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【革靴の勧め】
春を迎える準備は足元から
休日を彩るドレスシューズ

3月を迎えると、あちこちで花便りが聞かれ、木々の緑も色濃くなっていきます。おだやかな日の光に思わずウトウトしてしまう、気持ちのいい春の到来です。

新たな季節を迎えるにあたり、洋服と一緒に靴も衣替えをしましょう。「お洒落は足元から」という有名な格言があるように、装いのベースは「足元=靴」が決め手になってきます。服装や髪型が完璧でも、足元がおろそかになるだけで印象が大きく変わってしまうのは非常に勿体ないです。

今回ご提案差し上げるモデルは、ビジネスシーンはもちろん、休日にも最適なドレスシューズ。いつものスニーカーから革靴に替える、それだけで装いは格上げ出来るというもの。選ぶポイントは「汎用性の高さ」。幅広いシーンやファッションに寄り添う一足があれば、休日の過ごし方も一層充実することでしょう。

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【弥伍郎/YAGORO】
コインローファー

三陽山長のラインナップには欠かせないローファーの代表モデル「弥伍郎」は、2023年に生誕十周年を迎えたのを機に、木型新たに生まれ変わりました。これまで採用してきたローファーラストR2013から、新たなローファーラスト「R2021S」で仕立てられた新生「弥伍郎」は、洗練された佇まいの中に優しさも覗かせます。

ブラックカラーの甲革には、フランスの老舗タンナー「デュプイ社」が手掛ける世界最高峰のカーフスキン、「シャトーブリアン」を採用。独自のクロム鞣しの後、セミアニリン仕上げされたボックスカーフで、独特のしなやかなコシと繊細なキメの細かさ、発色の良さなどから「世界中の高級メゾン」から支持を得ている素材です。ブラウンカラーの甲革には、イタリアのタンナー「ゾンタ社」が手掛ける「ネバダカーフ」を採用。クリームによる経年変化を楽しめるよう仕立てられた革で、艶加工が施されておらず、クリームの色が入りやすいのが特徴です。履き初めはマットな質感ですが、手入れを続けることで艶感が増し、唯一無二の一足に仕上がります。いずれも底材はグリップ性、耐摩耗性に優れる、新開発の国産オリジナルラバーソールを採用しています。

従来のドレス顔の「弥伍郎」に対し、こちらの新生「弥伍郎」は程よく厚みのあるフォルムと主張しすぎないステッチが相まって、休日にも最適な佇まい。仕事も休日も履くのが楽しくなる、そんな一足です。

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【弥三郎/YASABURO】
アンライニングローファー

外観は正統かつ王道のコインローファーですが、一度足を入れてみるとその新鮮で柔らかな履き心地にきっと驚くはず。英国を代表する老舗タンナー「チャールズ・F・ステッド社」が手掛ける最高品質の銀付きスエード「ヤヌスカーフ」と、アンライニング仕立てがもたらす至極柔和な履き味は、きっと従来の革靴に対する概念を大きく変えてくれるでしょう。

もはやビジネスにおいても定番化した「ローファー」ですが、歴史を辿ると1920年代に英国王室や貴族階級のルームシューズが、その利便性とデザイン性の高さから外履き用途で人気となり、流行したというルーツを持つと言われています。つまり、その出自はオフの日の靴ということ。

三陽山長の「ローファー」の見どころは、見栄えと履き心地の両立です。ドレスにもカジュアルにも合わせやすく、柔らかな足入れながら最適なフィット感も担保する。是非一度、その履き味と装いへの懐深さを愉しんでみてください。

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【悠弥/YUYA】
アンライニングローファー

履き初めから驚くほどの柔らかさを実現したアンライニングローファー「悠弥」は、グッドイヤーウェルト製法のモデルが多い三陽山長のラインナップの中では珍しい「セメント製法」を採用した一足。

一日中歩いても疲れ知らずな軽快感と、柔らかなフィット感。それは、相応の素材と適した製法が相まって実現できるものです。洗練美と機能美の両立。精悍な見た目とは裏腹な、爽快な履き心地をとくとご堪能ください。

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【鹿三郎/ROKUSABURO】
タッセルローファー

コインローファーとタッセルローファー。このふたつは単なるデザインバリエーションではなく、歴史的背景に裏付けられた位置づけの違いがあることをご存じでしょうか? 前者がアイビーリーガー、つまり学生たちの定番靴だったのに対し、後者はハリウッド俳優のリクエストによって生まれ、アメリカの弁護士やビジネスマンたちの間に広まっていったといわれています。

