【Upcycling The Oceans】
海洋ゴミに新たな価値を、
そして海をキレイにする活動
ECOALF
「UPCYCLING THE OCEANS（アップサイクリング・ジ・オーシャンズ）」（以下：UTO）とは、ECOALFと、ECOALF財団が主導して行っている、海洋ゴミを回収・分別・再生し、製品としての新たな命を与えるプロジェクトです。
漁業で意図せず釣り上げてしまった海洋ゴミを港に持ち帰ってもらい、それを分別・再生して繊維に変え、衣服として販売しています。UPCYCLING THE OCEANSは非常に野心的な取り組みですが、海をキレイにしながら衣類をつくり、その売上で更に海をキレイにするという、これまでにない生産サイクルをつくりだしているECOALFを象徴するアクションです。
また、国境や世代を超えて、多くの人々にむけて活動への賛同とメッセージを呼びかけることも目的の一つです。FASHIONでACTIONをすることで、UTO活動を通して世界にメッセージを届けています。
"In 2015 I had the opportunity to embark on a trawler and see with my own eyes the amount of garbage that ends up at the bottom of the ocean. From that experience, the Ecoalf Foundation was born."
—Javier Goyeneche, FOUNDER OF ECOALF
エコアルフの信念に賛同した漁師組合から、「見てほしいものがある」とコンタクトがあり、ハビエルは漁師たちとともに漁に出る機会を得ました。そこで、魚と一緒に釣り上げられたゴミの量に驚愕し、その問題の緊急性に気づかされました。これをきっかけに、海洋汚染について調査を進めると、海底に多くのゴミが溜まっていることが明らかになりました。
この問題を受け、漁師たちと協力し、海洋ゴミを回収・分別・再生するアイデアが生まれました。そして、2015年9月、エコアルフ社のエコアルフ財団とともに誕生した「UPCYCLING THE OCEANS SPAIN」は、9つの漁港が参加するプロジェクトとして始まりました。
その1年後、ECOEMBESがプロジェクトに加わったことで、活動範囲はスペインの海岸線全体にまで広がり、回収した海洋ゴミを適正に管理することが可能になりました。これまでに、40以上の港で、延べ3000人以上の漁業関係者がプロジェクトに関わっており、活動は今も世界中に広がっています。
― スペインから世界へ
「Upcycling the Oceans」は、エコアルフ財団の主要なプロジェクトであり、最も野心的な取り組みです。このプロジェクトは、漁師たちの協力を得て、海洋ゴミと戦うこれまでにない国際的な冒険として展開されています。
2015年にスペインで始まり、その後、タイ、ギリシャ、イタリア、フランスでも活動を広げ、現在エコアルフ財団は地中海地域の他の国々への拡大にも取り組んでいます。
— 仕組み
— UTOでのミッション
- 海洋ゴミを海から取り出すこと。
- 回収したゴミを可能な限りリサイクルすること。
- 海洋汚染に対する問題認識を広めていくこと。
海には1億5,000万トン以上ものプラスチックが漂着している。
それは、全人類の30％の重さに値する。海底へと沈み、海洋生物の命を脅かす。
その量は、日々、増えてゆく一方。
毎分、ゴミ収集車1台分もの廃棄物が海に捨てられている。
1時間に60台、1日に1,140台分にもなる。
知ること 変えること 伝えることで解決の一員へと。
海のキャパは無限ではなく、いつか限界に達する。
私たちはこれに終止符を打たなければならない。
ファッションを通じて海の豊かさや、
海洋汚染問題・海洋保全への
アクションについて考えましょう。
BE PART OF THE CHANGE!
BE PART OF THE SOLUTION!
UTOの活動を通して生まれたアイテムの一部
SNEAKERS
BAG
ECOALF｜2024 Milestones, 2025 Vision "2024年の軌跡、2025年の展望"
