TOP >MACKINTOSH LONDON WOMEN|【24 Winter Styling by 亀 恭子 #01】 アクティブ&エレガンスを叶える!最旬ダウンコートの3スタイル
【24 Winter Styling by 亀 恭子 #01】
アクティブ&エレガンスを叶える!最旬ダウンコートの3スタイル
【24 Winter Styling by 亀 恭子 #01】
アクティブ&エレガンスを叶える!最旬ダウンコートの3スタイル
人気スタイリストの亀恭子さんが「MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)」の注目アイテムを取り入れた冬スタイルをナビゲートする短期連載がスタート。第1回はリュクスなスタイルを叶えるダウンコートがテーマです。
ダウンらしいアクティブ感はありつつも、ラグジュアリーな素材や仕立てで品格が漂うマッキントッシュ ロンドンのダウンコート。エレガンス派の女性に似合う3着のダウンコートから考えた亀さん流コーディネートをご紹介します。亀さんが教えてくれるコーデのテクニックをぜひ参考に。
Item #01_Quilted Down Coat
Style#01
ダウンキルトとネイビーを活かした
上品トラッドスタイル
ロズリー フード ショート
Kyoko's Styling Tips
「ダウンキルトのふんわりとした暖かさとネイビーの色合いを活かして、トラッドなスタイルに仕上げました。
ネイビーの色を引き出す白のトップスに、クラシックなチェックツイードのスカートをコーデイネート。程よく膝元を絞ったマーメイドシルエットのスカートは、コートの丈感と絶妙なバランス。チェックツイードをしっかり見せることで、エレガントなトラッドスタイルを意識しました。足元はローファーでかっちりと。スカート丈と足元のバランスが難しいと感じる場合は、スマートなロングブーツでもいいですね。
ゴールドのメタルボタンがエレガントな軽い着心地のこのダウンコートはダウン=スポーティから一歩進んだスタイルを叶えてくれる、デイリーに着こなしやすい1着です」
Item #02_PONTELAND/Reversible Down Coat
Style#01
エレガントなワンピースに、
ダウンアウターを羽織るのが気分
ロズリー フード ショート
Kyoko's Styling Tips
「今シーズンは、ブラウンやグレーがトレンドかつ、個人的にも気になるカラーなので、柔らかなブラウンのワントーンコーデにしてみました。
カジュアルなダウンコートと相反する、クラシックなボウタイの柄ワンピースという異なるテイストをミックスするのが今の気分です。肉厚で多彩な表情と独特の膨らみ感・反発感が特長のデシン素材のワンピースはとても軽やか。ウールのコートでエレガントにまとめるよりも、オックスフォード素材のダウンコートを羽織る方が、こなれ感が生まれます。
このコートはカジュアル見えしても、オックスフォード生地とキルト面ナイロンタフタのリバーシブルで、フードにはミンク風ボアがついたリッチな逸品。コートそのものに品の良さがあるのでエレガントな服との相性が良く、フレッシュな印象に仕上がります」
Item #03_Silk Down Coat
Style#01
黒ダウンを主役にしたワントーンは
異なる質感を重ねて奥行きを演出
ロズリー フード ショート
Kyoko's Styling Tips
「シルクの張り感と光沢がラグジュアリーなダウンコートを軸に、オールブラックで、すっきりとモダンにまとめてみました。
スタンドカラーにゴールドのメタルボタンを効かせた都会的なダウンアウターに合わせて、ポリエステルのブラウスとウールのクロップドパンツで知的にスタイリング。ブラウスはブランドアイコンのMモチーフのドットプリント柄を選び、オールブラックが単調にならないようリズムをつけて。足元はエナメルのバレエシューズで抜け感をプラスしました。
ワントーンのコーディネートでは、異素材をミックスすることがポイントです。シルクの光沢、ブラウスのとろみ感、マットなウールにエナメルの艶と、さまざまな素材を重ねて黒の表現力をアップさせています」
襟裏や袖からチラ見えするチェック柄に注目!
Style#02
FYVIE
フィビー
Megumi’s View
Megumi’s View
「ドロップショルダーでこなれ感があるコート“フィビー”は、ゆったりしたシルエットでオーバーサイズのトップスとも好相性。ショート丈で全身のバランスが取りやすく、見た目よりも軽い着心地です。表が無地、裏がチェック柄で、袖口の折り返しや襟を立てた時に見えるチェック柄がお洒落のポイントに。お揃いのチェック柄ストールが用意されているのもマッキントッシュ ロンドンらしいですね。
コートの正統感を活かすため、ネイビーと白、黒ですっきりとまとめてみました。白シャツにプリーツスカートは一見スクール調ですが、シンプルなアイテムこそ素材の上質さが際立つため、マッキントッシュ ロンドンで統一すると大人見えするトラッドに仕上がります。ストールはシルキーな光沢と肌触りの良い薄手のウール素材で、チェック柄を見せるように肩にバサっと羽織っても素敵です。コートとストールの柄をリンクさせることで、エレガントに仕上がります」
コート ¥110,000
ブラウス ¥39,600
スカート ¥53,900
ストール ¥36,300
バッグ、靴:スタイリスト私物
スタイリスト
亀 恭子(かめ きょうこ)
約3年間のOL経験を経て2001年にファッション誌『CanCam』でスタイリストとしてデビュー。ベーシックなスタイルにトレンドを巧みに取り入れた「リアルクローズ」を提案し、女性の日常を輝かせるスタイリングが得意で、同世代の女性たちから絶大な支持を集める。テレビや広告、トークショーなど幅広く活躍中。