【Paul Stuart MADE TO MEASURE FOR WOMEN】―大切なシーンでお召しいただきたい上質なスーツを仕立てる―

『PRESIDENT WOMAN』編集長・木下明子さんがオーダー 40歳代の仕事着で大切なものをすべて詰め込んだスーツ


 

新しい時代のリーダーとして情熱的に働き続けたい女性のためのメディア『PRESIDENT WOMAN(プレジデント ウーマン)』編集長の木下明子さんが、初めてのMADE TO MEASURE(メイド トゥ メジャー)をポール・スチュアート 青山本店で体験。「日本人の標準的な体型ではなく、既製服がなかなか合わずにずっとサイズには悩みがありました」という木下さんの悩みを解消するスーツが出来上がりました。

Photo. Yoshimi Seida / Text. Makoto Kajii
Edit. FUTURE INN

 

 

年齢と仕事、役職を掛け合わせて、自信に繋がるスーツを作る

 

 

――出来上がりを着用した感想をお聞かせください。

 

木下明子(以下、木下) 初めてのオーダーメイドでしたが、生地やボタン、裏地などを選ぶプロセスも含めて楽しかったです。私は背が高くて痩せているスキニー体型で、既製服がなかなか合わない上に、この数年のオーバーサイズの流行にも不満で、気に入った服と出合うことは難しかったのです。

 

――それでは余計に、体型にフィットしたスーツは念願だったわけですね。

 

木下 出来上がったスーツを着て改めて感じたのは、私の年齢になると、「サイズ感、フィット感、上質な生地」が大事ということですね。それがあって着心地の良さに繋がり、飽きずに長く着用できるものになっていきます。私は特に下半身が細いので、ずっと「自分にぴったりのタイトスカートと出合うことは無理かな」と思っていましたが、着用してみてオーダーの良さを実感しました。

 

ポール・スチュアート「メイド トゥ メジャー」ジャケット+スカートお仕立上り 価格256,300円

 

 

――生地の色も独特なブルーグレーで、上品なのに華やかな印象もあります。

 

木下 普段はベージュや黒など着回しやすい色が多いのですが、プロに相談しながらこのネイビーを選んでいただいて良かったと思っています。改まった席にはスーツで、デスクワークなどはジャケットにタートルニット+デニムなどのカジュアルな感じにも着こなせそうですね。

 

――『プレジデント ウーマン』の読者の女性は、バリバリのビジネスウーマンですが、仕事着の意識など変化はありますか。

 

木下 長引くコロナ禍とリモートワークもあって、仕事着のカジュアル化は進んでいますが、役付きの女性の多くは、それなりにクラス感があるものや役職に適した服を求めていますね。年齢的に体型の悩みも出てくるので、着心地が良く、機能性があって、サイズがフィットしている服をきれいに着こなしたいという思いからオーダーメイドには関心が高いと思います。

 

 

――このスーツをいつ着られますか。

 

木下 「PRESIDENT WOMAN ダイバーシティ担当者の会」(https://president.jp/articles/-/47869)で月に1回のペースでオンラインイベントがあるので、そこでお披露目したいと思います。この会は、現在、大企業を中心に約350社の人事・ダイバーシティご担当者の方が会員で、組織の中の女性登用を阻む真の原因を探り、問題解決に直結するさまざまな提案をしていくことを趣旨としています。

 

――10月1日(金)にはポール・スチュアートとのイベントもあるそうですね。

 

木下 弊誌とコラボして作成した「理想のお仕事コート」の発売を記念して、青山本店で19時からYoutubeライブ(https://youtu.be/OlrX56skbwg)によるイベント「働く女性のための『マスターすべき“冬コート”着こなしテク』講座」を開催予定です。スタイリストの高橋みどりさんに、働く女性にとっての理想のコートとその着こなしについて伝授いただきます。そのときにもこちらのスーツを着用させていただきます。読者の声を反映して作成した軽くて暖かく、ビジネス仕様のダウンコートはこのスーツにぴったり合うと思います。

 

――YouTubeライブ、楽しみにしています。ありがとうございました。

 

 

ポール・スチュアートのスタイルをそのままに、最良のフィット感を。
3ステップで完成する「MADE TO MEASURE(メイド トゥ メジャー)」

 

 

ポール・スチュアートのパターンオーダー「MADE TO MEASURE FOR WOMEN (メイド トゥ メジャー フォー ウーマン) 」は、既製品として磨かれてきたデザインから好みを選び、表地や裏地、ボタンなどをセレクト。ゲージサンプルを試着して、バスト・ウエスト・裾周り・ヒップなど横幅のサイズ調整を加えていき、自分にぴったりなサイズ感に仕上げていくものです。シーズン毎にエクスクルーシブな生地も揃え、ワンランク上のスーツをお仕立いたします。

