【NEW ARRIVALS】
FASHION & SPORTS WEAR
“britec”SERIES
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FASHION & SPORTS WEAR | “britec”SERIES
MACKINTOSH PHILOSOPHY
- 2025.09.08


頂上シリーズ「零」を“手染めでオーダー”する特別
頂上シリーズ「零」を
“手染めでオーダー”する特別
ブランドの歴史に残る、これまでにないアニバーサリーモデルを作りたい。
そんな目標を掲げて製作したのは、三陽山長史上初めてとなる総クロコダイルの靴。
しかも、“クロコのなかのクロコ”と称される最高級素材にこだわりぬきました。
さらに、仕立ては最上級シリーズの「零」。
これぞ三陽山長の究極! と胸を張れる一足のメイキングストーリーを、企画担当者が明かします。
ブランドの歴史に残る、これまでにないアニバーサリーモデルを作りたい。そんな目標を掲げて製作したのは、三陽山長史上初めてとなる総クロコダイルの靴。しかも、“クロコのなかのクロコ”と称される最高級素材にこだわりぬきました。さらに、仕立ては最上級シリーズの「零」。
これぞ三陽山長の究極! と胸を張れる一足のメイキングストーリーを、企画担当者が明かします。

【解説役】三陽山長 企画 / 上村 哲平
三陽山長 日本橋髙島屋S.C.店勤務を経て、2024年より商品企画を担当。今年1月にはシンガポールで開催された「Singapore Super Trunk Show 2026」に出展するため現地に渡り、海外にも三陽山長のものづくりを発信。かつてはハンドメイドの靴を製作していた経験もあり、仕立ての専門的技術にも精通しています。

【解説役】三陽山長 企画 / 上村 哲平
三陽山長 日本橋髙島屋S.C.店勤務を経て、2024年より商品企画を担当。今年1月にはシンガポールで開催された「Singapore Super Trunk Show 2026」に出展するため現地に渡り、海外にも三陽山長のものづくりを発信。かつてはハンドメイドの靴を製作していた経験もあり、仕立ての専門的技術にも精通しています。
「クロコの完全一枚仕立て」という、かつてない挑戦
「クロコの完全一枚仕立て」という
かつてない挑戦


2026年秋、ブランド創業25周年の節目を迎える三陽山長。日本の技・粋・匠をコンセプトに靴作りを磨き続け、“ニッポン靴の最高峰”を一途に追い求めてきました。その集大成として2025年に発表したのが「零」シリーズ。アルチザンシップの究極を表現した三陽山長の最高峰で、シリーズ名は「ゼロシーム」という極めて特殊な仕立てに由来しています。アッパーの縫い目がゼロ、すなわち完全な一枚革仕立てによって複雑な立体美を描き出した靴は、広く海外を見渡してもほとんど類を見ることができません。それはまさに、世界に誇る職人技の賜といえるものです。
そんな究極仕立てにプレシャススキンの最高峰・クロコダイルを掛け合わせたスペシャルエディションが、25周年の特別企画としてお目見え。企画を担当した上村は、そのメイキングストーリーを次のように話します。
「実はかねてより、クロコダイルの三陽山長が欲しいというご要望をお客様からたびたび頂戴していました。とはいえご存じのとおり、クロコは数あるプレシャススキンのなかでもダントツに高価な素材。正直なところ、既製靴で実現するのは非常に難しいのです。今回はブランド創業25周年というまたとない機会ですから、 “最高の最高”を特別に形にできたという次第ですね」

「せっかくなら、とことんこだわった一足にしたい。そう奮起しまして、クロコダイルのなかでも最高級と名高い『ポロサス』という品種を採用しました。斑が細かく、均等に整っているのが最大の特徴で、ラグジュアリーでありつつエレガントな雰囲気もあわせ持ったクロコダイルです。
そんな極上素材を完全一枚仕立てで作る。これは我々にとって、かつてない挑戦でした。普通の靴のように状態のいいところをパーツとして取り、縫製で繋ぎ合わせることができませんから、原皮の段階で革のクオリティを徹底的に厳選する必要があります。
そして当然、製作の際にかかるプレッシャーもひとしお。ほんの少しのミスで最高級クロコが台無しになってしまいますので、職人たちはいつにも増して神経を使いながら仕立てています。そのうえ今回は、圧倒的に作るのが難しい『零』シリーズ。当初はちょっとリスキーすぎるか……とも思ったのですが、職人に相談したところ『やってみよう』と心意気を見せてくれました」


「零シリーズは現在、『壱』から『肆』までの4モデルを展開していますが、25周年記念のポロサスクロコ版はまず、ホールカット・プレーントウの『壱』とホールカット・タッセルローファーの『参』を発売。マット仕上げのクロコを選んでいますので、存在感満点な佇まいですが押し出しの強すぎない表情です。ポロサスの上品な斑ともよくマッチしていると思います。経年変化によって少しずつツヤが出てきますので、育てがいのある靴でもありますね。
また、発売と同時に受注生産も承り、その場合は4モデルすべてをお求めいただけます。受注生産ではブラックのほか、ダークブラウンとネイビー、コニャックのポロサスもご用意しました。さらにブラックとダークブラウンについては、表面に起毛感をもたせたヌバック仕上げもお選びいただけます。
ちなみにこちら、実際に足を入れていただくと、見た目からは想像できないほど軽く、柔らかい履き心地であることに驚くと思います。クロコダイルは本来、カーフ以上にしなやかな革。ただ往々にして、強度を高めるため裏に牛革を貼り合わせているため、それらはパリッとした硬い感触になります。いっぽう本作は裏張りをしていませんので、クロコ本来の心地よいタッチを堪能することができます。見た目だけでなく、履き心地も極上といえますね」


