【山猫プロジェクト】履かなくなった「三陽山長」の革靴を2/1(木)~2/29(木)の期間回収
三陽山長
- 2024.01.25
三陽商会が企画・販売する紳士靴ブランド「三陽山長」は、障がいのある若者を靴磨き・靴修理職人として育成する株式会社革靴をはいた猫(以下、「革靴をはいた猫」)と2022年に提携。靴のライフサイクルを拡げながら、障がいある若者が一流の職人としての経験を積む機会を増やすという2つの課題解決を目指す「三陽山長をはいた猫」プロジェクト(通称「山猫プロジェクト」)を運営しています。 この度「三陽山長」は2月1日(木)~2月29日(木)の1ケ月間、「三陽山長」の直営5店舗において、お客さまへ履かなくなった「三陽山長」の革靴の寄付を募集いたします。寄付により集まった革靴は、「革靴をはいた猫」の靴磨き・靴修理職人がメンテナンスを施し、「三陽山長」認定中古靴として販売する予定です。革靴の寄付の募集は今回で2回目になります。
認定中古靴の販売については、同プロジェクトのパートナー企業であるFree Standard株式会社と提携し、同社の流通ソリューション「リテーラー」の『リユース機能』によって、販売サイトの構築・運営をはじめ、店舗での寄付内容、「革靴をはいた猫」での修理内容、発送等のロジスティクスまでを含めて管理され運営していきます。
今後も本プロジェクトの継続・発展を図り、履かなくなった靴を新たなお客さまに受け継いでいく仕組みを推進してまいります。
■背景と経緯
「三陽山長」は日本の高い技術力を活かし、長く受け継がれる革靴をつくり販売しています。多くのお客さまに手入れをしながら長年ご愛用いただく中、年齢や生活スタイルの変化によって”履く機会がなくなった”というお客さまや、愛着ある履かなくなった革靴を処分せずに保管している、というお客さまもいるという現状もありました。
また、障がいある若者たちを靴磨き・靴修理職人に育成している「革靴をはいた猫」においては、職人になるための修練には様々な形状・素材・色・状態の革靴を数多く手入れする経験が欠かせないものの、より高い技術が求められる高級な革靴を磨く機会は限られてしまうという課題がありました。
そこで両社は2022年に「三陽山長をはいた猫」プロジェクトを立ち上げ運営しています。2022年12月に「三陽山長」の革靴の寄付を募集した結果、約1ケ月半で18足の革靴を寄付いただき、12足を「三陽山長」認定中古靴として販売するに至りました。購入いただいたお客さまからは、”上質な靴を買いやすい価格で購入することができる"と喜びの声もいただいています。
「三陽山長をはいた猫」プロジェクト
~ 履かなくなった「三陽山長」の革靴を募集 ~
▽募集期間▽
2024年2月1日(木)~2月29日(木)
▽実施概要/
目的▽
お客さまへ履かなくなった「三陽山長」の革靴の寄付を募り、集まった革靴を(株)革靴を
はいた猫へ靴磨き・靴修理の修練用として提供します。
修理・メンテナンス後の靴は、状態が良好なものだけを認定中古靴(※1)として「三陽山長公式リユースストア」(https://yamaneko-sanyoyamacho.com/ )にて販売。
新たなお客さまに受け継がれていく仕組みの推進を図ります。革靴を長く履き続けられるようにするとともに、「革靴をはいた猫」の靴磨き・靴修理職人が経験を積む機会になることも目的としています。認定中古靴の売上の多くを障がいある若者の靴磨き・靴修理職人育成に運用します。
▽実施店舗▽
「三陽山長」 直営5店舗
【東京】日本橋髙島屋S.C.店、東京ミッドタウン八重洲店、
東京ミッドタウン日比谷店、玉川髙島屋S・C店
【名古屋】ミッドランドスクエア店
▽対象製品▽
「三陽山長」グッドイヤーウェルト製法(※2)の革靴(サンダル、スニーカー除く)
▽寄付特典▽
「三陽山長」直営店での商品購入に使用可能な1万円クーポン券を贈呈
▽回収目標▽
100足
※1)認定中古靴
・本プロジェクトで寄付いただく「三陽山長」のグッドイヤーウェルト製法の革靴が対象
・手入れをすれば3年以上は履き続けられると判断したもの
・状態に応じて、磨きだけでなくソールの張り替え等の修理も施します
・靴紐、インソールは新しいものに交換
・インソールには本プロジェクト限定のオリジナルロゴの刻印を施します
※2)グッドイヤーウェルト製法:靴の中底にアッパーを吊り込み、ウェルトと呼ばれる棒状の革を巻きつけながら縫い付け、最後にウェルトとアウトソールを縫い付ける製法。
▼株式会社革靴をはいた猫▼