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EARTH DAY(アースデイ)はご存知でしょうか?

ECOALF

  • 2024.4.22
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EARTH DAY(アースデイ)とは

毎年4月22日に開催される世界的なイベントです。目的は、

①環境問題に対する意識を高めること
②環境保全のための対策を促進すること


世界193ヶ国以上の各地域において10億人以上の人が集まり、様々な活動に参加しています。

EARTH DAYはどのように生まれたのか?

実は、1970年にアメリカではじめて開催されました。
ウィスコンシン州の上院議員、ゲイロード・ネルソンが1969年の石油流出のダメージに関心を抱き、全国において国民が環境について学べる機会を作ることを考え始めました。そこから、EARTH DAYが誕生したのです。

その日、アメリカ全土で2,000万人以上の学生が集まり、環境保全のためのデモを行いました。

それをうけ、アメリカ合衆国環境保護庁(EPA)が1970年に創立され、その後、大気浄化法の全面改正(1970)、水質浄化法(1972),、海洋哺乳類保護法(1972)、安全飲料水法(1974)、と新しい法律が次々と制定されました。
最初のEARTH DAYからたった50年間を振り返るだけで、気候変動、生物多様性の減少、森林破壊化、廃棄物、海洋汚染などが20~21世紀の主要な環境問題として登場しました。
同時に、環境問題のメディア露出や大衆の環境意識度が高まってきました。

EARTH DAYに見直したいこと


①家庭内の「プラスチック調査」を行う

国連の調査によると、日本は世界で2番目にプラスチック容器の使用量が多いと言われています。是非この機会にご自宅にあるプラスチック製のものを見直し、プラスチックフリーにできるものは切り替えていきましょう。

例 : ボディーソープを固型石鹸に、プラスチックラップをビーワックスラップに、ペットボトルをビンやマイボトルに切り替えるなど



②食事の習慣を見直し、より環境に優しい生活を

✓ビーガン料理に挑戦する
国際連合食糧農業機関の調査によると、動物飼育産業は世界のCO2排出の14.5%を占めています。
食生活を少し変えるだけで環境問題解決への貢献ができるのです。
1日の食事を動物性材料なしで作ってみませんか?

✓食品ロスを減らす
食品ロスも温室効果ガスの排出に繋がります!
破棄される食品の処理はもちろんですが、食品ロスに至るまでの大量生産も問題の根源となっております。
スーパーマーケットに行く前に、ご自宅にある食材を整理し、手元にある食材を最大限に活用させましょう。
不要な食材は購入せず、旬な野菜を使用するだけで環境にも、自分の身体にも優しくできます。



③デジタル汚染を減らす

✓メールボックスやデジタルデータを整理する
現代社会において、スマートフォンやパソコンは必要不可欠なアイテムになっております。
しかし、そのスマートフォンやパソコンが所持するデータには莫大な電力が使用されています。
不必要なメール、写真、アプリなどを整理するだけでサステナブルムーブメントに参画できます。
またスクリーンタイムを減らすことも電力エネルギーの節約につながります。家族との時間を増やしたり、興味があったことに時間を費やしてみませんか?

✓ 環境によい検索エンジンを使用してみる
例: EcosiaEcosia とはドイツのベルリンの企業が提供する検索エンジン。
Ecosiaは80%以上の利益を植林・森林再生活動を行う非営利団体に寄付しています。


④エネルギーや水を節約する
✓ 充電済みのものと使用していない家電のプラグを外す
家電は使用していなくても、僅かな電力が流れています。
僅かではありますが、テレビ、洗濯機、スピーカー、ランプ照明等、数も増えれば大きな電力になります。
プラグを外すだけで不要は電力は抑えることができ、電気代の節約にもつながります。

✓ クリーンエネルギーに切り替えることを検討
最近ではクリーンエネルギーへのアクセスがしやすい時代になっております。
クリーンエネルギーへの投資は、未来への投資。


⑤家族、友だちと共有する!
周りの人と情報共有することで環境問題への関心を広げる。
ECOALFからのメッセージをシェアすることで、みんなでactionに移しましょう!#becausethereisnoplanetb 

EARTH DAYの公式ウェブサイトも様々なチャレンジを提案していますので、是非チェックしてください!

出典 : 
- UNEP (2018). SINGLE-USE PLASTICS: A Roadmap for Sustainability
- Smithsonian Magazine- www.earthday.org 
- www.fao.org

-University of Michigan School for Environment and Sustainability / Flickr