WOMENSドレスアップコーディネート「見映えも、クラス感も、自分らしさも全部叶える服」


 

Photo. Riki Kashiwabara / Text. Makoto Kajii
Edit. FUTURE INN

 

 

 

新年の3日に、主人と主人の両親、主人の弟との食事会があります。新年を迎えて、家族みんなの健康を祝する席なので、普段よりカジュアルになりすぎないコーディネートを考えました。
仕事ではテーラードジャケットを着ていますが、ややかしこまった席では柔らかい雰囲気に見えるように女性らしいノーカラーのジャケットを主役にします。このジャケットはセットアップで揃いますが、セットアップで着るとセレモニー的になりすぎるので、今回は白のパンツに。食事会の最後に記念写真を撮るので、ラメ入りのジャケットだと、写真写りがより良くなります。
また、テーブルを囲む席ではバストトップにポイントがある方が見映えがするので、お気に入りのブローチをプラスして、華やかさをワンポイント加えます。食事中に「そのブローチ素敵ね」という会話のアクセントになったら大成功ですね。

 

 

 

 

 

クリスマスパーティーや女子会などお誘いが多いシーズンは、いつもよりお洒落をしてお出かけしたいものです。そんなときに役立つのが、異素材を組み合わせたレースのニットと、オーナメント柄レース生地を全面にあしらったスカートのツーピース。全部がレースのワンピースよりフォーマル感を抑えられて気軽に着こなせるのが魅力です。
お出かけの機会が増える時期はコーディネートを迷いがちですが、こんなセットを軸にすると、ニットにワイドパンツを合わせたり、ジャケットとブラウスにスカートなど、普段着からオフィス、セミフォーマルまで上手に着回せます。
パールのロングネックレスは、紺と色のコントラストがはっきりして、着こなしが映えますね。華やかな場には大ぶりのもの、長さがあるもの、色が目立つものをアクセントにしています。

 

 

 

 

 

主人と一緒に出かけるときは、きちんと感をまず考えます。コーディネートの主役は、ジャガード織りの新作ワンピースで、ピンクがかったベージュはとても顔写りが良く、今から春先まで活躍する色。このワンピースは共布のベルト付きですが、知人とレストランでの食事会なら、ベルトをレザーにしてきちんとしたシーンにふさわしい雰囲気を。逆に気のおけない女子会なら、共布のベルトにして柔らかい印象を醸し出します。 ドレスアップした主人の横に並ぶイメージで、ワンピースはきちんとウエストマークして着こなします。そして、より華やかに見えるジャケットやバッグなどをアクセントに大人の印象作りを。