【SARTO × Arteferro × Paul Stuart AOYAMA 2024 SPRING】 ポール・スチュアート青山本店で開催!~リフォーム・リメイクイベント・クリーニングのテーマは「継承」と「蘇生」~


 

 

ポール・スチュアート青山本店 店長の加賀谷新吾のとなりにいるのは、新人スタッフの上村凜皇(りお)19歳です。見るからにフレッシュな着こなしのスーツは、実は店長が2018年にMTM(メイドトゥメジャー)で仕立てたネイビースーツ。

クローゼットの中で眠っていたスーツが、高い技術を持つリメイクのプロフェッショナルSARTO(サルト)の手によって見事に生まれ変わり、上村に「継承」されました。

ポール・スチュアート青山本店では、3月23日(土)と24日(日)11:00~17:00の日程で、SARTO(サルト)と、こだわりの高級衣類クリーニング店のArteferro(アルテフェロ)とコラボレーションし、リメイク・リフォーム・クリーニングイベントを開催します。

 

Photo. Yoshimi Seida / Text. Makoto Kajii
Edit. FUTURE INN

 

 

大切な人、身近な人に、“装いの物語”のバトンを渡すお手伝いをします

 

思い入れのある洋服はまさにその人の人生そのもの――ポール・スチュアートが定期的に行っているリフォーム・リメイクイベント・クリーニングイベントは、「受け継ぐお直しをして愛着のあるモノを長く着ること」を目的に、お客様の大切な思い出を蘇らせつつ、大切な人、身近な人に物語のバトンを渡すお手伝いをします。

 

加賀谷(写真・左) SARTO(サルト)さんからお直ししたスーツが届きましたが、着心地はどうですか?

 

上村(右) 大切なスーツを譲っていただいてありがとうございます。
店長のスーツを初めて着たときは、ジャケットの背中とパンツのお尻がきつくて、可動範囲も狭かったですが、お直しに出したらちゃんと自分のサイズに仕上がっていて着心地も快適で、MTM(メイドトゥメジャー)の感覚が初めてわかりました。

 

加賀谷 上村君を見て、体型が自分と似ていたのと、ドレスの正統派のスタイルが似合うタイプだと思ったので、受け継いでもらいたいと思いました。

 

上村 店長はどういう思いでこのスーツをオーダーしたのですか。

 

加賀谷 2018年当時は、タック入りのゆったりしたシルエットのパンツが主流の中、あえてノータックで仕立てました。何度か着用しましたが、気分的に違ってきて、いつしか“タンスの肥やし”になりましたが、自分では「いずれまた着たい気分になったら……」と思って、大事にとっておきました。

 

上村 これまでスーツを何十着と着てきたプロでも、そういう気分的なものは大事なんですね。勉強になります。自分が店長のスーツを着ているのを見てどうですか。

 

加賀谷 身近な人に受け渡すのはとても良いことだなと思いました。それと、上村君がきれいに着こなしているのを見て、改めてこういうスーツに挑戦したいなというフレッシュな気持ちにもなりましたね。

 

 

 

 

上村このリフォーム・リメイクイベント・クリーニングイベントは、どういうお客様が利用されるのでしょうか。

 

加賀谷 リフォーム・リメイクされる方は、洋服を長く大事にしている人が多いですね。たとえば、20年ほど前のスーツをお持ちになられて、「今着られるように直したい」と。 お客様のスーツを、スタッフとSARTO代表の檀正也さんと一緒に見ながら、お直しの箇所を検討します。

 

上村 お直しのポイントはどこですか。

 

加賀谷 スーツの場合、ジャケットは肩、パンツはシルエット、トータルでバランスも見ます。 パンツは単純に細くするのではなく、今っぽくテーパードの効いたシルエットにします。逆に、お腹が出て、通常のお直しでは難しいケースも対応します。

 

上村 店長のスーツもそうですが、生地は本当にきれいなので、「今着て楽しめるシルエット」に直すのは、服にとっても幸せなことだと思います。

 

 

服にも歴史があることを知って、店長の意思を受け継いで頑張ろうと思いました

 

【ジャケット補正箇所】 袖山を0.5cm低く/袖振りを後ろ付けに変更/肩から袖丈詰め
【パンツ補正箇所】 ウエスト1.5cm出し/ヒップ3cm出し/渡り幅1.2cm出し/膝幅0.3cm出し

 

 

―今年の2月に入社して、店長のスーツをお直しして受け継ぎました。

 

上村 店長のスーツをいただいて、3着目のスーツになりました。毎日同じスーツを着ていると痛みも早いので、ちゃんとローテーションして、その日の気分に合わせて着こなしを変えていきたいと思います。

 

―どうしてポール・スチュアートのスタッフになったのですか。

 

上村 服飾専門学校で学んで、スーツやジャケットに興味をもったのと、父親がポール・スチュアートが好きだったのもあって、入社を決めました。

 

―19歳で、仕事でスーツを着ている気分は?

 

上村 両親は応援してくれていますが、初めてのスーツ姿は笑われました(笑)。 今回は店長のスーツを譲っていただき、お話を聞くと自分が中学生のときにオーダーしたもので、服にも歴史があることを知って、店長の意思を受け継いで頑張ろうと思いました。一日一日、真剣勝負です。

 

 

リメイク・リフォームとともに、クリーニングイベントも開催!

SARTO(サルト)のリメイク・リフォームとともに、こだわりの高級衣類クリーニング店のArteferro(アルテフェロ)とコラボレーションして、クリーニングイベントも行います。

加賀谷店長は、「前回、他で断られた“コートの染み抜き”をアルテフェロさんにお願いしました。コートのシミは、誰も見ていませんが自分が気になってしまって、それで着ていませんでしたが、きれいに染み抜きをしていただき、今年の秋冬は愛用しました」と語ります。

アルテフェロのクリーニングのテーマは「蘇生」で、大切な洋服の染み抜きをはじめ、クタッとなったスーツ・ジャケットや白シャツの黄変、トレンチコートを蘇らせます。ぜひお気軽にご相談ください。

 

「SARTO × Arteferro × Paul Stuart AOYAMA」イベント詳細

https://store.sanyo-shokai.co.jp/blogs/news/psaoyama-20240313

※リメイク・リフォーム・クリーニング対象商品は過去にポール・スチュアートで購入された商品(メンズ・ウィメンズ)になります。

 

 

 

ポール・スチュアート青山本店「VIOLIN RECITAL」開催中

毎週日曜日にポール・スチュアート青山本店でヴァイオリン リサイタルを開催しています。プロのヴァイオリニストをお招きして、14:00~14:30と15:00~15:30の2回の演奏を行います。 3月24日(日)はヴァイオリニストの熊谷 真紀(くまがい まき)さん、3月31日(日)はヴァイオリニストの溝邉 奈菜(みぞべ なな)さんが登場します。
開催中は、ドリンクの無料サービスもございますので、ぜひご来店ください。
詳細はこちら

ポール・スチュアート 青山本店
TEL 03-6384-5763
東京都港区北青山二丁目14-4 ジ アーガイル アオヤマ 1F
営業時間 11:00~20:00
併設するバー「THE COPPER ROOM(ザ コッパー ルーム)」
18:00~24:00 ※同一テーブルでの会食は4人以内
※酒類の提供を再開しております
これまで同様、感染防止対策を徹底し営業いたします。
ご不明な点がございましたら、ショップまでお問合せください。