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Paul Stuart AOYAMA 5th Anniversary
Paul Stuart meets VITALE BARBERIS CANONICO
ポール・スチュアート 青山本店 5周年記念イベント「FRENCH WINE & FABRIC TALK SHOW」
フィリップ・トルシエ監督が手がけるワインを飲みながら、極上の機能性素材のスーツを語り合う
ポール・スチュアート 青山本店 5周年記念イベント「FRENCH WINE & FABRIC TALK SHOW」――フィリップ・トルシエ監督が手がけるワインを飲みながら、極上の機能性素材のスーツを語り合う

左から、フィリップ・トルシエ氏(元サッカー日本代表監督、ワイナリー「ラ・ベル・ガブリエル」オーナー)、長谷川喜美氏(ヴィターレ・バルべリス・カノニコPR&マーケティングアドバイザー)、鴨志田康人(ポール・スチュアート ジャパンディレクター)、矢部克已氏(ファッションエディター&ジャーナリスト)、四方章敬氏(スタイリスト)

11月は、ポール・スチュアートの季節!――11月7日(金)の夜、「ポール・スチュアート 青山本店 5周年記念イベント」を開催しました。 トークショーは、ポール・スチュアート ジャパンディレクター鴨志田康人をはじめ、スタイリストの四方章敬氏、ワイン通でファッションエディターの矢部克已氏、ヴィターレ・バルべリス・カノニコ(VBC)PR&マーケティングアドバイザーの長谷川喜美氏に加え、スペシャルゲストにフィリップ・トルシエ氏を迎えて、大盛況の中でスタート。 トルシエ氏がオーナーの「ラ・ベル・ガブリエル」ワイナリーより2種のワインを取り寄せ、美味しいワインを味わいながら、ポール・スチュアートがVBCの機能性素材「オフリミッツ」とコラボレーションしたスーツのスタイリングを披露しました。
ヴィターレ・バルべリス・カノニコ(VBC)社とポール・スチュアートの別注傑作!
鴨志田康人(以下、鴨志田) ポール・スチュアートは、360年に渡り高品質な服地を製造する世界でも最古のファブリックメーカーの一つであるヴィターレ・バルベリス・カノニコ(VBC)と組んで別注生地を製作していますが、今回は機能性素材「オフリミッツ」とコラボレーションしました。 今日のイベントでは、チョークストライプの生地のスーツと、ハウンドトゥース(千鳥格子)の生地のスーツを、スタイリストの四方章敬氏にコーディネートしていただきました。 「オフリミッツ」について、VBCのPR&マーケティングアドバイザーの長谷川喜美さんからご説明いただきます。

長谷川喜美 VBCは創業者一族13代に渡って、最高品質のウール服地を作ることに注力している企業で、トラディショナルでクラシックなイメージがあると思いますが、工場排水を完全100%浄水化したり、100%再生可能エネルギーを使用するなど、サスティナブルでクリーンな製造を行っています。
今回の機能性素材「オフリミッツ」は、見た目はウール100%のようですが、触れていただくとハリとコシがあって、“快適さ”をキーワードに開発しました。現代に求められる快適な着心地を実現した“進化するポール・スチュアート”にぴったりな生地になっています。
鴨志田 VBCの「オフリミッツ」は無地の展開しかありませんが、今回は別注で、先染め生地の柄物をオーダー。クラシックな佇まいがありながら、アップデートした機能性もあり、ビジネスマンにとって本当に便利で、快適な着心地が楽しめます。
四方さん、コーディネートの説明をお願いします。

四方章敬(以下、四方) 機能性素材「オフリミッツ」を使ったスタイリングは、“盛るより、少し引き算”が似合うと思い、シンプルなコーディネートでまとめてみました。
右のネイビーのチョークストライプのスーツは、ブルーのシャツにネイビーのタイを合わせたオーソドックスなスタイリングです。ジャケットは裏地のない一枚仕立てなので、すっきりと着こなせます。左の千鳥格子のスーツは、ニットとストールを合わせたワントーンコーデ。ニットとの相性が良く、シックに装えます。
鴨志田 四方さんらしいスマートなスタイリングですね。ベーシックなスーツって意外にコーディネーションが難しいもので、あまりハズしもできないし、遊ぶのも難しい。このスタイリングはシンプルですが、四方さんならではの味付けがされています。
四方 そう言っていただけてうれしいです。

