【三陽山長総選挙】 令和六年度売上ランキングTOP3 -上級ライン編-
【匠-TAKUMI-】
日本人が履いて心地よく、美しく見える靴
年に一度の恒例企画「三陽山長総選挙」。今年より趣向を変えて、「ビジネスシューズ」「カジュアルシューズ」「上級ライン」「ドレススニーカー」「パターンメイド」の計5つのカテゴリー別売上ランキングTOP3を選出します。
ビジネスシューズ部門はマスターピース「友二郎」、カジュアルシューズ部門はアンライニングローファー「悠弥」が第一位に輝きました。今回は三陽山長が誇る上級ライン、「匠」シリーズと「極」シリーズの全ラインナップよりTOP3を発表させていただきます。
抑制美の内からオーラがにじむ
さらに研ぎ澄ませた作り込み
◼︎第三位◼︎
【極 友二郎/KIWAMI TOMOJIRO】
ストレートチップ
大野 上級ライン部門は私、大野が発表いたします。まずは第三位、早速「極」シリーズがランクインいたしました。ストレートチップ「極 友二郎」です。
樋沢 盤石の強さですね~ストレートチップ!
大野 「極 友二郎」は最高級コレクションに位置づけられておりますので、細部まで非常にこだわって作られています。アッパーにはフランス・デュプイ社の「マロカーフ」を採用し、繋ぎ目部分は「カールエッジ」と呼ばれる意匠で仕立て、コバは日本独自の「ヤハズ仕立て」を採用しています。
樋沢 めちゃめちゃ手が込んでいるんですよね!
大野 素材、仕様、すべてにおいて現在の三陽山長が既製靴として安定供給できる最高レベルの一足です。
品位と格調を高めた 定番ビジネスシューズ
◼︎第二位◼︎
【匠 弦六郎/TAKUMI GENROKURO】
パンチドキャップトゥ
樋沢 続きまして第二位、大野さん、これは大躍進モデルですよ!
大野 第二位はパンチドキャップトゥ「匠 弦六郎」です。
樋沢 確か前回の総選挙ではランキング圏外だったモデルです。支持率急上昇といったところでしょうか。
大野 「匠」シリーズの一足ですので、「シームレスヒール」や「半カラス仕上げ」、ウェストを絞り込んだ「セミヴェベルドウェスト仕様」に製法は一歩目から屈曲性の高い「フレキシブルグッドイヤーウェルト製法」と、こちらも上級シリーズと謳うにふさわしいこだわりが詰め込まれています。
樋沢 デザインも程よくエレガントで、ビジネススタイルを足元から彩ってくれますね!
大野 カラーバリエーションは定番のブラックと、イタリア・イルチア社製「ラディカ」、通称“ミュージアムカーフ”のダークブラウンの2色展開です。2024年、大躍進に一役買ったのがこちらのダークブラウンです。
樋沢 深みのあるブラウンカラーなので、汎用性も高く合わせやすいことが要因なんですかね?
大野 そうですね、ブラックやネイビー、グレーといった定番色のスーツとは間違いなく好相性なので、一足持っていると装いの幅はグッと広げられますよ。
端正な美しさにこだわった
王道普遍のストレートチップ
◼︎第一位◼︎
【匠 友二郎/TAKUMI TOMOJIRO】
ストレートチップ
樋沢 それでは大野さん、上級ライン部門、第一位に輝いたモデルはなんでしょうか!
大野 「匠 友二郎」です。
樋沢 なんと(笑)。
大野 ストレートチップですね。濱田さんも言っていましたが、ビジネスはもちろん冠婚葬祭でも履ける万能靴です・・・そうですね、非常に人気があります。
樋沢 ストレートチップのランクインが続いて、もう話すことがなくなっていませんか(笑)?
濱田 ただ、実際に2足目もストレートチップ、3足目もストレートチップをお選びいただくお客様は多いですよね。これを履いていればどんなシーンでも自信が持てて、お相手の方にも失礼のないスタイリングができる。で、少しだけ主張が欲しいな~と思ってきたらパンチドキャップトゥに行くみたいな、だから「匠 弦六郎」が第二位みたいな。
樋沢 なるほど、ではこのランキングは納得の結果ということですね!
大野 いずれにしても、紳士たるものストレートチップは一足いいものを持っておきたいと思われるお客様が多い印象なので、そのご期待に応え続けることが大切だと思います。
樋沢 さすが大野さん、いい締めの一言ありがとうございます!
上級ライン部門はストレートチップが2モデルランクイン、時代は変われど、いいものの価値は損なわれないことが証明された結果となりました。いついかなる時も真価を発揮し続ける、第一位の「匠 友二郎」に求められるのは、そんな絶対的信頼感なのでしょう。
次回はドレススニーカー部門より、ランキングTOP3を発表させていただきます。
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