つまりタッセルローファーは、“大人の品格を表すためのローファー”なのです。そんな歴史的背景に照らしても、休日を彩るに相応しいドレスシューズと言えるでしょう。

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【極 弥七郎/KIWAMI YAHICHIRO】 スキンステッチローファー
【極 勘三郎/KIWAMI KANZABURO】
スキンステッチUチップ

20年以上にわたってニッポン靴の頂を追求してきた三陽山長の品質、ここに極まれり。そんな矜持を込めた最高級コレクション「極」シリーズには、手縫い技の最高峰である"スキンステッチ"を施したモデルがあります。

「Uチップ」は1930年代頃に登場したと言われており、国によって独自の発展を遂げてきました。ストレートチップほど堅い印象を与えず、フルブローグよりも落ち着きのある絶妙なバランスが魅力で、国ごとに出自は異なるものの、スポーティな印象をまとっているのは明らかです。もはやビジネスにおいても定番化した「ローファー」も、その歴史を辿ると1920年代に英国王室や貴族階級のルームシューズが、その利便性とデザイン性の高さから外履き用途で人気となり流行したというルーツを持つと言われています。つまり、その出自はオフの日の靴ということ。

最高の一足で、至極の休暇を楽しむ。そんな一日があってもいいのではないのでしょうか。ドレスシューズと聞くと背筋が伸びる気がしますが、出自がオフの日の靴であると知れば、さらに愛着を持って休日にも愛用したくなることでしょう。

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【勘三郎/KANZABURO】
スキンステッチUチップ

世界的に見ても希少な職人技によって作られた一足。工芸品のようなたたずまいを宿す一方、程よくカジュアルなデザインのため合わせる洋服を選ばない使いやすさも備えています。

スーツやジャケットに合わせてビジネスシーンに活用するのはもちろん、ジーンズに合わせて休日スタイルに取り入れてもよし。汎用性高く、いつ如何なる時でも足元から装いを昇華する。時代が移り変わっても、流行が変化しても、マスターピース「勘三郎」の佇まいは変わりません。重厚な品格と軽快感を兼備した立ち姿を演出する、三陽山長が自信をもってご提案差し上げる代表銘靴です。

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【兼三郎/KENZABURO】
Uチップ

ビジネスシーンにも休日カジュアルにも、足元から装いを格上げしてくれるドレスシューズ。現在の三陽山長には、そんな汎用性の高いデザインが数多くラインナップしております。

万能靴と名高い「Uチップ」は、その名が表すとおりU字型のチップをアッパーの切り替えに用いたデザインで、ローファーと並びスーツにもデニムにも似合う紳士靴の代表格です。三陽山長が手掛けるUチップは「勘三郎」や「勘四郎」がお馴染みのモデルとして多くの皆さまにご愛用いただいておりますが、ここ数シーズンでさらに人気を博しているモデルがございます。

その名に"兼"の字を宿す、オンオフ兼用靴として様々なシーンでご愛用いただけるようにという想いが込められた「兼」シリーズの一足。カジュアルラストR2021を採用する「兼三郎」は、カジュアルとはいえ緻密なハンドモカステッチやリッジウェイソール、光沢の美しいインポートレザーが紳士の品格を整えてくれます。

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【兼三郎/KENZABURO】
Uチップ

「良い靴は履き主を良い場所へ連れていってくれる」という有名な格言があります。良い靴の定義は人それぞれかと思いますが、間違いなく共通して言えることは"その靴を履いて外に出掛けたくなる"ほど愛用している、ということ。抜群の汎用性を誇る「兼三郎」も、きっとあなたにとって「良い靴」になり得るに違いありません。

Uチップは1930年代頃に登場したと言われており、イギリスではカントリーシューズとして、フランスでは狩猟用として、アメリカではゴルフ用として使われるなど、国によって独自の発展を遂げてきました。ストレートチップほど堅い印象を与えず、フルブローグよりも落ち着きのある絶妙なバランスが魅力で、国ごとに出自は異なるものの、スポーティな印象をまとっているのは明らかです。そのため、カジュアルコーデと好相性で、トラッド由来の大人な雰囲気が加味されて着こなしを格上げできます。また、いつものドレススタイルに足元からアクセントを付与することで、さらりとハズした装いが完成します。一足持っていれば幅広いシーンで活躍してくれるデザインです。

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【源四郎/GENSHIRO】
ダブルモンクストラップ

三陽山長の二枚看板、ストレートチップ「友二郎」とスキンステッチUチップ「勘三郎」と共に、ブランド創業当初より長らくご愛顧いただくダブルモンクストラップ「源四郎」。二つのバックルと二本のベルトにより、クラシックな佇まいながらも華やかな足元を演出します。着脱のしやすさも脱ぎ履きの多い日本に適したデザインです。

ビジネスシーンから休日カジュアルまで、足元にアクセントを添えるのに最適な一足と言えます。