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【2025 Autumn & Winter Styling by 望月律子】

バイブリーフラワーで叶える、初秋の洗練コーデ３選

スタイリスト望月律子さんが、マッキントッシュ ロンドンの新作を用い、季節感に合わせたコーディネートを提案する連載がスタート。
第１回のテーマは「バイブリーフラワー」です。英国・バイブリー村のガーデンを思わせるこのモチーフは、ブランドを象徴するアイコニックな花柄のひとつ。「花柄は甘くガーリーになりがちですが、バイブリーフラワーは控えめで大人の女性にもすっと馴染む小ぶりの柄が新鮮ですね」と望月さん。
今回は、上品にシックに楽しむ、大人の花柄の取り入れ方を３つご紹介します。

Item #01  BIBURY FLOWER SATIN PANTS

Style＃01

脚長シルエットを叶える、
バイブリーフラワーのパンツ

ロズリー フード ショート

「柄ボトムは一見難しそうですが、実は大人の装いに洗練を添える優秀な選択。特に今季のバイブリーフラワーは、ミニマルな花が縦に連なり、脚線をすらりと引き立てます。チョコレートブラウンとブルーグレーの配色は深みがありながらも軽やかで、季節を問わず上品に着こなせるのが魅力です。 コーディネートはタンクトップに薄手のロングジレを重ね、微光沢のアイシーグレーで涼感をプラス。ジレのボウを無造作に結べば、余裕のあるエレガンスが漂います。ロングジレとパンツでつくったロング＆リーンなシルエットはモダンなムードを演出。仕上げにはブラウンレザーのバッグを添えて端正にまとめました。夏の終わりにちょうどいいコーディネートの完成です」

ニットジレ　¥47,300
カットソー  ￥13,200
パンツ　￥39,600
バッグ　￥¥55,000
 靴：参考商品

Item #02  DIAMOND SHAPE SCARF

Style＃01

差し色で映える、
バイブリーフラワースカーフ

ロズリー フード ショート

「花柄に抵抗がある方も、スカーフなら気負わず取り入れられるのが魅力。巻き方次第で柄の見え方を調整でき、シンプルな装いに差すだけで華やぎを添えてくれます。 今回合わせたのは、ブルーのコットンシャツにオレンジのスカーフを効かせた着こなし。バイブリーフラワーを描いたスカーフは、鮮やかなオレンジの花が浮かび上がり、同系色の濃淡で奥行きを演出。デニム風スカートを合わせた大人のカジュアルに、上質な遊び心とエレガンスを添えます。さらに縦長の菱形シェイプは、一結びで垂らしても、二重に巻いても美しく決まり、シーズンレスに活躍。差し色として、一枚持っておきたい逸品です。」

スカーフ　¥23,100
ブラウス　¥36,300
スカート　¥39,600
バック：スタイリスト私物
靴：参考商品

Style＃01

ネイビーとオフホワイトが導く、
品格ブラウススタイル

ロズリー フード ショート

「今季のバイブリーフラワーは、多色使いしていないのも新鮮に見えるポイント。このネイビーとオフホワイトの２色に絞った配色は、シックでありながら華やぎを備え、大人の装いにふさわしい落ち着きを演出します。２色使いのプリントは、ボトムにいずれかの色を合わせても、あえて異なるカラーを差し込んでもバランスよく決まるのが強み。ボトムスのカラー次第で、表情を変えた着回しも楽しめます。 小ぶりなバイブリーフラワーをあしらったエアリーなブラウスは、軽やかなパフスリーブがほどよい甘さを添え、エレガントに映える一枚です。ビジネスシーンからディナーまで活躍し、ジャケットのインナーにも最適。今回はオフホワイトのパンツを合わせ、品よく軽やかなツートーンに仕上げました。秋のお出かけに映える、大人のプリントブラウスです」

ブラウス　¥42,900
パンツ　¥33,000
バック：スタイリスト私物
靴：スタイリスト私物

スタイリスト
望月律子

ベーシックでありながら洗練されたスタイルで支持を集めるファッションスタイリスト。小学館『Precious』や講談社WEBマガジン『mi-mollet』をはじめ、雑誌・広告・イベントなど幅広く活躍。ブランドとのコラボレーションやトークイベント、スタイリングイベントも多数手がける。大人の女性が自分らしく輝くための完全予約制ファッションレンタルサロン『Allons-y』を主宰。著書に『望月律子のBASIC THEORY』（ワニブックス）。

Instagram：＠ritsukomochizuki