドバンス」に進化――弁護士でファッションエディターの海老澤美幸さんが語る“仕事とバッグの心地良いバランス”

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2017年の発売以来、“女性の理想のお仕事バッグ”としてロングセラーとなっているポール・スチュアートの「ファーストシリーズ」のファーストバッグが、今春、FIRST BAG ADVANCE(ファーストバッグ アドバンス)としてデビュー以来、初のアップデートを行いました。
働く女性のために機能性を充実させた新しいバッグを、弁護士でファッションエディターの海老澤美幸さんがさっそくチェック。「2017年は私が弁護士になった年。同じ年にデビューという縁も感じながら使ってみました」という海老澤さんに、アドバンスの使い心地をお聞きしました。

 

Photo. Yoshimi Seida / Text. Makoto Kajii
Edit. FUTURE INN

 

 

ファーストバッグ アドバンスの第一印象は、「シックな佇まいで、使いやすそう」

弁護士の仕事は、裁判所に行ったり、依頼者との打ち合わせに出かけるなど外に出ることも多く、持ち運ぶ書類も多くなりがちです。パソコンやタブレットのほかに裁判記録や資料なども携行しますので、メインで使っているバッグのほかに、書類の重さに耐えられるトートバッグなどを持つことも少なくありません。バッグを複数持ったり、大きなバッグを持つと、どうしても洋服とのバランスも悪くなってしまいます。

 

ファーストバッグは初めて使ってみましたが、まずダークグリーンがとてもシックな雰囲気があってステキです。黒ほど重くならず、服の色を選ばないのもいいですね。大人の女性が持って上品に見える色は、仕事で使いやすいのはもちろん、急に夜の会食などが入ったときにも持っていけるのがうれしいです。

 

荷物の出し入れが多いので、バッグの開口部が大きく開くのもうれしいポイント。パソコンも入るし、A4サイズの書類封筒がそのまま入れられて、内装にポケットが多いのも整理しやすいです。私はバッグの中でペンが迷子になりがちで、キャップが外れてバッグの中がインクで汚れたりすることもあって、ペンがスッと取り出せるポケットは個人的にとても惹かれました。

 

 

弁護士の視点と、ファッションエディターの視点で、「仕事バッグに求めるもの」

弁護士は立場上、外見の印象に気をつける場面が少なくない職業で、中でも仕事用のバッグは、相手に強い印象を与えるアイテムの一つ。ハイブランドの華美なものやブランドが全面に出ているものなどはふさわしくない場面もあります。逆に、四角くて黒いブリーフケースは無味乾燥すぎて、女性が持つには少し味気なく感じることも。

このファーストバッグは、表側にロゴがないのがいいですね。イメージにとらわれることなく、主張し過ぎず、上質感と信頼感のあるバッグです。仕事然としていない佇まいでありながら、“スーツにふさわしいバッグ”だと思います。

 

女性の弁護士ともよく話をしますが、皆さん非常に忙しくて、どんな服やバッグを持てばよいのか迷子になりがちです。関心はあるものの、欲しいものを探したり、情報を得る時間もなく、アップデートできない……という話をよく聞きます。

私は弁護士の中でも相当自由な服装をしていますが、やはり場面によって信頼感は重要なので、こういう洗練されているバッグの存在はありがたいですね。女性の弁護士にもおすすめしたいです(笑)。

 

ファッションエディター的な視点からは、デザイン性と使いやすさを兼ね備えているバッグという印象です。女性の仕事着はポケットが少ないのが悩みですが、このファーストバッグには後ろポケットがあって、名刺入れやペンをサッと取り出せるのは、人前でもスマートだと思います。

働く女性のために実用性を優先させながら、きちんとデザイン性を保っているバッグは、ポール・スチュアートらしくて、安心して選べますね。

 

 

FIRST BAG ADVANCE(ファーストバッグ アドバンス)のここが改良ポイント

機能性とエレガントさを備えた女性用ビジネスバッグ「ファーストバッグ」が「ファーストバッグ アドバンス」としてリニューアル。働く女性に向けて、さらに機能性を充実させました。

 

 

 

上品で端正な表情のオリジナルレザーは、革の鞣(なめ)しの段階から内側にはっ水剤を入れて、はっ水機能をより向上。急な雨でもサッと拭くだけで大丈夫です。

 

 

さらに、初代のハイスペックは維持しつつ、時代に合わせてより軽量に仕立て、ハンドルの根元に金具を付けることで、ハンドルを稼働しやすくしています。