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【三陽山長総選挙】
令和四年度売上ランキング

今回で3回目を迎える「三陽山長総選挙」。昨年の人気(=年間売上金額)をランキング形式で振り返ります。皆さまが本年度に三陽山長をお選びいただく際のご参考にしていただけますと幸いです。令和四年年間チャンピオン、最高の栄誉はどのモデルが手にするのでしょうか!?


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■第九位■
【弦六郎/GENROKURO】
パンチドキャップトゥ

三陽山長にとっての2022年は、引き続き我慢を強いられる一年間でした。世界情勢のめまぐるしい変化の波にのまれ、2022年4月に価格改定を余儀なくされ、安定的に良質な革靴を供給することも難しく、これまでの当たり前が通用しないことを痛感させられました。それでも皆さまが支え続けてくれたからこそ、着実に、確実に、一歩ずつ前進してきたのは言うまでもありません。そんな耐え忍んだ一年、最初にランクインしたのは程よく上品に、程よく主張する、主役も助演者もこなす名演技が高評価を得た「弦六郎」です!

▼「弦六郎」コメント▼
「総選挙第九位に選んでいただいた弦六郎です。総選挙で三度継続してランクインさせていただけたこと、大変嬉しく思います。皆さまと同じく、私にとっても昨年は例によって我慢を強いられ、平凡な当たり前を大切にできるありがたみを大いに痛感した一年でした。ライフスタイルの変化、趣味嗜好の変化、様々な変化に飲み込まれ、三陽山長一期生としてデビューしてから最も苦悩しましたが、それでも変わらぬ愛情を注いでくださるオーナー様に助けられ、今ここにいます。私を日々ご愛用してくださるオーナー様、そして、これからご愛顧くださる新たなオーナー様のためにも、令和五年は心機一転し、少しずつ主張してみようと思います!総選挙第九位、正直に申し上げると悔しいです・・・皆さん、これからの私を見ていて下さい!」

これまでの謙虚な「弦六郎」からは一変、初めて感情を表に出したのではないでしょうか。それもそのはず、前々回は第二位、前回は第五位、そして今回は第九位と、総選挙で三度表彰されてはいるのものの、本人としてはこの順位に全く納得していないでしょう。内なる静かな闘志を燃やし続けてきた21年間、22年目はその焔をさらに熱く、熱く燃やし、今一度ランキング上位に返り咲いてくれることを期待しましょう!

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■第八位■
【弥伍郎/YAGORO】
コインローファー

いわゆるオンオフ兼用靴として昨今のビジネススタイルにも調和し、休日スタイルを格上げしてくれるローファー&スリッポン。とりわけ春夏シーズンにおいての支持率は絶大で、三陽山長だけでなく多くの革靴ブランドでも名作から新作まで幅広く人気を博していました。つまりはローファー&スリッポン内でし烈な上位争いが繰り広げられていたということです!そんな中、見事に第八位に輝いたのは自称“三陽山長のゆとり世代代表”、そして、ブランドアシスタントマネージャー濱田の愛靴「弥伍郎」です!

▼「弥伍郎」コメント▼
「2013年のデビュー以来、『ローファー』=『怠け者』と言われ続けてきましたが、やる時はやるんだと証明できるよう若輩者ながら頑張ってきました。鹿三郎先輩や弥三郎先輩をはじめ、昨年復活を果たした修八郎さんや新メンバー燕也くん、沢山のメンバー達と切磋琢磨できたからこそ、今回第八位に選んでいただけと感じています。これで私も三回総選挙でランクインさせていただくことになったので、少しずつ大人の階段を昇れているのでしょうか・・・? いや! 現状で満足せず、より高みを目指して精進します! 三陽山長の"ゆとり世代代表"はこれくらいじゃ満足しません! と言いますか、初回の総選挙の順位に戻ってしまったので、まずは今年、TOP5入りを目指して頑張ろうと思います! 皆さん、引き続き応援宜しくお願いします!」

前々回は第八位、前回は第六位と、着実にランクアップしていた「弥伍郎」でしたがその勢いもあと一歩届かず、惜しくも自身初のTOP5入りはなりませんでした。しかしながら、正々堂々と勝負し続けてきたした姿勢からは"怠け者"というイメージを微塵も感じさせず、凛とした立ち姿をオンオフ共に提供し続けてきた確かな実績と実力により、先輩モデルや新作モデルを抑えて見事第八位に輝いたことは言うまでもありません! 三陽山長のローファー陣を牽引する存在に成長しつつある「弥伍郎」の活躍に、今年も目が離せませんよ!

