【Paul Stuart REGENERATION CAMPAIGN】 ―VITALE BARBERIS CANONICO「H.O.P.E.」― 今の時代にふさわしい無染色繊維・自然染色の生地「H.O.P.E.」 ポール・スチュアートと生地メーカーの時代のギフトを美しく纏う


 

『環境に配慮した本物のモノづくり』というテーマのもと、ポール・スチュアート 青山本店で開催中の「Paul Stuart REGENERATION CAMPAIGN(リジェネレーション キャンペーン)」のもう一つの主役が、ポール・スチュアートではお馴染みの生地メーカー「VITALE BARBERIS CANONICO(ヴィターレ・バルベリス・カノニコ)」(以下、VBC)が開発したテキスタイル・ライン「H.O.P.E.(ホープ)」です。今回、特別にオーダージャケットの生地として展開する“地球環境保護に特化した生地”の魅力をご紹介します。

 

Photo. Tatsuya Ozawa / Text. Makoto Kajii
Edit. FUTURE INN

 

その名も「How to Optimise People and Environment」=H.O.P.E
ポール・スチュアートがブランドメッセージとしてピックアップした理由とは

 

2015年9月に国連総会で「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されて早5年、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称である「SDGs(エスディージーズ)」は日常的に目や耳にする言葉として定着してきました。

 

規模の大小を問わず企業がSDGs達成に向けた様々な取り組みをする中、生活者である私たちも毎日の暮らしの中で、環境に負荷をかけず、資源を無駄にしないサステナブル(持続可能)を意識して行動しています。

 

ポール・スチュアートのお客様も、愛着のある服を長く着るために丁寧にメンテナンスをしたり、家族に受け継ぐためにサイズ直しをするなど、「良いものを長く使う」という意識の浸透を感じる時代になりました。

 

ポール・スチュアートには、古き良きものを現代風に解釈して、代々引き継いでいく“コンテンポラリー・クラシック”という精神が脈々と流れていますが、ポール・スチュアートの良きパートナーであるイタリアの生地メーカーVBCも、最高品質の服地を作り続けるとともに、環境とそこに住む人びとに敬意を払い、尊重することを長年に渡り約束してきました。その根強い意識から生まれたのが、「How to Optimise People and Environment」の頭文字をとったサステナブルなテキスタイル・ライン「H.O.P.E.」です。

 

 

テキスタイルが発する「暮らしやすいサステナブルなより良い世界を信じる」
という前向きなメッセージと、優しくフィットする最良の仕立ての融合

 

前向きで美しい名前を冠したVBCのテキスタイル「H.O.P.E.」は、生地の製造工程における化学物質および化学染料の削減に努めることで、素材そのものの色合いを活かした「無染色繊維」と、草花や樹皮など天然の素材を煮出した「自然染色」による生地を展開しています。

 

VBCの研究と長期にわたるリサーチの賜物である「H.O.P.E.」ですが、「無染色繊維」では、スペイン原産の特殊な羊モレッタ種の繊維の“純粋な表現力”や、独特のオレンジ色をした希少なシルク繊維であるレッド・エリに着目。

 

 

「自然染色」では、古来からの天然色素による染の技術を応用し、色調により豊富な種類を得ることをチョイス。草花や葉、根から木の実、さらに樹皮までを煮出すなど、魅惑的な工程を経て繊維に新たな色合いを生みだすことのできる色素を抽出しています。

 

「H.O.P.E.」の「ナチュラルダイ」を使用したオーダージャケット(メンズ)

 

VBCは、自然環境に影響を及ぼす化学製品や化学染料の使用を最大限減らすため、あらゆる製造工程で研究を行い、製品と製造工程、双方のサステナビリティを追求。

 

VBCの「ナチュラルダイ」は、天然色素を使った染色という古代より受け継がれてきた伝統的技術を見直すことを選択しました。これは、植物、花、葉、根、果実、樹皮などを煎じて染色するという魅力的なプロセスで、幅広く、より豊かな自然本来の色表現を実現しています。

 

「H.O.P.E.」の「レッドエリシルク」を使用したオーダージャケット(ウィメンズ)

 

また、「レッドエリシルク」という、生物を殺生していない無染色繊維のシルクは、繁殖のために成虫が蛹(さなぎ)を離れた後の繭のみを収穫する“CRUELTY FREE(クルエルティフリー/無殺生)”のシルクで、イチジク属の植物から養分を得ているため、繭本来の赤みがかったオレンジ色の無染色シルク繊維から作られています。

 

VBCが使用している「レッドエリシルク」はインドで生産され、現地のコミュニティに新たな雇用機会を生むなど、地方社会に強い影響を与えています。

 

徒歩2分の近距離にある「BMW青山スクエア」とともに、
豊かさと品質を兼ね備えた、持続可能なライフスタイルを発信

 

地球規模で環境に配慮しながら、快適な加速感とスポーツドライビングの楽しさを味わえる電動化モデルを揃える「ビー・エム・ダブリュー東京」が運営する「BMW青山スクエア」と、地球環境保護に特化したテキスタイル・ライン「H.O.P.E.(ホープ)」を取り扱うポール・スチュアート 青山本店によるキャンペーン「Paul Stuart REGENERATION CAMPAIGN(リジェネレーション キャンペーン)」は9月30日(木)まで開催中。

 

ポール・スチュアート 青山本店内にBMW 3シリーズのプラグイン・ハイブリッドモデル(PHEV)「BMW 330e M Sport Edition Joy+」を展示し、「BMW青山スクエア」では、「H.O.P.E.」の生地を使用したオーダージャケットを展示する特設ブースを設置。双方の店舗までスタッフがご案内し、より多くのラインアップをご紹介いたします。ぜひご来店ください。

 

BMW青山スクエア

TEL 03-5411-8100
東京都港区北青山2-12-16 吉川ビル1・2F
営業時間 平日11:00~19:00、土日祝10:00~19:00
定休日:火曜日・年末年始・夏季

ビー・エム・ダブリュー東京 公式サイト
https://bmw-tokyo.bmw.jp/

 

INFORMATION
衣料回収リサイクル活動「EARTH TO WEAR RECYCLE」実施中


ポール・スチュアート 青山本店では、「リジェネレーション キャンペーン」の一環として、9月8日(水)から10月3日(日)まで、三陽商会によるリサイクル活動「EARTH TO WEAR RECYCLE(アース・トゥ・ウェア・リサイクル)」を実施中。
店頭に衣料回収BOXを設置し、お客さまのご不要になった衣料品を回収いたします。回収した衣料は、日本環境設計株式会社のリサイクルプロジェクト「BRING(ブリング)」の技術によって、新しい服の原料や自動車内装材などに再資源化し、地球の資源へ循環させています。

「EARTH TO WEAR RECYCLE」
https://www.sanyo-shokai.co.jp/company/sustainability/etwr/

 

ポール・スチュアート 青山本店

TEL 03-6384-5763
東京都港区北青山二丁目14-4 ジ アーガイル アオヤマ 1F
営業時間 11:00~20:00
併設するバー「The COPPER ROOM(ザ コッパー ルーム)」
営業時間 14:00~20:00(※当面の間、ソフトドリングのみのご提供となります)
※詳しくは店頭スタッフまでお問い合わせください。