【令和六年 睦月】
始まりの一足
定番であり王道の紳士靴
国産紳士靴作りの聖地、浅草から生まれる三陽山長の本格紳士靴。
大量消費、大量生産が横行する現代。そんな時代でも一切妥協する事なく、日本が誇る「匠」の「技」と「粋」が惜しみ無く注がれる一足がある。三陽山長の紳士靴を手掛ける浅草の熟練職人の方々へ尊敬と感謝の意を込めて、そして新たな一年の飛躍を誓い、令和六年の始まりに相応しい定番かつ王道のモデルをご紹介します。
【友二郎/TOMOJIRO】
ストレートチップ
ブランド創業当初より愛され続けているブランドの顔、マスターピース「友二郎」はいつの時代もトップセラーを誇る入門編にして最高峰の品質を堅持する国産一文字です。
「美しい日本人の立ち姿をつくりたい」というブランドの原点が凝縮された「友二郎」は、シーンを選ばぬ定番モデルとしていつの時代もお客様の支持を集めてきました。
【匠 友二郎/TAKUMI TOMOJIRO】
ストレートチップ
フレキシブルグッドイヤーウェルト製法により格上げされた、三陽山長の要とも言えるストレートチップ「匠 友二郎」。アイレット横のスワンネックステッチと呼ばれる曲線が、シンプルなデザインにさりげない華を添えています。
木型はブランドを象徴するラウンドトウラスト「R2010」。甲の高さを低めに抑え、ヒールは小ぶりに設計するなど、日本人の足型に最適化されたシェイプが特徴です。
【極 友二郎/KIWAMI TOMOJIRO】
ストレートチップ
三陽山長のマスターピース「友二郎」を極上品質で表現。王道普遍の黒ストレートチップながら、土踏まず部分を妖艶に絞り込んだセミベヴェルドウエストや踵を一枚革で形成したシームレスヒールなど、高度な職人技を随所に宿しています。
ヤハズ仕立てやカールエッジという匠の技も相まって、ベーシックながら格別のオーラを放つ一足となりました。
【友之介/TOMONOSUKE】
ストレートチップ
無駄のない、洗練された造形美。汎用性の高さを発揮する国産一文字が「友之介」です。三陽山長では2005年からスクエアトゥラストを展開していますが、リリース当初よりご愛顧いただいています。
革質や仕事の丁寧さが直に反映されるストレートチップ。よりエレガントなフォルムを追求すべく、ヒール部分もやや小ぶりに仕上げています。
【匠 友之介/TAKUMI TOMONOSUKE】
ストレートチップ
三陽山長のラインナップの中で、最もシャープなストレートチップ「匠 友之介」。縫い目のないシームレスヒールで後姿の美しさも格別です。ソールはブラックとナチュラルの半カラス仕上げに、土踏まずを絞り込んだセミベヴェルドウエスト仕様と、匠の技が随所に施されています。
洗練と気品に加え、高いフィット感と足馴染みの良さも併せ持つ匠の一足です。
【匠一郎/SHOICHIRO】
レベルソストレートチップ
良質な素材と匠の技が織り成す造形美を纏う、唯一無二の存在感を感じさせる国産一文字「匠一郎」。アッパーの切り返しにステッチを出さない熟練職人の技が光るレベルソ仕立て、踵に縫い割りのないシームレスヒール、匠の技と厳選された素材を贅沢に使用した一足。
類を見ない風格をその身に宿しています。
【友也/TOMOYA】
ストレートチップ
バランスのいいショートノーズスクエアトゥ、小ぶりなトゥキャップ、末広がりのアイレットが特長の「友也」は、三陽山長を代表するストレートチップ、友二郎と友之介に次ぐ定番モデルとして、2021年秋に誕生しました。
ここぞという時や勝負の時、そして、晴れ舞台に相応しい一足として、ご提案させていただきます。
【一之介/ICHINOSUKE】
ホールカット
削ぎ落とす美意識。過度な装飾など不要、素材の品質と手仕事が生み出す造形美がこの靴の矜持。
素材と木型の良さを充分に堪能できる、洗練と品格を兼ね備えたホールカット「一之介」は、末広がりの5アイレットも実にミニマルで、ロングノーズと相まった流麗なフォルムを引き立てます。日本製にして、イタリア的な色気を楽しめる一足です。
【極 勇一郎/KIWAMI YUICHIRO】
ホールカット
アッパー全体を一枚の革で仕立てるホールカットは、素材の品質と仕立ての良し悪しが如実に表れるデザイン。継ぎ目がないぶん誤魔化しが効かず、丁寧に時間をかけて吊り込まなければ美しいフォルムに仕上がらないためです。
その点「極 勇一郎」は、これぞ「極」の品質と胸を張っておすすめできる一足。日常使いだけでなくフォーマルシーンにも映える、品格たっぷりな一足です。