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■第七位■
【勘三郎/KANZABURO】
スキンステッチUチップ

“定番”と言われる所以、それは、多くの皆様に長く愛され、いつの時代も変わらぬ輝きを放ち続けているからに他なりません。第七位には三陽山長のマスターピースがランクイン! 三陽山長の前身である"山長印靴本舗"の時代からブランドを支え続ける始まりの一足「勘三郎」がここで登場です! ブランドの顔として長らく最前線に立ち続けるその姿からは、三陽山長の神髄である“技・粋・匠”の全てを感じます。男は背中で語る、威風堂々とした佇まいに惚れ惚れとされるオーナー様も多いのではないでしょうか!

▼「勘三郎」コメント▼
「いつも三陽山長をご愛顧下さる皆様、この場をお借りして深く御礼申し上げます。総選挙第七位に選んでいただきました勘三郎です。昨年は私にとっても大変我慢を強いられる年でした。私には、日本、いや、世界を代表する熟練職人の技"スキンステッチ"が施されています。多くのオーナー様にご支持いただく匠の技であるが故に、他のメンバーと比べて私は絶対的な生産数が少なく、ご所望いただく皆さまにお待ちいただく事がございました。この場をお借りして、深くお詫び申し上げます。ただ一つ申し上げたいのは、これは本当に良いモノを末永くご愛用いただきたいという我々の姿勢の表れでもあるのです。大量生産・大量消費の時流に負けぬよう、そして、浅草の熟練職人が持つ素晴らしい技を絶やさぬよう、本年も勘三郎を、そして三陽山長を宜しくお願い申し上げます」

前回の総選挙では第八位だったマスターピース「勘三郎」ですが、そもそも作れる数に上限があり、さらに昨年は世界情勢の混乱により革自体が供給されにくく、本当に逆境の一年だったことは言うまでもありません。そして今もなお、その荒波に抗うかのように戦い続けている「勘三郎」の姿からは日本の美学を感じます! 三陽山長が誇る“技の結晶”として、今年も引き続きブランドを牽引していただきたいと思います!

4-1.謹製弥七郎BK_1080×1350.jpg__PID:a16856fe-bf74-4e5c-ad65-a2a4bb53551a
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■第六位■
【謹製 弥七郎/KINSEI YAHICHIRO】
スキンステッチローファー

時は令和三年、それは、三陽山長創業20周年を迎えた区切りの年。その節目にひとつの集大成として誕生したのが“プレステージライン”です。その身に“日本謹製 特別誂靴”と刻印され、ブランドの歴史と誇り、そして匠の技と粋を結集した最高級シリーズ。多くの期待を背負い、そしてその期待に見事応えた同シリーズより、至極のオンオフ兼用靴「謹製 弥七郎」が見事第六位に選ばれました!

▼「謹製 弥七郎」コメント▼
「皆様、お初にお目にかかります。この度、総選挙第六位に選んでいただいた謹製 弥七郎と申します。宜しくお願いいたします。まずはこの場をお借りして、私をお選びいただいたオーナー様方に深く感謝申し上げます。デビュー1年目ではありましたが、マスターピースモデルである勘三郎氏のスキンステッチを継承し、プレステージライン初のローファーとして、ブランド関係者の期待と情熱を一身に受けて表舞台に立たせていただきました。"謹製"の名に恥じぬよう邁進してきた結果、第六位に選んでいただけたことは大変光栄に思います。我々謹製シリーズも総勢10名となりましたが、大変ありがたいことに全メンバーがデビューシーズン限りでほぼ完売と、これ以上ない御評価を頂戴し、恐悦至極に存じます。第六位、お選びいただき誠にありがとうございます」