「ちなみに『零』の特色であるゼロシーム仕立てはこのようなプロセスで製作されます。左端が裁断を終えた状態のアッパー。本当にたった一枚の革からできていることがお分かりいただけると思います。それをペンチのような道具で革を引っ張ったり、金槌で叩いてシワを伸ばしたりしながら木型に吊り込んでいく。すると、まるで“革の彫刻”のような立体が出来上がります(左から二番目の状態)。そこで初めて履き口やレースステイの切り込みを入れ、一度木型を抜いて履き口などにステッチをかけていきます。その後、再び木型に吊り込んで底付けを行えば完成。つまり2回吊り込みを行っているわけで、製作の手間は倍以上を費やしているのです」


「そしてポロサスクロコの場合、普通のワニより体格が小さいため“取り都合”が非常に厳しい。実際に型紙を革の上に置いてみたのがこちらの写真ですが、一匹から片足ぶんしか取ることができません。もちろん、いちばん斑が整った部分を取り、左右の足で斑の大きさや形が揃うよう気を遣いながら革を選んでいます。ポロサスクロコの靴がいかに贅沢か、ご理解いただけると思います。ちなみに調達したポロサスはすべて、肉を食用に利用した証明つき。余った革もしっかり保管して、今後有効活用する予定です」


「クロコの斑が縫い目で分断されず、どこから見てもひと続きになるのがゼロシーム仕立てならでは。一枚革を引っ張りながら立体に成型するため、ヒールの側面に皺寄せがくる形になりますが、それも美しいヒダにまとめあげています(写真右)。このあたりも日本職人の精緻な技が見て取れるポイントです。
ちなみに、価格は税込88万円。三陽山長の既製靴史上、最も高価な一足となりました。しかしポロサスクロコに詳しい方なら、むしろかなりのハイコスパに感じていただけるはずです。実際社内から“もう少し値付けを上げたほうが……”という声も上がりましたが、25周年特別企画ということでこの設定にいたしました。もちろんクオリティは一切妥協していませんからご安心ください。これぞ“真の究極”と胸を張れる一足、ぜひ店頭で実物をご覧いただければ幸いです」
STYLING.01

「ヴォリンカ」で誂えた三陽山長パターンメイドの一足。独特な菱形のシボが特徴で、ヘリテージテイストの色濃い一足に仕上がります。Uチップ「勘三郎」など、カジュアルなデザインの靴と相性抜群。
詳細はこちら
日本ならではの歴史が宿るレザーもあります。坂本商店というタンナーが手がける、その名も「姫路黒桟革」。国産黒毛和牛を原皮に用い、戦国武将の甲冑などにも採用されていた素材です。シボ革に手作業で“漆”を塗り込み、乾燥させては塗り重ねるという手間ひまかけた製法によって生まれるこの革は、シボの凸面に漆特有の黒光りが表れるのが特徴。その様子は“黒いダイヤモンドをちりばめたよう”とも評されます。摩擦に強く、耐久性に優れた靴に仕上がるのも特徴です。
詳細はこちら日本ならではのヒストリーが宿るレザーもあります。坂本商店というタンナーが手がける、その名も「姫路黒桟革」。国産黒毛和牛を原皮に用い、戦国武将の甲冑などにも採用されていた素材です。シボ革に手作業で“漆”を塗り込み、乾燥させては塗り重ねるという手間ひまかけた製法によって生まれるこの革は、シボの凸面に漆特有の黒光りが表れるのが特徴。その様子は“黒いダイヤモンドをちりばめたよう”とも評されます。摩擦に強く、耐久性に優れた靴に仕上がるのも特徴です。
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RELAX BD SHIRT ¥22,000
KNIT T-SHIRT ¥17,600 / DENIM PANTS ¥24,200


森田 シャツ&ショーツの大人の夏カジュアルでは、スニーカーだと少々やぼったく見えてしまうし、革靴では重すぎな感がありますが、「涼二」は軽さと重厚感のバランスがちょうどいいので好相性です。ダブルモンクのディテールがある分さらに上品見えするので、ショーツとは言えラフになりすぎずに大人っぽい雰囲気にまとまります。

森田 敏裕
三陽山長 玉川高島屋S.C.店 スタッフ
セレクトショップでの販売経験を持つ、三陽山長の中でも屈指のファッション好き。休日は趣味の散歩を兼ねて、古着屋をはじめ服屋巡りをしているとか。気さくなキャラクターと豊富な知識で、靴選びから着こなしのアドバイスまでしてくれます。

高塩 崇宏 / スタイリスト
栃木県生まれ。2009年に独立し、雑誌やカタログなど多くのファッションメディアの他、アーティストのスタイリングも手がけ、マルチに活躍するスタイリスト。ヤング誌から大人向けのメディア、アウトドアやゴルフも手がけており、ジャンルも多岐に。

細谷 駿人 / ライター
埼玉県生まれ。メンズファッション雑誌で編集として勤務し、2018年に独立。ファッションメディアを中心に時計や美容の編集/ライターも務め、カタログや広告のディレクションも手がける。ごりっごりのゆとり世代のお調子者(笑)。



