

【 極 - KIWAMI - 】 三陽山長の最高級コレクション ~上質の限界を突き詰める~
【 極 - KIWAMI - 】 三陽山長の最高級コレクション ~上質の限界を突き詰める~
三陽山長が誇る最高級シリーズ「極-KIWAMI-」は、上級ライン「匠」シリーズと同様の基本構造を持ちながら、さらなる素材の厳選と丁寧な仕立てにより、比類なきクオリティを実現したコレクションです。
最大の特徴は、履いた瞬間から柔らかく足に馴染む「フレキシブルグッドイヤーウェルト製法」。リブテープを省いた構造により、極上のフィット感と快適な履き心地を叶えます。
アッパーには、フランスの名門デュプイ社が手がける最高級カーフ「マロカーフ」を採用。水シボと呼ばれる細やかなシボ感が特徴で、エレガントな艶と奥行きのある表情を兼ね備えています。アウトソールには、イタリア・ヴォルピ社のオークバークベンズ「ロッカ」を使用。植物タンニンでなめされた堅牢かつしなやかな素材で、長年の使用にも耐える耐久性と履き心地を両立しています。ライニングには、同じくデュプイ社製のレザーを使用。
これまでは有料オプションとして提供していた高級仕様を標準装備とし、内側からも贅沢さを感じられる仕立てです。さらに、ロゴにはブロンズカラーを採用。「極」だけの特別仕様として、控えめながらも確かな品格を放ちます。
時代を超えて選ばれ続ける
三陽山長のマスターピースモデル

【極 友二郎 】
KIWAMI TOMOJIRO
ストレートチップ
三陽山長を代表するマスターピース「友二郎」を、極上の素材と意匠で仕立て直した〈極 友二郎〉。セミベヴェルドウエストによる美しい絞り込みや、かかとを一枚革で成形したシームレスヒールなど、職人技を随所に施した仕様は「匠」シリーズ譲り。その上で、コバをシャープに仕上げる「ヤハズ仕立て」や、革の断面を内側に折り込む「カールエッジ」を加え、より研ぎ澄まされた表情を実現しました。アッパーには、水シボが浮かぶマロカーフを採用。端正なストレートチップに、格別な存在感が宿ります。

繊細な技巧美が光る
「カールエッジ」
アッパーの繋ぎ目部分にご注目。よく見ると、革の断面を覆うように内側に折り込んでからステッチをかけているのがわかります。これは「カールエッジ」とよばれる意匠。繊細な技巧美によって、さりげない存在感を発揮しています。

ニッポン職人の美学を表す
「ヤハズ仕立て」
コバの断面を三角形に削り上げる「ヤハズ仕立て」を採用。日本刀を思わせるシャープな面持ちから、ニッポン職人ならではの美意識が香ります。
技術の粋を尽くし、素材の極みに挑み
あらゆる装いに寄り添う一足

【極 勘三郎 】
KIWAMI KANZABURO
スキンステッチUチップ
三陽山長の定番モデル「勘三郎」をベースに、素材・設計・意匠のすべてを見直し、より重厚で洗練された一足へとアップデート。木型にはトウにボリュームを持たせた「R2021」を採用し、存在感のある佇まいを実現しました。質実剛健な外観とは裏腹に、足を包み込むようなフィット感を持ち、日常使いにも快適な履き心地を提供。
これは、ヒールカップを小さめに設計した木型設計によるもので、カジュアルシューズとは一線を画す安定感とフィット性を両立しています。
さらに、ダブルソールとシングルソールを滑らかにつなぐ「スペードソール」が、曲線美と接地の安定感を演出。ヒールまわりには重厚感を高める「ダブルウェルト仕様」を施し、スーツからカジュアルまで自在に対応します。

骨太かつ流麗な底周り
「スペードソール」
靴底はつま先側を二枚重ねのダブルソールに、土踏まず部分はシングルソールにしつつ、その境目を緩やかに馴染ませた「スペードソール」。骨太さを感じさせつつ、流麗な曲線美も演出しています。この仕様にも職人の卓越した手仕事が不可欠。

ヒール周りを重厚に魅せる
「ダブルウェルト」
アッパーと靴底を繋ぐ出し縫い糸がヒールをぐるりと一周するダブルウェルト仕様を採用。ボリュームのある木型とあいまって、どっしりとした重厚感を醸し出します。スーツは勿論、カジュアルなパンツとも好相性。
カジュアルの枠を超え
品格を纏うローファー

【極 弥七郎 】
KIWAMI YAHICHIRO
スキンステッチローファー
本来はカジュアルシューズに分類されるローファーを、スーツにも映える一足へと昇華させたのが〈極 弥七郎〉です。
アッパーには繊細な水シボが魅力のマロカーフを使用し、ソール周りは曲線美が際立つセミベヴェルドウエスト仕様に。素材・設計ともに「極」ならではの品格が宿ります。木型には、三陽山長の代表ラスト「R2010」をローファー専用にアレンジした「R2010S」を採用。甲を低く抑え、ヒールカップをコンパクトに設計することで、歩行時のブレを抑える抜群のホールド感を実現しました。
さらに、フレキシブルグッドイヤーウェルト製法による柔らかな足馴染みも相まって、まさに“極上”の履き心地を誇る一足です。

手縫い技の最高峰
「スキンステッチ」
ベーシックなコインローファーのアクセントになっているのが、つま先に施された「スキンステッチ」。革の裏側から針を通し、表側へ貫通させずにステッチをかける超絶技巧で、世界的にみてもこれを行える職人はごくわずかです。

後ろ姿もエレガントな
「シームレスヒール」
ヒール部分で革を継ぐことなく、一枚革で仕立てる「シームレスヒール」を採用。意外と目に留まる靴の後ろ姿を一段とエレガントに見せる仕様です。継ぎ目がないぶん、立体的にヒール部分を形作るには高度な職人技を必要とします。
シンプルを極めた
一枚革のホールカット

【極 勇一郎】
KIWAMI YUICHIRO
ホールカット
KIWAMI YUICHIRO
ホールカット
ホールカットは、素材の質と仕立ての技がそのまま現れる、もっとも誤魔化しの効かないデザイン。「極 勇一郎」は、その構造に真正面から向き合い、一枚革の持つ美しさを最大限に引き出しました。
繊細な水シボが浮かぶマロカーフは、革そのものの表情を堪能できる特別な素材。立体感のある吊り込みと相まって、ミニマルな中に確かな存在感を漂わせます。木型には、三陽山長のマスターラスト「R2010」を採用。日常にもフォーマルにも対応する、気品あふれる一足に仕上がっています。

立体美あふれるフォルムは
丁寧な吊り込みの証
ミニマルを極めたホールカットだからこそ、フォルムの良し悪しが端的に表れます。歪みなく、美しい立体感を表現するには、優れた技術と手間ひまを惜しまない実直さが不可欠。品質に自信があるからこそ提案できるデザインなのです。

匠の技「スキンステッチ」を
ヒールにさりげなく
大きな一枚革でアッパーを仕立てるため、継ぎ目はインサイドヒールの一箇所のみ。履いた際にできるだけ目立たない位置に設計していますが、そのシームも手仕事の最高峰「スキンステッチ」という、大変贅沢な仕立てを採用しています。
流行に左右されず、長く愛用できるのがドレスシューズの醍醐味。なかでも「極」シリーズの4モデルは、まさに“一生モノ”と呼ぶにふさわしい存在です。白無地のドレスシャツやタキシードのように、人生に寄り添う定番として――。そうした“本物”を求めるお客様が、今、確実に増えています。三陽山長が誇る最高品質を、ぜひ「極」でご体感ください。
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