TOP >MACKINTOSH LONDON WOMEN｜【25 Spring & Summer Styling by 佐藤佳菜子】シーズン長く着られて、お洒落の鮮度もアップ！春の羽織りコーデ３選
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【25 Spring & Summer Styling by 佐藤佳菜子】
シーズン長く着られて、お洒落の鮮度もアップ！春の羽織りコーデ３選
スタイリスト佐藤佳菜子さんの連載第２回は「春の羽織り」にフォーカス。3月はコートの下に、4月にはアウターとして、5月には半袖の上に…と着回しやすい新作の羽織りをセレクト＆スタイリングしてもらいました。 「ジャケットやジレなどの羽織りは今季のトレンドであり、シーズン長く着回せる優秀アイテム。スタイルアップや寒暖差対応など実用面もあるので、春の新作からお気に入りの１着をワードローブにプラスしてみましょう。自分らしい春のスタイルがきっと見つかりますよ」と佐藤さん。
Outfit #01 Cotton tweed jacket
Style＃01
デニム色のツイードが新鮮！
旬のワイドパンツと合わせて
大人の上品カジュアルに
ロズリー フード ショート
Kanako’s Styling Tips
「大人になると、若い時に流行ったものがもう1回巡ってくることがよくあります。
ツイードジャケットもそのひとつ。今季はやや短めでコンパクトなフォルム、カーディガン感覚で羽織れるタイプが主流です。デニムカラーがツイードの鮮度アップに繋がり、フレッシュなムードを後押ししています。
若い時はツイードジャケットにタイトスカートやスリムパンツを合わせてエレガントに着ていたのなら、2回目の今は当時と“真逆”のアイテムを合わせてみましょう。
今回はワイドデニムを選択。綿麻のデニムは柔らかく、ドレープ性もあるので履き心地良く、センターラインのピンタックで脚長効果もあります。肩掛けしたニットは、袖のラインでスポーティな趣。かっちりしたツイードジャケットにカジュアルなものを合わせていく、これが今っぽく着こなすコツです」
ジャケット ¥75,900
カーディガン ¥47,300
プルオーバー ¥39,600
パンツ ¥36,300
スカーフ ¥26,400
バッグ ¥29,700
靴：参考商品
Outfit #02 Raschel lace Blouse
Style＃01
ラッセルレースの透け感と
端正なシャツの魅力で
リッチな着映えを約束！
ロズリー フード ショート
Kanako's Styling Tips
「今シーズンもシャツ羽織りの人気が続いています。ほど良いハリ感がある幾何学柄のラッセルレースのブラウスは、透け感があるので、ふわっと羽織るのにちょうどいい１着。インナー次第で夏まで着られるし、薄手のカーディガンよりもシャツブラウスのほうが体型を拾わないのも嬉しいポイントです。
インナーにはカジュアルなロゴTシャツを合わせてみました。Tシャツの滑らかさとブラウスのレース、異なるテクスチャーでメリハリをつけて。Tシャツは長袖の白色でブラウスになじませると、レースがより際立ちます。ギャザースカートと小物に太陽の光に映える明るいブラウンを使って、季節感を先取りしました。テラコッタ系のブラウンは肌になじみつつ、シアーなジャージ素材で華やかな雰囲気。レースの透け感を活かした軽やかな着こなしを楽しんでみてください」
Outfit #03 Tweed jumper dress
Style＃01
黒ツイードのロングジレに
明るいイエローを挿して
華やかスマートな印象に
ロズリー フード ショート
Kanako's Styling Tips
「薄く軽いライトツイードのロングジレは、実はジャンパースカート。裾に向かって緩やかに広がるAラインシルエットで、V開きのフロントを開けるとジレとして着用できます。モノトーンのライトツイードがコーデに奥行きを与え、レイヤードが決まりやすいのが特徴です。
今回は黒のパンツを合わせて縦長のシルエットを意識しつつ、トップスに色を挿して目線を上に。明るいイエローのニットで一気に春らしい気分になりました。小物は黒で統一しつつ、サンダルで抜け感をつくると重たく見えません。
ロングジレは腰やヒップまわりを隠しつつ、縦長ラインを作ってくれるので、着るだけでスタイルよく見える優れもの。そして襟がないV開きなので、上半身がすっきり見えます。背が高い人はもちろん、小柄さんにも似合うデザインと丈感でおすすめです」
ワンピース ¥75,900
プルオーバー ¥36,300
パンツ ¥47,300
バッグ ¥39,600
カチューシャ ¥18,700
靴：参考商品
襟裏や袖からチラ見えするチェック柄に注目！
Style#02
FYVIE
フィビー
Megumi’s View
Megumi’s View
「ドロップショルダーでこなれ感があるコート“フィビー”は、ゆったりしたシルエットでオーバーサイズのトップスとも好相性。ショート丈で全身のバランスが取りやすく、見た目よりも軽い着心地です。表が無地、裏がチェック柄で、袖口の折り返しや襟を立てた時に見えるチェック柄がお洒落のポイントに。お揃いのチェック柄ストールが用意されているのもマッキントッシュ ロンドンらしいですね。
コートの正統感を活かすため、ネイビーと白、黒ですっきりとまとめてみました。白シャツにプリーツスカートは一見スクール調ですが、シンプルなアイテムこそ素材の上質さが際立つため、マッキントッシュ ロンドンで統一すると大人見えするトラッドに仕上がります。ストールはシルキーな光沢と肌触りの良い薄手のウール素材で、チェック柄を見せるように肩にバサっと羽織っても素敵です。コートとストールの柄をリンクさせることで、エレガントに仕上がります」
コート ¥110,000
ブラウス ¥39,600
スカート ¥53,900
ストール ¥36,300
バッグ、靴：スタイリスト私物
スタイリスト
佐藤佳菜子
慶應義塾大学卒業後、2007年スタイリストとして独立。シンプルで知的なスタイリングと身長156cmと小柄ながらバランスよく着こなすテクニックは、多くの支持を集めている。『BAILA』『Oggi』など女性ファション誌をはじめ、ブランドとのコラボ商品開発やインスタライブなど多方面で活動中。2月よりYouTubeチャンネル『studio310』がスタート。