前回の総選挙で第九位に選ばれた「謹製 友二郎」に続き、「謹製 弥七郎」も見事ランクイン! プレステージラインは全モデルが数量限定発売のため、完売に限りなく近づかないと年間ランキングに入るのは非常に難しいのですが、その中で堂々第六位の快挙、素晴らしいの一言に尽きます! こちらも登場間もなくして完売してしまったが故に、実際にお手に取れなかったお客様も多くいらっしゃると思いますが、先程ステージ裏で「今度は"謹製 友二郎"氏と二人で・・・期待していて下さい」とコメントをいただきました。これは・・・これは!? 近々何かあるに違いありません! 今後の二人の動向から目が離せませんよ!

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■第五位■
【源四郎/GENSHIRO】
ダブルモンクストラップ

三陽山長の始まりの一足を担うモンクストラップシューズの真打、ビジネスシーンも休日も足元に華やぎを与えてくれる「源四郎」がここでランクイン! 創業当初より一度もレギュラー落ちすることなく、その身の全てをブランドに捧げてきた功労者がTOP5一番乗りです! 時代の変化に的確にフィットする汎用性の高さから“万能な一足”と高い評価を獲得する「源四郎」が盤石の強さを見せました!

▼「源四郎」コメント▼
「第三回総選挙、この度第五位に選んでいただきました源四郎です。まずは、私を選んでくださった皆さま、そして、浅草の靴職人の皆さまに深く御礼申し上げます。この順位には感謝しかありません。ありがとうございます。前回の総選挙でR309を率いる友之介主将と切磋琢磨した事が、まだ昨日のことのように思い出せます。時が経つのは早いものですね・・・なんてしみじみしている暇はありませんね! もうすでに新たな年は始まっています。ここで立ち止まっていてはいつも私をご愛顧くださるオーナー様に合わせる顔がありません。また原点に立ち返り、改めて国産紳士靴の素晴らしさを伝えていければと思います。第五位、ありがとうございます!」

前々回は第三位、前回は第二位と、今回の総選挙に向けて並々ならぬ覚悟で一年間を挑んでいたが故に、どこか悔しさも滲ませるコメントでした・・・“万能な一足”と呼ばれるだけあって天才肌のように見えますが、生まれを辿ればその歴史は15世紀にまで遡り、現在に至るまで支持され続けているのは確かな魅力があってこそ。正統派ドレス靴の重厚感と華やかさを兼ね備えたそのデザインは、スタイリングを足元から洒落感たっぷりに格上げしてくれることは言うまでもありません。「源四郎」の逆襲に期待してしまうのは私だけでしょうか!?

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■第四位■
【友之介/TOMONOSUKE】
ストレートチップ

ここでも波乱が起こりました! 前回第三位の「チーム"介"(スクエアトゥ)」主将を務める「友之介」が第四位にランクイン。やはり今回の総選挙は一筋縄ではいきませんね。とはいえ、この順位も素晴らしいです! ここまで「チーム"郎"(ラウンドトゥ)」にランキングを独占されておりましたが、ここで待ったをかけられるのは確固たる自信と支持率の高さが成せる技であることは言わずもがな。三陽山長のいラインナップの中でも類まれな美シルエットを持つ「友之介」が第四位です!

