鴨志田康人流ウェルドレッサー術 鴨志田康人の頭の中を見てみたい~春本番から初夏のカラーコーディネートレッスン~
ポール・スチュアートの日本におけるディレクターに鴨志田康人が就任して以来、ポール・スチュアートのスタッフ内から、「鴨志田さんの頭の中を見てみたい」という声がたくさん聞こえてきます。そんなスタッフとお客さまのために、「STYLE LESSON for MEN」第5回は、鴨志田流カラーコーディネートレッスンを実践。
「日本の大人の男性は、歳を重ねるほど地味な色合わせになりますが、欧米の年配のジェントルマンは、街や海、郊外などシーンに合わせて派手な色を大胆に格好良く着ています。ぜひ表現力のあるカラーリングに挑戦してください」とメッセージします。
Photo. Shimpei Suzuki / Text.
Makoto Kajii
Edit. FUTURE INN
青空の下、初夏の清々しい空気の中、きれいな色を楽しもう
今シーズンのカラーコーディネートのポイントは、ずばり“トーンオントーン”です。これまでなら、赤いパンツにネイビーのポロシャツなどパキッとはっきりした色合わせが主流でしたが、今は、同系色の濃淡を組み合わせるグラデーションの色使いが気分。トーンオントーンならきれいな色のカラーパンツもスマートに穿けます。
ミリタリーカラーのパンツにミントグリーンのポロシャツの組み合わせは、爽やかなグラデーションで、季節感にマッチした気持ちいい色合わせです。プリントシャツは、ダークトーンのアーシーさがミリタリートーンとマッチしてスタイリッシュな印象に。エスニックは上手に取り入れたいトレンドです。
パナマハットが似合いそうなコロニアルな雰囲気のベージュトーンは、まさにポール・スチュアートらしいカラーリング。リネンのポロシャツは爽やかな素材感で、きれいなクリームとラベンダーのボーダー配色がベージュのパンツと抜群の相性。オープンカーをドライブするイメージで開放的に。
オレンジのパンツに、ボルドー、赤、ピンクのポロシャツの組み合わせは一見手強そうに感じますが、右のボルドー+オレンジならそれほどハードルは高くありません。赤、ピンクと難易度は上がっていきますが、フレンチっぽいカラーリングはこれからの季節にピッタリ。カフェのテラス席や街ぶら散歩に、足元は裸足で。個人的には大好きなトーンオントーンです。
次回、STYLE LESSON for MEN Vol.6~鴨志田康人流ウェルドレッサー術~は、
「鴨志田康人スペシャル対談」をお送りします。お楽しみに。
EVENT
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デイリーユースから出張まで、ビジネスのあらゆるシーンでの快適な着用感を実現した“STUART’S
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