一足は備えておきたい、オンオフ使える
マルチな本格紳士靴はコレ!
ビジネスとカジュアル、ハイブランドとストリートなど、昨今スタイルやシーンの垣根を超えた提案が目立ちます。そこで重宝されているのが兼用アイテム。オンもオフも兼ねた使い勝手の良い一足が、三陽山長にあるんです!
その名も「兼」シリーズ! 最新作はさらに使い勝手抜群です
各モデルに和名を冠していることで知られる、国産靴の雄・三陽山長。その中で、兼一郎や兼二郎など「兼」と名のつくシリーズがあります。通称「兼」シリーズ。こちら、その名の通り「兼ねる」をテーマにしたシリーズなんです。
わかりやすく言えば、オンとオフどちらにもなじむ靴ってこと。前述の通りビジネスとカジュアルの境が曖昧になった今、どちらのスタイル&シーンにもマッチすることを考え尽くされた兼シリーズは、まさに時代が求めた靴。ここ数年でその支持を広めた同シリーズですが、新ラストR2021を採用したことで、さらに注目を集めています。
三陽山長の原点であるR202ラストを進化させたR2021は、ボリュームのある外観でありながらヒールカップは小ぶりで土踏まずをキュッと絞り込んでいるのが特徴。迫力と繊細さを両立したと言ったところでしょうか。つまり、スラックスにも色落ちデニムにも合うってわけ。益々重宝する存在となることは、言わずもがなでしょう。
【兼一郎/KEN'ICHIRO】
プレーントゥダービー
これぞまさにオンオフ兼用靴の典型「兼一郎」。シンプルなプレーントゥがスーツになじみつつも、ボリュームのあるフォルムと外羽根、そしてダブルウェルトが相まったことによる武骨な雰囲気は、色落ちデニムやカーゴパンツともマッチします。スタイルを選ばない、万能な一足と言っても差し支えないでしょう。
【兼二郎/KENJIRO】
ストレートチップダービー
ストレートチップダービー
トゥのボリューム感がよくわかるストレートチップの「兼二郎」。表ハトメの外羽根やグレインレザー、ダブルウェルトと相まって、どこかブーツ的な存在感の強さを感じさせます。それでも、小ぶりなヒールカップと絞られた土踏まず、そしてサイドから見ると厚みを抑えたトゥは、いざ履くと実に洗練顔です。
シボが強めなグレインレザーのカントリーな雰囲気を、より楽しめるのがこちらのブラウン。やや明るめですがヴィンテージ調のトーンとあって落ち着いた印象で履けます。
【兼三郎/KENZABURO】
Uチップ
かねてより兼用靴として定評のあるUチップの「兼三郎」。シボが強めなフレンチレザーをアッパーに使用した上、ボリュームのあるラストR2021でとなるとカジュアルな雰囲気が強まりそうですが、小ぶりなヒールカップや絞り込んだ土踏まずが紳士靴としての美意識をちゃんと両立してくれます。
どこかヴィンテージな雰囲気が漂うダークブラウンカラー。重厚感と色気を楽しめるこんな色なら、グレースラックスやブラックデニムを合わせたくなりますよね。
兼シリーズで採用されるリッジウェイソール。独特なパターンにより、全方向へのグリップを約束します。ラバーとあって屈曲性や軽量性にも優れ、ゆえにヘビロテしてしまうこと必至です。