 

木下さんが選んだ表地(裏地2種とボタンは直営店限定。※一部店舗では取り扱いのない店舗があります)

 

 

【STEP:1】表地をセレクト

難しくもあり、楽しいのが生地選び。オーダーならではの「ドーメル EXEL」をチョイス

 

木下さんが選んだデザインは、テーラードジャケットのシングル2ツ釦タイプとタイトスカート。ジャケットはスカートにもパンツにも合わせやすく、正面からのシルエットが細く見えるのも好評です。スカートはウエスト部分の計算されたダーツにより、ヒップラインが美しく見え、後身頃の裾はセンターベンツ仕様です。

 

 

「私は日本人離れした肌の色や体型なんです」という木下さんが表地選びで迷ったのは、「既製品では出合えない色」というブルーグレーの生地と、ベージュ地に茶の千鳥格子の英国カントリー調の生地。カジュアルで優しく柔らかい感じのベージュに対して、いわゆる紺ではなくシャープでありながら華やかなブルーを手に取って、「自然光の中で生地感を見てみたい」と移動します。

 

 

最終的に木下さんが選んだのは、フランスの高級服地メーカー「ドーメル」のウール100%・ナチュラルストレッチの生地。オーダーを担当したスタッフの正木は、「今シーズンのパターンオーダーのエクスクルーシブな生地で、軽くて着やすく、ナチュラルな光沢感が着映えする、既製品にはないファブリックです。都会的で、シャープで華やかな印象は、木下さんにぴったりですね」と太鼓判です。

 

 

【STEP:2】裏地・ボタンでカスタマイズ

裏地は「着ているときに気分が上がる色」を、着回しも意識して袖をめくれる仕様に

 

表地が決まったら、裏地と付属パーツでより木下さんのお好みの仕様にカスタマイズ。ボタンは手彫りで人気の水牛ボタンの黒を、裏地は、「ちょっと遊び心を加えたい」と鮮やかなターコイズをチョイス。さらに、「袖をめくれるジャケットは着回しに便利」と、袖の裏地はカジュアルな感じに変更して、より個性的に。

 

 

【STEP:3】サイズ決定・採寸による調節

外国人体型の木下さんは、7号のゲージサンプルを着用して、細かくサイズ調整を

 

「全体的に細くて背が高い」木下さんの体型に合わせて、上下とも7号のゲージサンプルを用意。「ジャケットは7号でぴったりでしたが、ウエストを少し詰めました。スカートは脚が長くて細いので、ウエストとヒップは詰めて、丈を伸ばし、さらに木下さんは座ることも多いそうなので、座ったときに膝が半分隠れるぐらいの長さに調整しました」と担当の正木は微調整を加えていきます。

 

 

木下明子(きのした あきこ)
『PRESIDENT WOMAN』編集長


1996年、早稲田大学第一文学部卒業後、プレジデント社入社。dancyu編集部配属。2003年に退社、ブリティッシュコロンビア大学アジア太平洋政策大学院(カナダ)に留学。05年5月同大学院修了、6月よりプレジデント社に再入社し、プレジデント編集部配属。13年よりプレジデント編集部副編集長。17年プレジデント ウーマン副編集長、18年1月より編集長就任。1児の母。中国語と英語に堪能。2021年、女子大生向け就活支援企業のキャリア美人よりWOMAN’s VALUE AWARED受賞。

PRESIDENT WOMAN
https://president.jp/woman

 

【MADE TO MEASURE(メイド トゥ メジャー)参考記事】
夫婦で仕立てる「メイド トゥ メジャー」~ウィメンズ・オーダー編~
https://store.sanyo-shokai.co.jp/blogs/feature/lps-special24

 

夫婦で仕立てる「メイド トゥ メジャー」~ウィメンズ・完成編~
https://store.sanyo-shokai.co.jp/blogs/feature/lps-special33

 

 

ポール・スチュアート 青山本店

TEL 03-6384-5763
東京都港区北青山二丁目14-4 ジ アーガイル アオヤマ 1F
営業時間 11:00~20:00
併設するバー「The COPPER ROOM(ザ コッパー ルーム)」
営業時間 14:00~20:00(※当面の間、ソフトドリングのみのご提供となります)
※詳しくは店頭スタッフまでお問い合わせください。