スニーカーだけじゃつまらない!
ここぞの時に履きたい高級靴
人間、ないモノねだりが常。スーツや紳士靴が必須ではなくなった今、むしろ高級紳士靴へのこだわりを強める人が増えているよう。そんな中、「三陽山長」のプレステージラインが、好評を得て第2弾を発表しました。
カジュアル化の一途を辿る今こそ、むしろ際立つ高い品質
2001年に産声をあげ、以来国産紳士靴ブランドというプライドを高いモノ作り力で示し続ける三陽山長。今年20周年を迎え、ひとつの節目としてこれまでの歴史と匠の技を結集したプレステージライン、いわゆる謹製シリーズを登場させました。そしてこの秋、待望の第2弾がリリースされたのです。
緻密かつ確かな作り込みを見せつけた第1弾。長年インポートに固執していた高級紳士靴好きのハートさえも鷲掴みにし、カジュアル化が浸透する中にあり、さらに通常ラインよりも高額ながら多くの支持を集めました。そして繋がった第2弾への道。今回登場したのは、ストレートチップ「匠一郎」、スキンステッチUチップ「勘三郎」、ジョッパーブーツ「定九郎」です。
これまで培ってきた、すべての技術を余すことなく投入した。その言葉通り、どれもこれも一家言、いや三家言も四家言もある靴ばかりです。
【謹製 匠一郎/KINSEI SHOICHIRO】
レベルソストレートチップ
■まさに美麗! ドレスシューズの究極形
第1弾でもストレートチップはありましたが、コレ、ただのストレートチップじゃないんです。よく見てください、アッパーにステッチを一切出さないレベルソ仕立てのストレートチップなんです。さらに、謹製シリーズの特徴であるシームレスヒールやセミべヴェルドウエストといった作りと共に、美しさへの矜持を感じさせます。
【謹製 勘三郎/KINSEI KANZABURO】
スキンステッチUチップ
■見る人が見ればわかる、高度な職人技の存在
こちらのUチップでは、厚さ1.数ミリという革の断面を突合させて縫い合わせる、トゥのスキンステッチが見どころに。高い職人の技術なくしてはできない縫製です。アッパーは、匠一郎と同じくフランスの老舗タンナーHAAS社製のボックスカーフを採用。美しさと堅牢さを兼ねるとあり、経年変化も楽しみ。
【謹製 定九郎/KINSEI SADAKURO】
ジョッパーブーツ
■見栄えだけじゃない、履き心地への矜持も
秋冬にうれしいジョッパーブーツにも、同じくフランスの老舗タンナーHAAS社製ボックスカーフを採用。それを美しいフォルムに仕上げる吊り込み技術や、ブーツとしては珍しいシームレスヒール、そしてヒールの積み上げをわずかにテーパードさせたピッチドヒールにも注目です。コレら3モデルには、リブテープを用いないことで屈曲製を高めた、三陽山長独自のフレキシブルグッドイヤーウェルト製法が採用されています。