左から、鴨志田康人、矢部克已氏、長谷川喜美氏、フィリップ・トルシエ氏、トルシエ監督の通訳を務めたフローラン・ダバディ氏
フィリップ・トルシエ氏が監督時代にスーツを着用していた理由
矢部克已(以下、矢部) トルシエさんに伺いたいのですが、監督時代、ピッチ(フィールド)でスーツを着てタイドアップされていたのはなぜですか?
フィリップ・トルシエ(以下、トルシエ) いろんな国籍のサッカー監督がいますが、私はフランス人であるが故、タッチライン沿いでもエレガントでいたいと思いました。まして、国の代表の監督は、国を背負うプレッシャーもありますから、よりエレガントでありたいし、日本人が持っているフランス人のイメージを崩してはならないとも思いました。
矢部 やはりキーワードはエレガンスなんですね。
トルシエ 先ほどのVBCの生地の話とも通じますが、ワインもテロワール(土地や気候)に始まって、職人の技術も非常に大切で、あとは、人のエモーションを呼び起こすことが大事です。
洋服を着ることは、人に自信と幸せを感じさせますが、ワインも飲むことで幸福感を感じたり、誰かと一緒のひとときをハッピーに過ごすことができます。
矢部 トルシエさんは、ワイン造りで何を一番大切にしていますか?
トルシエ 私はワイン造りでバランスを一番大切にしています。
鴨志田 それはドレスの世界も全く一緒ですね。色のバランス、素材感のバランス、フォルムのバランス……、さらに服づくりに対する美意識など、そういう点では本当にワインと同じだと思います。
トルシエ ブランドもワインも“伝統と歴史と進化”がとても大事なので、非常に共通点が多いと思いますね。



元サッカー日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏は、2014年にボルドーのサンテミリオンに1.1haの畑を購入し、ワイン造りを開始。現在は、サンテミリオンの多様なテロワールと、氏のワイン哲学が凝縮された個性の異なる3つの赤ワインと、アントル・ドゥー・メールの葡萄を使ったユニークな白ワインを生産しています。 ワイン名「ソル・ベニ(SOL BENI)3-4-3」の「3-4-3」とは、監督の代名詞でもある、守備のフラットスリー(3人)、その前の4人、前線の3人のフォーメーションを表したものです。

人と人を繋ぐワインで、EXTRA TIME(エクストラタイム)を楽しみましょう!
トルシエ 私がワイン造りを始めたのは、人を喜ばせたいのと、これまでのサッカー人生を通じてお世話になった方々への感謝の気持ちです。今日、乾杯で飲んだ白ワインは、最新作の「エクストラタイム(EXTRA TIME)アペラシオン・ボルドー」です。サッカーのロスタイムではなくて、人生の本当に特別な時間、スペシャルな時間を過ごしましょうという意味でのエクストラです。結構まろやかな味で、今日の5周年パーティーにふさわしいと思います。
もう1本の赤ワインは、一言で表現するなら、口にした瞬間、すごくシルキー。VBCの服地のようにシックです。
鴨志田 素晴らしいネーミングですね。
トルシエ 私は2002年の日韓W杯で、サッカー日本代表に史上初の勝ち点1と史上初の勝利をもたらしましたが、その日本の仲間たちとの絆になるものを考えたとき、ワインを造れば20年前、30年前のサッカーの話がずっとできると思いました。
今日、当時のメンバーが来てくれましたが、この仲間たちと一緒に飲めるのは最高ですね。

左から、元日本代表のJEF UNITEDクラブユナイテッドオフィサー佐藤勇人氏、フィリップ・トルシエ氏、元日本代表元トルシエジャパンNHK解説者 福西崇史氏、元日本代表、ザスパ群馬代表取締役GM 細貝萌氏、トルシエジャパン通訳、ジャーナリスト フローラン・ダバディ氏
矢部 ファッションもワインも“人を楽しくする”ものですが、ワインの個性を決めるのは品種だと思うんです。
トルシエ そうですね。ワイン造りをしているサンテミリオンは、スタンダードがとてもレベルが高いことを知っていて、そこで少しずつ自分流のワイン造りをしています。
鴨志田 それは洋服も一緒で、どんなに良いパターンを持っていて、どんなに良い作りでも、やはり素材(生地)が良くないと納得した服は出来上がりません。VBCとこうしてコラボレーションをしている理由の一つですね。
トルシエ SDGsの話をするとキリがありませんが、この地球温暖化の時代に、ワイン造りも洋服もいろんな課題が課せられています。私たちは常に新しいワイン造りを、明日の造り方を考え続けています。おそらくファッション界も同じでしょう。
鴨志田 今年の酷暑を振り返っても、装うことの意味などが問われていますが、トルシエさんがおっしゃった「エレガンス」はこれからも大切にしていきたいと改めて思いました。
トルシエ 本当に皆さん、今日がハッピーでいられたらなによりです。

スタイリスト若梅貴志氏、エディター三澤和也氏、日之出出版Safari 取締役藤原晃氏、同取締役榊原達弥氏






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ポール・スチュアート 青山本店
03-6384-5763
東京都港区北青山二丁目14-4 ジ アーガイル アオヤマ 1F
営業時間 11:00~20:00
併設するバー「THE COPPER ROOM(ザ コッパー ルーム)」
営業時間 18:00~24:00