SANYOCOATの
新しいプロジェクト
青森ダウン
貴重な青森産のダウンを使い、青森の自社工場でダウンの充填から製品化まで完結させていく「青森ダウン」。クラシックコートで培った伝統の職人技と最新設備が出会うことで、これまでにない美しいダウンコートが生まれました。
SANYOCOATの高品質なものづくりを支えてきた、コート専業の自社工場「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」。1969年より、手仕事による職人技を受け継ぎながら常に新しい挑戦を続けています。
同工場が次なる挑戦としてスタートさせたのが「青森ダウン」です。ダウンの充填や熱圧着、シームシーリング加工といった新たな設備を導入し、伝統に裏打ちされた職人技術と掛け合わせることで、ダウンの新しい価値を提案していきます。
雨や風に強い。
「青森ダウン」に受け継がれたレインコートのDNA
「青森ダウン」は高い防水・透湿性能を誇ります。
その秘密は、縫製部分から水が染み込まないよう「熱圧着」にて青森産ダウンを封入していることにあります。高級羽毛布団で使われている青森産のダウンは、軽量で温かく、またトレーサビリティも確保されています。
さらに「PERTEX® SHIELDAIR」が優れた防水・防風・透湿性を発揮し、雨風をシャットアウトします。耐漏水性能に関しても、日本洋傘振興協議会(JUPA)による耐漏水準用試験をクリアしており、雨傘と同等の性能があることが実証されています。
SANYOのルーツであるレインコートのDNAは、「青森ダウン」にもしっかりと受け継がれているのです。
耐漏水性
撥水・防水性の高い生地を使用しており、トルソーにコートを着せて20分間雨を降らせ、トルソーや衣服内部、縫い目に水漏れがないかを厳しくチェックする「日本洋傘振興協議会(JUPA)」の耐漏水準用試験もクリアしています。また、コートのシルエットも雨粒がスムーズに落ちるよう設計されています。
熱圧着加工
縫製のわずかな孔から水が侵入することを防ぐため、ダウンを熱圧着で封入しています。これにより高い防水性を確保するだけでなく、ダウン抜けを防ぐことができます。
通気性の高い透湿防水素材
表地が優れた撥水性を発揮。もし水が染み込んでしまっても、中央のメンブレンが水分を通しません。一方、不必要な湿気は外に放出されるため、ダウンはドライなまま温かい空気を閉じ込め、衣服内環境を快適にキープします。
羽毛素材
高級布団で使われている貴重な青森産ダウンを使用しています。この軽量で繊細な羽毛が、温かい空気を閉じ込めて逃しません。
三陽格子
子孫繁栄を意味するおめでたい柄として、歌舞伎の衣装で使われている「翁格子」。それをもとにオリジナルの配色で生まれた「三陽格子」を裏地に採用しています。
ドレスにもカジュアルにも対応する 美しいシルエット
ジャケットの上から羽織っても美しい着丈、シルエットを追求し、ダウンパックの段数や充填量も試行錯誤を重ねて仕上げた上品なダウンコート。同時にスポーティな印象もあり、休日のアクティビティにも気軽に着用することができます。
着用時のフードフォルムも美しく、牛革の引き手を付属したストラップを使えば自由に調整することができます。これにより、悪天候でもストレスなく過ごすことができます。また、縫製の緻密さや細部に渡る丁寧な仕事ぶりからは、高品質なSANYOCOATを生み出す「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」の気概が感じられます。
羽織った瞬間にすべてが理解できる、それが「青森ダウン」なのです。
サンヨーソーイングに
ついて
「SANYOCOAT」は上述の通り青森県七戸町にある国内で唯一のコート専業自社工場“青森ファクトリー”にて創り出されている。1969年に世界でも類を見ないコート専業のファクトリーとして誕生。以来、三陽商会の祖業であり、現在も三陽商会の核たるアイテムであるコートの仕立てを一手に担い続けています。
「SANYOCOAT」をはじめとする自社製品のほか、セレクトショップや百貨店など他アパレルメーカーのOEM 生産でも高い評価と信頼を獲得している。IACDE(国際衣服デザイナー・エグゼクティブ協会日本支部)から2019年度「国内縫製工場優秀三ツ星工場」に認定。
サンヨーソーイング公式サイト:http://sanyo-factories.jp/aomori_factory.html