【Autumn & Winter Styling by 冨張 愛 #02】お出かけシーン別、おすすめアウタースタイル
人気スタイリストの冨張 愛さんが「MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)」の注目アイテムを使った、秋冬のおすすめスタイルをナビゲートする連載企画。第2回はお出かけシーン別に、彼女がおすすめしたい羽織ものをご紹介。ジャケットやアウターを使った3タイプのコーディネイトを提案します。シンプルで取り入れやすく、クラス感が漂う冨張さんのアイデアはどれも必見。これからの時季のお洒落のヒントとして是非ご活用ください。
きちんと感が求められる会食にはノーカラージャケットを
SCENE#01 Business Lunch,Dinner
Megumi’s View
「取引先とのランチミーティングや夜の会食など、きちんと感が求められる場面で欠かせないのがジャケット。今回セレクトしたウールのツイードジャケットは、スッキリとしたノーカラーデザイン。ソフトなエクリュカラーをベースに、ツイードの贅沢な風合いがありながら、軽やかな印象を与えてくれるのが魅力です。リッチなメタルボタンもポイントになります。ジャケットのインナーにはブルーの発色が美しいジョーゼット素材のボウタイブラウスを。とろみのある生地感と、首もとから流れるタイのニュアンスによって、顔まわりに華やぎが添えられます。ブランドのオリジナルプリント“バイブリーフラワー”をゴブラン織りで表現した贅沢なスカートをボトムに合わせれば更なるクラス感が。ブラウスとジャケットの配色をリンクさせることで、全体にまとまりが生まれます」
ジャケット ¥75,900
ブラウス ¥36,300
スカート ¥49,500
靴:参考商品
バッグ:スタイリスト私物
ドライブやちょっとしたお出かけに活躍するニットアウター
Scene#02 Drive, Caffe time
Megumi’s View
「ドライブや近場のカフェでのひと息だったりと、ちょっとしたお出かけの際に重宝するのが、気兼ねなく手に取りやすい、ノンストレスな羽織もの。このニット・カットアウターはフェルトのような風合いで、温かいのにとっても軽いのが特徴。ゆったりめのシルエットなのでニットの上からも羽織りやすく、抜け感がキープできます。コートの中はネイビーのタートルニットと、グレー系チェックのセンタープレスパンツというシンプルな組み合わせですが、アウターのグリーンが添えられるだけで、グッと洗練された印象に。さらにジオメトリックプリントの大判スカーフを首回りに捻って巻くアレンジは、重心がグッと上がり、華やいだ雰囲気が加わるのでおすすめです。仕上げとなる小物使いは、ツヤ感のあるミニショルダーバッグやレザーベルトなど、素材感でリッチさが保たれるように意識すると、全体が品よくまとまります」
コート ¥75,900
ニット ¥31,900
パンツ ¥49,500
スカーフ ¥23,100
ベルト ¥20,900
バッグ ¥33,000
靴:参考商品
寒暖差のある旅行先で頼れるライトダウンジャケット
Scene#03 Travel
Megumi’s View
「気温の差が大きくなるこの時季。紅葉鑑賞や温泉でのリトリートなど、レジャー先のお供に選びたいのが、ライトダウンのアウターです。合わせるアイテムやカラーを選ばないブラックをベースに、ダウンをキルティングしたデザインによってふっくらとクラス感が保たれ、ブランドロゴの刻印が入ったゴールドのメタルボタンで上品な印象に。ホワイトのウールプルオーバーニットとタータンチェックのタックフレアースカートというトラッドな組み合わせにも品よく合わせられます。旅の足元は、動きやすくボリュームのあるサイドゴアブーツを選びました。とはいえ、全体が重くなるのは禁物。ツヤ感のあるベージュトーンのトートバッグと、イエローのチェックカシミヤストールをチョイスして、ハッピーな気分を取り込みましょう」
コート ¥79,200
ニット ¥39,600
スカート ¥47,300
バッグ ¥45,100
ストール ¥44,000
靴:参考商品
スタイリスト 冨張 愛(とみはり めぐみ)
学生時代より、情報番組のレポーターやアパレルブランドのPR、読者モデルとして数多くのメディアで活躍。卒業後はIT関連会社に勤務したのち、スタイリストへ転身。上品で好感度の高いスタイリングに定評があり、現在はタレントや人気アナウンサーの衣装を多数担当。自身のSNSで発信するコーディネートも大人気で、アパレルブランドとの商品企画も務めるなど幅広く活躍中。 @megumitomihari