▼「友之介」コメント▼
「今か今かと心待ちにしていた一方で、まだ、まだ呼ばないで欲しいという矛盾も抱えながら、自分の名前が呼ばれる時を待っていました。総選挙第四位、二年続けての表彰台にはあと一歩届きませんでしたが、それでもこの評価は身に余る光栄です。本当にありがとうございます。昨年は新定番の木型R3010で構成された『チーム"也"(ショートノーズスクエアトゥ)』からも多くのメンバーがデビューしましたので、打倒ラウンドトゥを掲げて精進してきました。しかし、あと一歩、あと少し、力及ばずと言った気持ちです。しかし! ここでめそめそしている暇などありません! 源四郎さんも仰っていましたが、すでに新たな年を迎えていますので、また初心に戻り日々メンバーと切磋琢磨していきたいと思います。皆さま、本年も宜しくお願いいたします!」

前々回は第四位、前回は第三位、そして今回は第四位と、3年連続で上位にランクインできるのは常に上を目指し続ける「友之介」のストイックな姿勢の賜物でしょう。チーム"介"とチーム"也"、スクエアトゥメンバーをまとめあげる総監督として、昨年も身を粉にして奮闘してくれていた姿を、すべてのメンバーが知っています。シャープで流麗な造形美をその身にまとう三陽山長の切り込み隊長、今年の活躍も期待せずにはいられませんね!

ここからは表彰台に上り詰めたTOP3を発表させていただきます。前回とはメンバーがガラリと変わった表彰台、まず最初に上り詰めたのはこのモデル!

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■第三位■
【柔二/JUJI】
ストレートチップ

前作からおよそ2年振りの新作リリースとなったドレススニーカー、通称“ドレスニ”。三陽山長のマスターラストR2010をベースに製作した「R2021CF」ラストを採用し、よりフィット感を高めて昨年春再登場しました。さらに前作より軽量化にも成功し、より歩きやすく履き心地も良好に。見た目も本格紳士靴に近いクオリティを追求し、一切の妥協無く作り上げました。新生ドレスニ「チーム"柔"」より早速「柔二」がランクイン! やはり、三陽山長と言えば、この顔なのでしょう!

▼「柔二」コメント▼
「皆さまはじめまして、昨年春に『チーム"柔"』としてデビューしました柔二と申します。宜しくお願いいたします。そして、この度総選挙第三位にお選びいただき誠にありがとうございます! 新参者の私なんかがこんな栄誉ある表彰台に立たせていただいて大変恐縮です。私の顔をみてお気付きかと思いますが、ブランドのマスターピース友二郎氏の系譜を受け継がせていただいています。質実剛健、由緒ある出自として、その名に恥じない働きが少しでも出来たらと思い、昨年は走り続けてきました。グッドイヤーウェルト製法のメンバーとは作りも性格も違う私ですが、その佇まいと流麗さは彼ら譲りの本格派です。それでいて柔らかな歩き心地とフィット感、超軽量のコンフォート仕立てを融合していただきました。私を生み出してくれた関係者の皆さま、そして、早速ご愛用いただいているオーナー様のためにも、今年はさらなる飛躍をここで誓います! 総選挙第三位、本当にりがとうございます!」

三陽山長の顔役である「源四郎」と「友之介」を破り、破竹の勢いで一気に第三位に上り詰めたのは「チーム"柔"」、新メンバー「柔二」でした! 実際に手に取ると実感しますが、本当に軽い、驚くほど軽いのです。ですが、ご覧の通りルックスは至極正統派なドレスシューズそのもの。見た目とは裏腹に、とは「柔二」のためにある言葉ですね。これからの活躍を期待しています!

浅草から世界へ。見据える先は海外の名だたる有名ブランド。確実に、着実に、その地位を確立してきた三陽山長の上級ライン「匠」シリーズ。2019年に産声を上げてから3年の月日が経ちましたが、ここに来て国内での支持率が急上昇! 本当に価値あるものを、真に上質なものを、お客様の心理が変化し、良くも悪くも淘汰されていくこの時代で堂々第二位の座に輝いたのはこのモデル!

