Collaboration with 『kinari』
ECOALF
- 2022.3.31
ECOALF × パナソニック「kinari(きなり)」
エコアルフは、パナソニックの植物由来のセルロースファイバー成形材料「kinari」を活用して共同開発した釦やストッパーを使用したウェア計6型を、日本企画「ACT」コレクションより発売。
従来の石油由来樹脂(プラスチック)とほぼ同じ性質をもちながら、半分以上が植物繊維で出来ている環境負荷の低い素材「kinari」を製品に採用するのはアパレル業界でも初の試みとなります。
製品の主要素材となる表地には、環境問題の一つとされる廃棄漁網を主に再生したリサイクルナイロンなどを使用しています。
セットアップでの着用など、様々なライフスタイルに提案するラインナップです。
釦とスピンドルストッパーに採用した「kinari」とは・・・
従来の石油由来樹脂とほぼ同じ性質をもちながら、基本的には半分以上が植物繊維で出来ている資源循環型社会の構築を目指したサステナブルな素材。
パナソニックが石油由来の樹脂の使用量を減らすことを目的に2015年から研究開発を推進。
間伐材などから得られた木材繊維(パルプ)を微細化したバイオマス素材であるセルロースファイバーを樹脂(ポリプロピレン)に混ぜ込む複合加工技術により開発され、植物由来のセルロースファイバーの使用比率を55%、70%と、バイオマス度を引き上げながら取り組みが推進されている素材です。
SDGsが浸透してきたことでファッションの市場ではリサイクル素材を使用したサステナブルな製品であることがトレンドのように広がりを見せる中、表示義務のない釦をはじめとする副資材においては、製造から廃棄に至るまでの環境負荷が高いとされるプラスチック材が主に使用されているのが現状です。
こうした中、”地球環境を守るために服をつくる”をコンセプトとした「ECOALF」は、サステナブルファッションの本質を表現・提案するために、パナソニックが開発した植物由来のセルロースファイバー成形材料「kinari」を活用した釦など副資材を共同開発し、表には見えない部分もサステナビリティの追求を目指します。
「今後の取り組み」
ファッション産業は在庫品の廃棄問題に加え、店舗や展示会などを運営する面においても廃棄物が多く出る業界です。エコアルフは、パナソニックとの今回の取り組みを継続的な協業のスタートとして、今後も環境問題の解決に向けて共に取り組み、新たな循環を創出することも模索していきます。
「kinari」を使った釦などの副資材での協業に加えて、エコアルフで販売する新作アイテムの展開や、店舗や展示会などで発生する廃棄物を回収し製品に再利用していくことを検討しています。現状では、店舗で不要となった廃棄予定の木製ハンガーの再利用に着手しています。
4月22日(アースデー)発売予定のカラータンブラー
BECAUSE THERE IS NO PLANET B®
#第2の地球はないのだから
パナソニック・プレスリリース↓https://news.panasonic.com/press/jp/data/2022/03/jn220330-2/jn220330-2.html
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