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> SANYOCOAT|クリエイティブディレクター・坂田真彦氏による、アニバーサリーイヤーに相応しいエフォートレスな100年コート
SANYO ONLINE STORE > SANYOCOAT|坂田真彦氏による“100年コート アニバーサリーモデル”
80年の長い歴史を彩る
100年コート
アニバーサリーモデル
2023年5月11日に設立80周年を迎えた三陽商会。
これからも三陽商会をご愛顧いただくお客さまと共に、服を通じてあたらしい物語を紡いで
いきたいという想いを込めた、アニバーサリーイヤーとなっています。
そんな特別な一年と共に、「SANYOCOAT」を代表する“100年コート”も
誕生から10年を迎えました。
2023年秋冬コレクションより「SANYOCOAT」のディレクターに就任したクリエイティブディレクターの
坂田真彦氏による“100年コート”10周年記念のスペシャルモデル
「100年コート アニバーサリーモデル」が完成しました。
100年コートとは
1946年に始まった70年を超える歴史を持つコート専業ブランド「SANYOCOAT」。
“伝統と革新”、“日本製”、“こだわりの品質”をキーワードに永く愛される商品を作り続けています。そんな「SANYOCOAT」を代表するシグネチャーアイテムでもある“100年コート”。
企業タグラインでもある「TIMELESS WORK. ほんとうにいいものをつくろう。」を体現するために2013年にスタートしたプロジェクトです。
世代や流行を越えて愛されるまさにタイムレスなアイテムを、今回は坂田氏ならではの洗練されたエッセンスを込めた逸品へと昇華しています。
坂田氏が目指した
バルマカーンコートの
理想の風格
いつの時代も愛され続けるクラシカルなアウターの代表格・バルマカーンコート。
今回のこだわりは、バルマカーンコートから派生したヴィンテージのライディングコートをインスピレーション源にしている点。
「バルマカーンコートは男性はきちんとネクタイを締めたスーツの上から、女性はオフィススタイルの上から羽織るイメージが定番だが、そんなコンサバティブなシーンでのマッチングはもちろん、今回はヴィンテージデニムとタートルネックの上にバサッと羽織れるような、もう少しドレスとカジュアルの両方のシーンで着られるものを目指しました」と語る坂田氏。
長年様々なアイテムとスタイルを熟知してきた、彼ならではの視点が効いたこなれた表情が垣間見れる一着に仕上がりました。
裏地には通称・“三陽格子”と呼ばれる「SANYOCOAT」オリジナルのチェック生地を使用し、「SANYOCOAT」ならではのトラディショナル感もさりげなく取り入れています。
ヴィンテージ愛好家らしい
こなれたバランス感
ヴィンテージ愛好家でもある坂田氏がこだわったのは、60年代のライディングコートから着想を得たさりげないディテール使いだ。
サンヨーソーイング 青森ファクトリー(「SANYOCOAT」が生まれる青森県七戸町にある国内で唯一のコート専業自社工場)だからこそ実現できたという、コートの顔とも言われる“衿”の柔らかな表情、優美な丸みを描くラグランショルダーの立体感。この二つの美しさがフォルムのアクセントとしてとても際立っています。
この工場はテーラードの縫製技術も得意としており、そのテーラリング技術を生かした縫製による直線的なAラインシルエットも美しい。
襟とスリーブの柔らかい立体感と、真っ直ぐシャープなラインが織り成すミックス感を目指したという坂田氏。その仕上がりは想像以上に再現できたという。
また、ピーチ加工を生地全体に施し、よりヴィンテージ感のある風合いを追求しています。
クラシカルなディテールにも
徹底的にこだわる
バルマカーンコートのクラシカルなバックスタイルを象徴するディテールの一つでもある、“インバーテッドプリーツ”。この部分の縫製はとても難易度の高い技術が要求されるディテールでもあるが、この工場はコート専業だからこそ、このような難易度の高い縫製を得意とし、ピリ付きがないドレープによる美しい落ち感が実現。
さらに襟、ボタン付け、裏地のまつり縫い、ベルト付けなど、高い職人技の手作業により徹底的に繊細なクオリティにこだわりました。
このような細部への高度で確かな技術力と、坂田氏の長年のファッションシーンでの目利きにより培われたデザイン力の調和で、唯一無二の大人の余裕が漂うバルマカーンコートが誕生しました。
サンヨーソーイングについて
「SANYOCOAT」は上述の通り青森県七戸町にある国内で唯一のコート専業自社工場“青森ファクトリー”にて創り出されている。
1969年に世界でも類を見ないコート専業のファクトリーとして誕生。以来、三陽商会の祖業であり、現在も三陽商会の核たるアイテムであるコートの仕立てを一手に担い続けています。
「SANYOCOAT」をはじめとする自社製品のほか、セレクトショップや百貨店など他アパレルメーカーのOEM生産でも高い評価と信頼を獲得している。IACDE(国際衣服デザイナー・エグゼクティブ協会日本支部)から2019年度「国内縫製工場優秀三ツ星工場」に認定。
サンヨーソーイング公式サイト:
http://sanyo-factories.jp/aomori_factory.html
坂田真彦
アーカイブ&スタイル代表。和歌山県出身。バンタンデザイン研究所卒業。2004年にデザインスタジオ「アーカイブ&スタイル」を設立。国内外の様々なブランドのディレクションのほか、2006年から2013年にかけてはヴィンテージストアのオーナーとしても活躍する。オリジナルの生地開発からプロダクトデザイン、空間ディレクションまで手掛ける唯一無二の才能は、2023年秋冬コレクションよりSANYOCOATとS.ESSENTIALSのディレクターに就任。ふたつのブランドの新境地を切り拓く。