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■第二位■
【匠 友二郎/TAKUMI TOMOJIRO】
ストレートチップ

やはりと言うべきか、当然というべきか、はたまた必然と言うべきか。ブランドの要「友二郎」をさらに一格上に昇華させた「匠 友二郎」が、前回よりも順位を二つ上げ、初の表彰台に輝きました! ニッポン靴の実力を世界に示すべく誕生したモデルが、ようやくその価値を国内で知らしめた結果と言えるでしょう。

▼「匠 友二郎」コメント▼
「この度第二位に選んでいただきました、マスターピース友二郎氏の上位互換モデル、匠 友二郎と申します。昨年に引き続き表彰していただいただけでなく、さらなる高みへと昇華させていただけたこと、この場をお借りして深く御礼申し上げます。我々『チーム"匠"』は通常ラインとは違い、シームレスヒールや半カラス仕立て、より精緻なステッチなど、熟練靴職人の方々の手仕事によって優雅な外見に誂えていただいていますが、昨年も申し上げた通り、やはり男は中身で勝負です。“フレキシブルグッドイヤーウェルト製法”を世界に示すべく、今年はこれまで以上に誠心誠意、精進させていただきます。第二位という評価を頂戴でき、さらに身が引き締まりました。本年もどうぞ宜しくお願いいたします」

国産紳士靴の矜持を胸に、世界の舞台へと挑戦し続ける「匠 友二郎」が前回の総選挙から二つ順位を上げ、初の表彰台に輝きました! おめでとうございます! 滑らかな曲線美、柔らかな履き心地、美しい立ち姿、全てにおいて最高水準の要素を持つ「匠」の「技」と「粋」が詰め込まれた至高の一足が、ニッポン靴の常識を変えました! もっと美しく、もっと心地よく、もっと贅沢に。そんな想いを職人と共有し続けてきた証が、ようやくここにきて大輪の花を咲かせたのでしょう!

圧倒的、いや、絶対的。定番にして王道、入門編にして最高峰。三陽山長すべてのコレクションの生みの親。ブランドの要として今回も王者に輝きました! マスターピース「友二郎」の登場です!

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■第一位■
【友二郎/TOMOJIRO】
ストレートチップ

日本には、世界のどこにも負けない靴作りの技がある。そんな確信とともに、2001年に三陽山長は生まれました。その創業当初からブランドの顔として人気を博し、以来20年以上に渡り常にトップセラーの座に君臨している絶対王者「友二郎」。質実剛健な造形美、国産紳士靴作りのメッカ"浅草"の技と矜持が詰め込まれた品格ある佇まい、そして、その凛とした立ち姿。もはや第一位を必然的に義務付けられながら、当たり前のようにその期待に応え続ける姿勢に脱帽です!

▼「友二郎」コメント▼
「昨年も引き続き数多のオーナー様よりご支持いただき、第一位という最高の栄誉と評価をいただけたこと、深く、深く、感謝申し上げます。ブランドの顔として、要として、代表として、20年以上に渡り沢山の期待を頂戴しておりますが、年を重ねる度にその期待値が膨らんでいる気がしています。海外に目を向けると、世界が認める唯一無二の傑作がありますが、日本にも同クオリティの一足がある。これまでの常識を変えられるよう、靴は舶来物ではないと言えるよう、本年も全力で我々をご愛用いただいておりますオーナー様の足元を守り続けたいと思います。引き続き、三陽山長を宜しくお願いいたします」

2020年より始まった総選挙ですが、「友二郎」は見事三連覇を達成しました。なぜでしょう、「友二郎」の側にいるとなぜか安心するのです。きっとそれは、三陽山長がこの「友二郎」の誕生によりブランドとして生命を宿したからに他なりません。シンプルが故に、そのクオリティの高さが際立つ、基本中の基本だからこそ極めていきたい、大切なものはなにかを「友二郎」は熟知しているのでしょう。

「令和四年度 三陽山長総選挙」の本選はこれにて終了いたしますが、次回は番外編「お客様誂え靴部門」より上位モデルTOP3をご紹介いたします。昨年も本当に多くのオーナー様が特別な誂靴を仕立ててくださいました。世界で一足、自分のためだけに作られる至高の一足、そんな素晴らしい一足のベースモデルに数多く選ばれたのは誰なのでしょう! 発表を楽しみにお待ちくださいませ。